ニュルンベルクには3泊しました。
初めてでしたが、旧市街は歩いて回れるほどコンパクトで、迷うことなく中央駅のすぐ前からアクセス出来てとても観光しやすい街でした。
4歳次男とふたり、車ではなく公共交通機関を使って観光するという事で、拠点となるニュルンベルク中央駅の近くに宿を取りました。
7月末、バイエルン州はまだ夏休み前だったらしく宿泊料が安く抑えられてお得感があります、他のドイツの観光都市と比べてもニュルンベルクは宿代が安い方じゃないかな。
以前、宿泊したマインツのホテル2泊分の料金で3泊出来た。そんな感じです。
私達の宿泊したホテルと、実際に見てみて良さそうなホテル、クリスマスマーケット会場近くの宿、ニュルンベルクの治安、ニュルンベルク中央駅について紹介します。
IntercityHotel Nürnberg (インターシティホテル ニュルンベルク)
こちらフロント前のロビーのようすです。
インターシティホテルグループはドイツ鉄道が展開しているホテルグループです。JRのやってるホテルみたいなもんですね。
ですのでだいたい大きな駅直結か、すぐ近くに立地していて鉄道利用の旅行者には便利で使いやすいと思います。
チェーンのホテルグループなのでオペレーションが確立されていて、どこも設備は一定水準以上、清潔で、料金設定やサービスも前もって想定できるのが安心ですね。
反対に言うとこれといった特色はなく、豪華さや家庭的なサービスを求める人には不向きかもしれません。
ドイツのごく一般的なビジネスホテルです。
私達が宿泊したのはスタンダードなダブルルーム。
道路に面した部屋で、反対の線路側ではなかったので電車が行き交う所は見れませんでした。
広くはないけど、十分な大きさのベッドと設備で満足です。
ニュルンベルク中央駅の西口から50mくらいで、周辺はホテル、事務所などが多く治安の悪さは感じませんでした。
朝食はひとり13€、4歳次男は無料でしたので一回だけホテルで食べました。
まぁ13€ならそんなもんかな。という内容。
次男がほとんど食べないので、中央駅のベーカリーで食べた方がいろいろ選べて10€以内で収まるから駅近ホテルの利点を生かすなら、ホテルの別料金朝食は必要ないと思います。
朝食たくさん食べる人は、ホテルの朝食がいいと思うのでそこは各自の都合で決めてください。
チェックイン前とチェックアウト後に荷物を預かって貰えたのが凄く助かった。
このホテルの最大の利点は駅近という立地でしたね。
出かけて帰りに次男が寝てしまっても、なんとかおんぶして帰って来れたし、疲れて夕食に行けなくても何でもある中央駅で食料を買って部屋で食べる事も出来ました。
それが一番良かったです。
その他の駅近ホテル
今回の宿泊候補に挙がった他のホテルです。
条件は料金、設備共にインターシティホテルと同程度かそれ以上で、子どもと宿泊可、中央駅から近い事です。
立地は実際に見て本当に行きやすい場所かどうか確認しました。
駅前でも間に大通りを挟んでいて信号まで回らないといけないとか、中央駅には近いけど旧市街までは少し歩くホテルは除外しました。
イビスニュルンベルクアルテシュタット
ダブルの部屋以外にダブルベッド+シングルベッドの3人部屋もあるのでパパ、ママ、子どもの組み合わせでも利用できますね。
Gasthaus PILLHOFER
上のイビスの隣の隣です。
一階がバイエルン料理のレストランで通りに面してテーブルが並んでおり常に賑わっています。
レストラン併設のホテルなので朝食は美味しいかもしれません。
ホテルの設備もバイエルンらしい内装です。
Hotel Victoria
上のPillhoferのまた隣です。
こちら少し料金高め、ですが評価は高いですね。
4人まで利用出来る部屋もあるので家族向けです。
以上、中央駅から近い旧市街の中のホテル3軒でした。
旧市街の中に宿を取れば日が暮れてからも『ちょっと外へ散策』という事が出来ていいと思います。
旧市街の目抜き通りなので治安も悪くありません。
クリスマスマーケット会場近くの宿
SORAT Hotel Saxx Nürnberg
Hauptmarkt 『美しの泉』の真ん前です。
クリスマスマーケット会場に面しているので、お部屋からもイルミネーションが眺められるかもしれないですね。
子連れなら4名まで利用できる部屋もある、ファミリー向けホテルです。
この立地ですが裏側から車でもアクセス出来て、駐車場もあります。
Hotel FIVE
上のSorat Hotel Saxx より良心的なお値段設定です。
クリスマスマーケット会場のすぐ裏にあり、遅くまでクリスマスマーケットを楽しんでも安心。
一階にバーガーレストランがあり子連れにピッタリです。
dasPaul Restaurant & Hotel
クリスマスマーケット会場へは『フライシュ橋』を渡ってすぐです。
6人まで利用できる部屋もあるアパートメントタイプのホテルなので、大人数で宿泊できるところを探している方にお勧めです。
以上、クリスマスマーケット会場近くのホテル3軒でした。
クリスマスマーケットを目的にニュルンベルクへ行くなら、断然会場付近の宿をお勧めします。
日が暮れるのが早い冬は16時ごろには暗くなっているドイツで、イルミネーションも合わせてクリスマスマーケットを楽しむならなるべく近い方がいいからです。
人気があり過ぎて予約が取れない、という事はあるかもしれませんね。
クリスマスマーケット旅行なら早めの旅行計画が勝敗を決めます。先手必勝ですよ。
ニュルンベルクの治安はどうなの?
比較的大きな都市で、観光地でもあるので注意はしておいた方がいいと思いますが、今回子連れで歩いても不安を感じた事はありませんでした。
近郊に米軍の大きな施設があるので、アメリカ人観光客が一年を通して多い街です。
米国を標的としたテロはドイツでも度々あるんですが、ニュルンベルクだからテロの脅威が増す。という訳ではないと思います。
中央駅は正面入り口前にガラの悪い連中が屯しています。
アルコールや薬物に親和性の高そうな人たちで、時間関係なくいつ行ってもいます。
待ち合わせ場所とかにはしないほうがいいと思いますが(行けばその場所に暫く留まりたいとは思わないはず)通り過ぎるだけなら問題ないです。実際、何回も通ったけど問題無かったです。
駅構内はセキュリティーが常に見回りしているので、差し迫って危険だなと思う事もなかったんですが。
『スリに注意!!』の看板は見かけました。
観光地ですからね。
まとめると、少し緊張感を持って注意を怠らないようにすれば大丈夫ですよ。という事です。もちろん、子連れでも女性でも問題なく観光できる街です。
ニュルンベルク中央駅
ニュルンベルク観光の拠点となる駅です。
日曜日も開いているスーパーがあり、ベーカリー、レストラン、ドラッグストア、お土産屋、SIMなどが買えるテレフォンショップ、コインロッカーと旅行者に必要な物はたいてい揃っている大きな駅で便利です。
ニュルンベルクは旧市街の中に繁華街があり、ショッピングも食事もなんでもあるのですが、機動性の悪い子連れにはお出かけの行きと帰りに、食事や買い物を済ませられるこの駅のような場所は大変ありがたかったです。
その他、ニュルンベルク城内の一部を利用したユースホステルもあります。↓
今回は出発直前に宿の手配をしたので、やっぱり残念ながら空きが無くて宿泊することが出来ませんでした。