今回の旅のハイライト、ラインクルーズの船が到着!
16時30分 ビンゲン発
20時10分 コブレンツ着
3時間40分の船旅。
長いな。
区間はもともとコブレンツまでと決めていて、時間をどうしようかなーと思っていましたが、早い時間はこの区間の予約が取れなかったので最終のこの時間になりました。
この時期、ドイツは21時くらいまで明るいし、一日をリューデスハイムで過ごすことが出来たので結果この時間にして正解でした。
船内は全て食事の出来るテーブルと椅子のある座席になっていて、席は自由席です。
両サイドが見える船首に近い前方の席か、後方の席が一番いいと思われます。
一番前ではなかったけれど、かなり前の方の席が空いていたのでそのテーブルを確保。
ビンゲンで乗船した時は船内はかなり空いていました。
テーブルもまばらにしか埋まっていない。
ビンゲンで乗船する時から本格的に雨が降ってきました。
それでも船内から濡れることなく外を眺められるって、船って最高!
船外の景色は噂通り素晴らしく、古城が両サイドに次々と現れ、まるで古城のスライドショーのよう。
そして川沿いの街もかわいらしくて『ちょっとここ降りて歩いてみたい!』ってなるような街ばかり。
ちょうど夫から「うまい具合にやってるか~?」と電話がかかって来て、長男が対応し、マインツからリューデスハイムで鴨の引っ越しの件とロープウェイと観光列車と船とビンゲンの公園での出来事一部始終を大声で報告し、その場にいた他の乗客みんなから拍手喝采されてた。
恥ずかしいわ。
船内のライトが窓ガラスに写ってしまっていますね。
プファルツ城、中州に建つかわいらしいお城です。
次から次へと出現するお城をひとつひとつ丁寧に鑑賞したかったのだけど、もうふたりの海賊がね・・・うるさい。
「お腹すいたー」だの「長男が僕のジュース取った!」だの「一緒にゲームしよう!」だの、しまいには世界遺産のハイライト『ローレライ』に差し掛かったところで次男が「おしっこ!」 またかよ。
どんだけ膀胱小さいねん。
子連れだとこうなりますよね、奥さん。
まぁ でも3時間40分もあるので優雅な船旅は存分に味わえました。
夕食も船内で済ませます。
味はぼちぼち、お値段2割増し。
観光船なのでしかたないっす。
それにジュースを4本も消費して、そらトイレ近くなるわ。
他のお客さんも飲食しながらゆったりくつろいでいました。
すみませんねぇ うちの子らうるさくて。
船はラインの左右にある停留所にその都度停まりながら、ゆっくり進んでいきます。
途中、ある区間だけ団体が乗って来て、短区間ですぐ降りて行ったり 嵐のようなお客さんもちょいちょい。
船首に立つと強風と叩きつける雨、寒くないんですか?
船内はある程度ガヤガヤしているので、子連れでも気兼ねなくクルーズを楽しむことが出来 ました。
子連れの家族も他に何組か見かけましたし、短い区間でしたが赤ちゃん連れの大家族の利用もありました。
船内はWIFIが飛んでいるようでしたが、子どもの相手に忙殺されて繋げる時間がありませんでした。なので本当にネット接続できるかは分かりません。
船上のスタッフも家族連れや外国人に慣れており、いつも笑顔で気持ちよく過ごせます。
ライン川クルーズは自分の日程と行きたい所を組み合わせて、いくつもの選択肢があり、交通の便も良く、子どもが居ても無理なく旅行できるのでお勧めです。
天気の変わりやすいドイツで、船が運航出来る状況なら船内で外を眺めて過ごせるので全天候型と言えます。
車や電車に比べても広い船内を自由に歩き回れるし、好きに過ごしているうちに目的地に運んでくれるし、ホントに楽!
今度、日本から家族や友人が訪ねてきたら、このコースは最有力候補だな。
3時間40分はちょっと長すぎるかなと思ったのですが、食事したりボードゲームをしたりいろいろと出来ることはあり、子ども達もそんなに退屈することなくコブレンツに間もなく到着です。
コブレンツも雨。
ラインハーフェン(ライン川の港)に着岸します。
ちょうど王宮がラインに面して建っている所にたくさんの船の発着場が。
さて、ここから今夜の宿 対岸の山の上にある要塞のユースホステルに向かいます。
はたして要塞ユースに無事たどり着けるでしょうか?
今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」