一夜明け、台風が通り過ぎた後の河口湖は快晴です!
部屋の窓を開けると、目前にどーーん!と富士山が迫り、思わず息を呑む。
慌てて義両親を起こして、外の景色を見せると義母はカメラを片手に飛び出して行きました。
「朝食の時間までには戻ってくるから!」
ははは、フットワーク軽いなぁ。
残された義父と私、子ども達でゆっくり支度をして朝食会場に向かいます。
宿の朝食会場からも朝陽に照らされた富士山が綺麗に見えました。
10月なので冠雪はしていません。
義母、全然戻ってこないんだけど・・・。
河口湖の橋を渡って東側をぐるっと歩いて来たみたい。寝起き一発でそんなこと出来る体力、凄い。
今日は丸一日時間があるので、好きに過ごせます。
もう富士山登山は出来ないけど、富士5合目まで行ってみたいと義父が言うので宿の人にバスの時間を聞いてみたら本日は運行していません。との事。
昨夜通過した台風の影響で5合目までの道路に倒木多数、不通になっているんだって。
うーん、残念だね。
では違う所に行きますか。
河口湖、西湖周遊バス
この周遊チケットを買いました。↓
広い河口湖のエリアを効率よく回ることが出来るので、自家用車で来ていない人はこのチケットを買ったら便利だと思います。
河口湖駅やバス乗車時に購入できます。
河口湖駅周辺の荷物預かり事情はこちらにまとめられているのが分かりやすい。そうか、バイクで来る人も多そうですね。↓
富岳風穴・鳴沢氷穴
貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火『貞観大噴火』で流れ下った溶岩流の外側が次第に冷えて固まる間に、内部のガスや冷え切らない溶岩が抜け出して形成された空洞で、青木ヶ原樹海には無数の溶岩洞窟があります。
国の天然記念物に指定されていて、バスでもアクセスでき、駐車場も完備されているので溶岩洞窟の中では気軽に訪れることが出来ます。
始めに富丘風穴までバスで行き、その後鳴沢氷穴まで歩きました。
洞窟の中は気温が3℃程で天然の冷蔵庫です。真夏に行ったらひんやり気持ちいいでしょうね。
洞窟内は歩いて見学するのですが、一番低い所で91cmしか高さが無く、身長180cm近い義父は難儀して歩いていました。面白いので写真いっぱい撮った(←)
自力で歩けない幼児や、妊婦さんは見学できません。
入洞前の注意事項はよく確認した方がいいと思います。
西湖いやしの里根場
1966年(昭和41年)9月25日。台風26号による集中豪雨で集落上部の山腹斜面が崩壊し、大規模な土石流が未明の足和田村根場集落を襲いました。
この台風災害で壊滅状態になった根場集落はもともと土石流からなる扇状地に位置していることが判明し、残った住民は西湖対岸に集団移転しました。
現在は集落跡地に茅葺家屋を復元した野外博物館になっています。
茅葺家屋はそれぞれ、カフェ、レストラン、土産物屋、ギャラリー、資料館などになっていて建物とその中を見て回るのも楽しい。
ここからも美しい富士山の姿が見えます。
こんな美しいところがあったんですね。
資料館では台風被害から生還した元住民の方が居て、当時の事をお話ししてくれます。
じっくり聞きたかったけれど、子どもと外国人を連れていたので長居出来ず残念でした。
こちらも周遊バスで行くことが出来ます。
富士五湖って絶景の宝庫ですね。
あまりに範囲が広いので、この短い滞在期間ではほんのわずかしか知ることが出来ませんでした。
朝に『今日は一日あるやん♪』って思ってたのが、帰る頃になると『時間全然足りない・・・。』に変わっていました。
次回は富士・河口湖 最終日に子ども達の為に行った所を紹介します。
前回はこちら↓