夏の短いドイツで、日差しが少し強くなってくるとドイツ人家族が大挙して押し寄せるのが、ドイツ北部の海岸線 バルト海です。
日本と比べて真夏でもそんなに暑くはならないので、海に入ってガンガンに泳ぐスタイルではなく ビーチで日光浴、ボートでぷかぷかとのんびり過ごしている人が多い印象です。
小さな子を泳がせられるような遠浅の海岸は少なく、水質も素晴らしくキレイ!という訳ではないのですが、子どもは砂遊びをしたり、打ち寄せる波に少し足をつけてみたり。子どもって、泳ぐより砂遊びの方が実は好き。に一票!
って、まだ自力では泳げないですよね大抵は。
キレイな砂浜のまわりには自然公園が整備されているところも多く、海水浴だけでなく、サイクリングやカイトサーフィンなど自然の中で思い思いに好きな事をして過ごすのがドイツ流です。
私の見た限りではほとんど日焼けですね。
日照時間の少ないドイツでは、人々がここぞとばかりに日光浴に精を出しています。
海岸に来る理由はズバリ日焼け!
ハットにサングラス、長袖のラッシュガード着用だった私はかなり浮いてたと思う。
そのバルト海で素敵なホテルに出会ったので紹介します。
Hotel Haferland ホテル ハーファーランド
屋根が茅葺でこの地方独自の建物にホテルとレストランが併設されています。
室内の写真を撮り忘れていますが、家具調度品もかわいくておしゃれで、清潔です。
ファミリー向けの大きな部屋もあり、この屋根の下部分の部屋が特にお勧めです。
天井が斜めになっているのってグッときません??
このレストランがまたレベルが高い!
格式高そうに見えて、ちょっと子連れで入るのに躊躇しましたが、テラス席もあってそこなら開放感があるので子連れでも気を使い過ぎることなく食事を楽しむことが出来ました。
夫の希望でベジタリアンのフルコースをいただきましたが、美味しかったです。
普通の肉料理ももちろんやっています。
このレストランは宿泊者でなくても利用できますが、人気なので予約はした方がいいと思います。
ここは半島の内側で前の海は内海になっています。
この半島全体がリゾートになっていて、ナショナルパークになっているエリアもあります。
自転車レンタルもありますが、広い範囲でいろんなアクティビティができたり見どころが多いので車でアクセスした方がいい。
しかし駐車場がいっぱいで停められないといった問題があるので、その日の行き先によって自転車と車と使い分けるのがいいと思います。
どっちやねん。
子乗せ自転車もレンタルありましたよー。
この地域は旧東ドイツだったところで、大規模に開発されないままだったのでこれだけ自然が残っているのだそうです。
しかし旧東ドイツではゴミの規制がなく、工業などで出たゴミもみんなまとめて海にガンガン投棄していたので、水質が良くないのは現在も海底に大量のゴミがあるからだそうで。
あちゃー。
海水浴には問題ない水質だそうですよ。
みんなここで獲れた魚介類食べてますしね。
ベルリンやハンブルクからは気軽に行ける距離です。
この夏は家族で優雅にバルト海はどうでしょうか?
バルト海沿岸の街ダーメのユースホステル↓
上のダーメより少し北にあるキャンプ場はこちら↓