はい、リューデスハイムです。
ライン川に面してかわいらしい街並みとワイン畑が広がり、ラインクルーズの船が多く発着するので、街の規模に対してたくさんの観光客が訪れるようです。
フランクフルトからも近いので、ここをラインクルーズの起点にする人は多いと思います。
この後、対岸のビンゲンに船で渡る予定だったので、船の時刻表確認とチケットを買うために船会社のオフィスを目指します。
観光案内所のすぐ隣にチケットオフィスがあり無事にそこでチケット購入できました。
船は日中一時間毎に出ているようです。
対岸に渡るだけの短距離チケットなので、船に乗る直前に乗り場で購入も出来ますが、なるべく余裕を持って動きたかったので先に購入しました。
船の乗り場がずらっと並んでいるので、いきなり船乗り場に行ってもどこにいったらいいのか分かりません。チケットを買う時に乗り場を確認しておいて良かった。
さて、船のチケットも買ったし、後は船の時間までリューデスハイムの観光です。
まずは街から展望台のある高台へ上がる、ロープウェイ乗り場へ向かいます。
船会社でもらったパンフレットにリューデスハイムの簡単な地図があったのでそれを頼りに歩き始めましたが、地図が簡単すぎてどこか分からん!
10分ほどさまよい歩いた後、その辺の服屋のお姉さんに聞いてやっとたどり着きました。
ロープウェイ乗り場を探しているときに、長男が「こっちだよ!」と言っていたけど、私が信用しなくて行かなかった方向にロープウェイ乗り場がありました。
ママが悪かった。
「聞く耳持たなくてごめんなさい」と盛大に謝りました。
事前に調べたところでは2人乗りゴンドラとの事で、長男に「私と次男が一緒に乗るから君はひとりで乗ってね」と言っていたのですが3人で一つのゴンドラに乗ることが出来ました。
なんか私の長男に対する態度がひどいな。
心配し過ぎてリューデスハイムに行くことを渋っていた長男、みんな一緒に乗れてホッとした。
乗り場で聞いたところでは、車椅子やベビーカーも別ゴンドラに積んで上がることが出来るようです。
瑞々しい新緑のワイン畑の上をゴンドラで上っていきます。眼下にはラインの流れと対岸の街ビンゲン、丘の上には小さな教会も建っています。
写真ではどんよりしていますが、そこまでひどくない天気だったので気持ち良かった。
上りの片道チケットだけ買って、帰りはワイン畑の中を歩いて戻るのも良さそうだな。
歩かない次男が居ない時に挑戦してみます。
Assmannshausenという反対側の街から上がるリフトや船とのコンビチケットもあるようです。上の公式サイトでご確認ください。
丘の上には展望広場があり、カフェやトイレもあります。
ニーダーヴァルド記念碑はドイツ帝国発足を記念して1883年に建てられました。
全ドイツ人の統一を記念しているだけあって、対岸からもはっきり見えるくらい大きくて立派です。
その立派な記念碑の塀でアスレチック遊びを始めた長男が落下してお尻を強打したので、リューデスハイムに戻ります。
むううぅ。毎回毎回、やめてくれや。
長男の扱いが雑になる背景はここにある。
ロープウェイ乗り場から西に50mほど行った所にオルゴール博物館があります。
そのオルゴール博物館の前で次男が熱望したこれに乗りますよ。
絶対乗りたい次男と、乗らなくてもいいんじゃないの私とでずっと激しい攻防を繰り広げていたのだけど、船の時間までしばらくあるし、大人一人分の料金でいいとの事だったので乗ることにした。
こんなのドイツのどこの観光地に行ってもあるけどね。
乗り場の案内板、大人8€ 小人4€。
帰ってきた車両には英語圏の中高年の団体がみっちり乗っていて満員だったのだけど、私達が乗った時間は空いていて最後尾の車両を貸し切りで座ることができました。
っていうか、次男 寝た!
あんなに乗りたいって呪文唱えていたのに乗った瞬間 寝た。
信じられん!
この列車、まずはワイン畑の中をぐるっと回り、最後に街に戻ってくるんだけどすっごい揺れるの!
もうお尻が浮くんじゃないかってくらい。
それで寝ている次男が座席から落ちないように抱えているのにずっと必死な40分間でした。
「着いたよー!」
発着地点が同じ場所なので次男にとっては寝る前とまったく同じ状況で起こされて、『列車はどうしてん!?』ってことだと思うのですが、40分のパワーチャージを済ませて今から船乗り場まで歩いてもらわなければなりません。
船乗り場近くのアイスだけを希望に歩いてもらいます。
ちなみにこのオルゴール博物館近くをライン川方面に注意していると、つぐみ横丁として有名なDrosselgasseがあります。
細い路地に酒場や庶民的なレストランが並ぶ楽しい通りです。
私は下戸だし、子連れだし、船の時間が迫っているしでちょっと覗いてそのまま通り過ぎました。
船乗り場前まで戻って来ました。
乗船時間までちょっとあるので、絵葉書を買ったり、アイスを食べたり。
うちら王道の観光客やなぁ。
リューデスハイムは街が小さく、見どころがぎゅっと集まっているので子連れでも楽に観光出来ました。
風光明媚なハイキングトレイルが沢山あるようなので、アクティブ派の家族連れも多く見かけました。
一年を通して観光客は多いようですが、冬季には船の運航がぐっと少なくなります。
お出かけの際は前もって調べて行く事をおススメします。
次回は船に乗り対岸の街、ビンゲンへ渡ります。