コルマールのおもちゃ博物館『Musée du Jouet』へ9歳長男、4歳次男と行って来ました。
博物館て展示品を見て回ってそれで終わり。みたいなイメージであまり期待していなかったのだけど、展示もしっかりボリュームがあり、おもちゃの歴史や遍歴を見れて、さらに子どもが実際に触って遊べるコーナーも充実していて、博物館の規模も、内容もかなり良かったのでおススメ記事を書きます。
入場すると大きな吹き抜けのホールになっていて、3階まであります。
車椅子やベビーカーの方はエレベーターがあるのでご安心ください。
1階部分のホールはアンティークな乗り物系おもちゃ、三輪車など、(冒頭の画像)。驚いたのは私の年齢より古いキックスケーターが展示されていた事。うん、私の親の年齢くらいだ。
キックスケーターって新しい乗り物だと思っていたけど、昔からあったんだね。
ほかにブリキのおもちゃやレゴ、プレイモービルなど子ども達にもなじみのあるおもちゃが展示されていて、つかみが上手いな。
中央には実際に触って遊ぶことが出来るコーナーがあり、赤ちゃんでも遊べるマットの敷かれたエリアもありました。
初期の任天堂『スーパーマリオブラザーズ3』にハマってしまった二人をなんとか説得して2階へ。
そう、ゲーム利用のルールが守れなくてパパにDSを取り上げられたのは長男です。私に似て意志が弱い。
2階は人形達が並びコレクターとかも喜びそうなアンティークな物もあり。
そしてそのまま回ると・・・あぁあ!!
懐かしいっ!
当時、私の小遣いのほとんどを吸い取っていったこの名作ゲーム。こんな所でまた会えるとは。
もちろん二人もめっちゃハマって遊んでましたよ。ありがたいことに、ここはゲーセンではないので無料で無制限に遊べるということ。
展示品はヨーロッパ以外の国だと日本生まれのおもちゃが独走してました。
ゲーム、アニメ関連のおもちゃが強いのはもちろん、モンチッチとか懐かしのおもちゃもフランスに渡っていたんだね。
そういえば、次男の幼稚園の同年齢のママ友は自分が子どもの頃大切にしていたモンチッチを娘におさがりしていたな。
とにかく私には懐かしい物が溢れている博物館でした。
3階最上階には実際に列車が走る鉄道模型の世界が広がっていました。
この長男の指さす建物の前に小さなピカチュウが立っているんです。そ、そこで何してるの?!
かなり大きな規模で街並みと自然の中を走る鉄道が再現してあり、こちらもマニアにはたまらないでしょうな。
博物館自体はそんなに大きくないですが、子どもが離れたがらなくて困った。
私はコルマールの観光に行きたいのに、「ずっとここに居る!」って。マリオやりたいだけやろ。
そして館内は鬼のように冷房が効いていて、ノースリーブのぺラいワンピを着ていた私は凍えたわ。ホテルもそうだったけど、クーラー効かせ過ぎ!
外は30度越えなんやからそんな温かい恰好してないでしょ、外から来るお客さんは。
早く退館させようという意図でもあるんですか。
子ども達を何とか説得して氷になる前に出てきました。
館内トイレ内にオムツ交換台がありました。
出口のところが売店になっていて、定価のおもちゃが並んでいるキッズトラップで、なかなか出口にたどり着けないアトラクションのひとつです。
開館時間、料金はこちら公式サイトをご覧ください。↓
この『おもちゃ博物館』に行く為だけにまたコルマールに行きたいと言う我が子達。
どうせマリオやろ。
せやね、また行こうね。
コルマールは素敵な街。↓