ある時、ママ友のカンちゃん(仮名)からメッセージが届きました。
カンちゃん:「来月の4連休にどっかいこや?」
私:「え?行く、行く!絶対行く。どこ行く?」
カンちゃん:「いくつかプラン考えてメールするわ。」
カンちゃんは台湾人で、ドイツ人の夫と結婚して夫の出身地であるドイツのとある街に住んでいます。歳は私の3歳下で、ふたりの男児の母。
長男がうちの長男と同じ歳で、次男はうちのより1つ上で子ども同士もすごく相性がよく、会うと4人で親友のように遊んでいます。
もともとは夫同士が友人で知り合ったのでした。
境遇や家族構成が似ていることもあって、カンちゃんとは話が合い、会うとずっとおしゃべりが止まりません。
しかし電車で6時間ほどもかかる離れた所に住んでいるので、会えるのは年に数回。
今回は夫ナシで母子同士2組で出かけることになりました。
カンちゃんからのメッセージ。
「ちょうど中間地点やし、リューデスハイムにしない?」
リューデスハイム!??
なんか1カ月くらい前にも行ったぞ。
私:「オーケー オーケー。リューデスハイムのあの辺は何回行ってもいい!子どもが遊べるところがいっぱいあるし。」
といった経緯があって、前回よりも大きな荷物を背負ってマインツまで電車で行きました。今回も2泊だったのですが、スイミングプール付きの宿だったので3人分の用具を足すと大きなザックしか選択肢がなかった。ほら、サンダルとかいるやん。
電車は今回はICEを利用せず、時間はかかるけど乗り換えの少ないルートで行ったのでエリアパス(州内発着の電車、バスが乗り放題だがICEなどの高速鉄道には使えない)を使い片道25€でした。
安くて、大きなダイアの乱れもなく、座れないことはほとんどないし、これからはこの方向でいこうと思う。
カンちゃん家の車は8人乗りの大型車で、マインツ中央駅でピックアップしてもらい、なにこのVIP待遇。最高か。
大型車で動きにくい街中を速やかに離れ、ビンゲンに向かいます。
ビンゲンは街の中心部にたくさんの駐車場があり、週末や祝日は駐車料金が無料になるところが多いので車でも行きやすいんです。
鉄道もライン川沿いに走っており、特にマインツからのアクセスがいい。
ビンゲンの街中で軽く昼食を食べて、川沿いのエリアに向かいます。
連休だから人も多いし、あちこちでストリートパフォーマーを見かけました。
ビアガーデン『Paulaner Biergarten』では人口砂浜を作ってビーチパーティが開催されていました。夏期恒例みたいですね。
キッズコーナーもあって楽しそうでしたよ。
もちろんビアガーデンで飲食する人は誰でも入場できます。
午前中に移動で固まった体をほぐすため、子ども達を公園で思いっきり遊ばせます。
こちらビンゲンの船の発着場がある方の公園は隣にカフェがあり、その裏に公衆トイレがあります。簡易的ですがオムツ交換台も身障者用トイレの中に設置されていました。
リューデスハイムの観光を視野に入れずに、ライン川クルーズだけを目的に来られるならビンゲンを起点にしても便利です。
ラインクルーズは下の3社が運航していますので、自分の予定に合わせて計画を立てるといいと思います。
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Cruises - KD Deutsche Rheinschiffahrt AG
マインツから鉄道で来る場合は乗り換えなしで30分ほどで、リューデスハイムに向かうよりビンゲンの方が早い。フランクフルトからでも乗り換えなしの列車ですとリューデスハイムに行くより20分ほど時間を短縮できますよ。
ビンゲンを起点に、リューデスハイム、アスマンズハウゼンをぐるりと回る船とゴンドラリフトがセットになったリングチケットも発売されています。
いよいよ子ども達の力が尽きてきたので、最後にアイスを食べて今日はおしまい。
次回はドイツ首相も泊まったマインツの宿を紹介します。
ビンゲンには何回も行きました!最高です。