ニュルンベルク2日目は郊外のテーマパーク『PLAYMOBIL®-FunPark』プレイモービルファンパークへ行って来ました。
プレイモービルはプラスチック製のおもちゃで、ドイツ、ニュルンベルク郊外のツィルンドルフ (Zirndorf ) に本社を置くゲオブラ・ブランドシュテーター社 (Geobra Brandstätter、Geobra Brandstätter GmbH & Co. KG ) が発売しています。
プラスチック製のおもちゃとしては、ドイツではレゴと人気を二分している誰もが知っているおもちゃブランドなんです。
そのプレイモービルが展開しているテーマパークが評価高い!
ドイツでは『EuropaPark』というテーマパークが欧州内で超有名なんですが、こちらは大人も子どもも楽しめるテーマパークです。だから子連れの家族も多いけど、カップルや大人だけの来園者もいます。ディズニーランドやユニバーサルスタジオみたいな感じですね。
それに対してプレイモービルファンパークは完全に子ども向け。対象が小学生くらいまででしょうか。
家族連れで大人もたくさん来ていますが、子どものいないグループは見かけませんでした。
ドイツ国内の子連れでお出かけできる施設では常に口コミ評価トップです。
では、実際に行ってどんな所だったか?順番に紹介していきますよ。
この日は午前中は雨の天気予報。
到着した11時頃でもまだパラパラと雨が降っていました。
平日だし、天気悪いし、あんまり混んでいないかな。と期待していましたが、人は多かったですね。
入り口のチケット売り場も結構並んでいました。公式ホームページでオンラインチケットを事前購入すると、別窓口からすっと入れるので出来れば事前購入がいいと思います。(料金はウェブ購入でも窓口でも同じです。)
料金はこちら公式サイトでご確認ください。↓
入場してすぐに室内の巨大なアスレチックエリアがあります。
この建物の中にカフェテリアとショップもあり、ちょうど雨が降っていたのでみんなここに避難していました。
次男は遊具の大きさに圧倒されて、少し登っても降りてきてしまいます。上に登ると子どもの感覚では大分高いんでしょうね。
大きいし、高さもありますが、安全なように作られており小さな子どもで安心して遊べる遊具です。
外に出て、すぐこのようなカフェも。
園内には様々な所でこういった場所があり飲食には困りません。しかし現実的なドイツ人、大量に食料を持ち込んで自前の物を食べている家族が多かったです。
私達も電車に乗る前にサンドイッチを食べてきたので、園内ではほとんど買い食いしませんでした。園内の料金は1割増しくらいでしょうか。そんなぼったくりほどは高くないと思いましたが、常に混んでいるのが嫌だ。お腹空いてる時に並びたくない。
雨降ってるんですよ。
「足だけね~」と言ったのに、速攻で全身びしょ濡れになりました。
着替えを持って来なかったのを心底悔やんだ。
水に入れるような季節なら、始めから水着を着せて行く事をお勧めします。着替えとタオルもお忘れなく。
そして大人も膝から下くらいは濡れてもいいような恰好がいいです。
子どもが転んだりなんだかんだと、自分も水場に入って行かないといけないことがあり靴は濡れました。
天気が良くなった午後に近くを通ったらすごいたくさんの人がいたので、雨でも空いている時に行って良かったです。
ここは大きい子も遊べるから、小さな子は混んでいると目が離せません。
次男が立っているところなんて、子供同士がすれ違おうとして簡単に落ちる。濡れているから滑りやすいですし。
流しそうめんが流れてきそうですが。
プレイモービルの船や飛行機や魚のおもちゃを水に浮かべて遊べるエリアです。
3歳以下とそれ以上の子どものエリアが分かれていて、よく考えられているなーと思いました。
まだ雨は降っていて、長そで着ないと寒いくらいなのに次男は全身ずぶぬれ。集中して遊んでいるので寒くないみたいです。
こちらは4歳以上の子が挑戦できる手漕ぎボート。
みんな上手く操作できなくて一か所に団子になっていました。でもすぐにコツをつかんでなんとか戻ってくることが出来るのが子どもの凄いところ。
天気が少しずつ回復してきましたよ。
トランポリンエリア。
小さい子用にミニサイズのトランポリンもあります。
天気が良くなると裸足では飛べないくらい熱くなる、灼熱トランポリンです。靴下の着用を!
