船の時間が迫ってきました。
線路を越えて船の乗り場に向かう次男、手にはまだアイス。
リューデスハイムから対岸の街ビンゲンに渡る船に乗ります。
今から乗るのはこの船。
「あー!!黄色の傘のついた船だ!!」と子ども達が大興奮。
これいろんな船が行きかう中で、あの傘付きの船に乗りたいって始めから言っていたんだよね。良かったね、希望の船に乗れて。
駆け足で乗り込む私達。大きな船って楽しい!
さっそく船上テラスを目指すが、テラスに出たとたん次男
「おしっこ!」
はいはい、Uターンして階下のトイレへ。
身障者用のトイレもある、広くてきれいなトイレでした。
船内全て新しくてきれいだったな。
このリューデスハイムービンゲン間は約15分、船は立派ですが要するに渡し船です。
運賃も大人2.50€ 小人1.25€ でした。安い。
住民の足としても使われているんでしょうね。
強風に吹かれながらあっという間にビンゲンに到着。
なぜ、ビンゲンで降りるのかって?
第一に、そもそもの目的がビンゲンで子どもといっぱい遊ぼうと思っていた事。
ビンゲンには子どもが遊べる公園と緑地がライン川沿いに整備されていて、小さな子どものいる家族連れには天国!
なので、ラインクルーズの船の予約をビンゲン発ーコブレンツ着で予約していたのです。
で、後で考えてみたらそういえばリューデスハイムも確かなんかあったな。と思い出して調べてみたら、マインツからだとリューデスハイム→ビンゲン→ラインクルーズがいいんじゃないか~となって、結局リューデスハイムに行ったらそこでほとんど一日が潰れてしまったという訳なんです。
リューデスハイムが充実し過ぎたせいで、ビンゲン到着後クルーズ船が出る時間まで40分しかない。(また40分か!)
しかもちょっと天気が怪しげ。
うーん、公園どっちだったかな?とにかく公園へ向かいます。
ちゃっちゃと行くでー。
船に見立てた遊具のある公園。
もう30分くらいしか遊ぶ時間ないねぇ。
「ほれ!行け!」とふたりを放つ。
ビンゲンは観光地ではないけれど、この公園から西にずっと緑地が整備されていて、カフェやレストラン、博物館もあって子ども連れにはいい所です。
私達の行った公園や船の乗り場があるのは、Bingen Stadtの方ですが、橋を渡りBingen HBの方にも遊具のある公園とスケートパークがあります。
地図上で印のある公園です。
相互の距離はかなり離れていますが、のんびり子どもと遊びながら歩いて行くにはいい距離です。
ベビーカー押しても行けます。
だからここで半日は遊べると思ったんだよなぁ。
リューデスハイムが楽しかったからいいけど。
これは以前ビンゲンに来た時の、次男まだ1歳。(髪切ったれよ。)
このような日光浴用の椅子があちこちに設置されています。
そんなめっちゃ楽しいビンゲンですが、乗船の時間が迫って来ました。
雨も降り始めた事だし、乗り場に急ぎます。
「どこやー??」
意外に近くにありました。
ビンゲンもリューデスハイムと同じくたくさんの船乗り場があり、分かりにくいです。
そして近くに聞けるような係の人も見当たらないんですよね~。
今回はビンゲンーコブレンツ間の乗船券をネットで予約して買いました。
まだまだ繁忙期では無いので空いているようでしたが、特に乗船区間が長い場合は人気の区間が短くても予約で埋まってしまうと、通しで予約できなくなるので予定が決まったら早めに予約をした方がいいと思います。
船会社はいくつかあるようですが、私はここで購入しました。
クルーズの区間も、時間も本当にいろいろあるようです。
今回は川の流れに従って下るルートでしたが、その逆に川を上るルートももちろんあります。
ライン川は客船だけでなく貨物船やパトロール船舶など多くの船が行き交い、それを眺めているだけでも面白いです。
ホテルシップなんてのもあって、中でパーティーしてるのが見え豪華な室内に感心したり。リアルで豪華客船のバーでシャンパングラス片手に談笑している紳士淑女を見た!
ホンマにおったんや、そんな人種。
さて、私達もいよいよ乗船です。
このゲーテ号でコブレンツに向かいます。
次回は雨のラインクルーズで、クルーズ船の実態をもれなくレポートします。
今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」