各所にいろんな遊具があります。
荒々しく見えますが、実は安全に遊べる遊具ばかりです。
大人が座って見守る場所もちゃんと設置してあり親切ですね。
6歳以上から遊べる足漕ぎカート場。
おじいちゃん世代くらいのおっちゃんも童心に返り参加していました。
大人も楽しめる数少ないアトラクションの一つです。ですので、長蛇の列が出来ていました。
園内本当に赤ちゃんが多かった!
兄弟姉妹で連れてくるんでしょうね、ハイハイくらいの赤ちゃんでも遊べる所がいっぱいあります。
こちらは宝探しのできる砂場。
1€払うと道具を貸してもらえて特別に囲われた砂場で宝探しが出来ます。
砂場にプラスチック製の色石が埋めてあり、それを探す遊びです。
希望すれば見つけた石を持って帰ることも出来るみたいですよ。
次男は特別に1€払って参加しなかった(私が教えなかった)けど、自由に入れる砂場にクリアカラーの石(プラスチック製)がたくさん撒かれていたらしく、しばらく宝探しに没頭していました。
ここも凄い混雑なので、わざわざお金払って入らなくても良かったかな。
こちら、滝や洞窟もある素敵な親水エリア。すぐ隣に大きな砂場があり水を砂場に流したり運んだりして遊べるようになっています。
一番深いところでも幼児のお腹程の水位で、夏は最高ですね。
この時は水がかなり冷たかったらしく、どっぷりと水に入って遊んでいる子は少数でした。
次男はとうとうここでパンイチに!
他にも同じような子どもがたくさんいて、知らない子同士でも仲良く遊んでいました。
大掛かりな海賊のエリア。
ここでは水に入る事は出来ません。
でも水鉄砲の攻撃があるので濡れたりはします。
ずらずらっと画像で紹介してきましたが、実際はもっとたくさんのアトラクションがあり、紹介できたのは半分くらいでしょうか。
このテーマパークの特徴は全て自分が動いて遊ぶようになっているという事。
観覧車やローラーコースターのような受動的に参加するようなアトラクションが一切ないのです。
乗り物も、筏や手漕ぎボート、足漕ぎペダルのカートやトラクターなど全て自分で操作しないといけません。
このコンセプトはいいな。と思いました。
機械を操作するスタッフが必要ないので、従業員の数は少ないし、お客さんも管理されている感じが全くない。アトラクションの待ち時間が2時間とか、そんなアホなこともない。
子どもが好きなように自分のしたい事をするテーマパークです。
プレイモービルの世界観がベースにはなっているけど、あくまで子どもが主体の巨大な遊び場でした。
これを、全て人工的な造り物でやっているのが凄いな。と思ったけど。
自然でない分、全て計算されていて安全です。
海賊エリアのトイレにあった有料の乾燥機。
うん、これ要るわ。
着替えても着替えても濡れるもん。
園内各所に広くて清潔なトイレがあり、オムツ交換台も設置されています。
授乳室も何か所かありました。
ベビーカーで楽に回ることが出来て、赤ちゃん連れでも十分に楽しめる施設です。
このプレイモービルファンパークの周りには何もありませんが、近くにオフィシャルホテルがあります。
ニュルンベルクからの行き方
ニュルンベルクからプレイモービルファンパークへは電車とバスでアクセスできます。
ニュルンベルク中央駅からS-Bahn(Sバーン) S4の Ansbach(アンスバッハ)行きに乗ります。
時刻表は、平日は08:21, 09:21, 10:21というように毎時21分発。土、日、祝は08:43, 09:43, 10:43のように毎時43分発です。
所要時間約15分でAnwanden(アンワンデン)下車。
Anwandenの周りは何もない駅ですが、駅横からバスが接続しています。プレイモービルファンパークまですぐです。
電車の時間に合わせて運行しているので乗り換えも楽ですよ。
帰りはプレイモービルファンパーク発最終バスが19:11(夏期の場合)。パークの営業が19時までなのでそれも合せているようです。
料金は一日券を買った方がいいのかと思ったけど、ニュルンベルク中央駅からの往復だけなら普通の乗車券でいいと思います。
WEBで購入するとちょっと安いようですよ。
車の場合
駐車場は一日5€です。
激込みなので、すんなりパーク近くに停めたい方はオープンの時間に行った方がいいと思います。
以上、日本での知名度は0だけど、『PLAYMOBIL®-FunPark』は口コミ評価めちゃ高いのも納得の子どもが楽しめる良いテーマパークでした。
ニュルンベルク観光もいいけれど、ここに来るためにまたニュルンベルクを訪れたいな。とまで思いましたよ。
子どもと楽しむニュルンベルクはまだまだ続きますよ~。
次回は広大過ぎるニュルンベルクの動物園です。