ひとりで仙台から大阪に帰る事になった、空の旅。
国内線にほとんど乗る事のない私が乗ったANA仙台⇒大阪線は、日本の太平洋ベルトの絶景を望む、ワンダフルフライトでした。
今から乗る飛行機がやって来ました。
この時にはもう飛行機を小型化して、搭乗人数の減少に合わせるようにしていたみたいですね。
搭乗者は全部で20名くらいだったでしょうか。
約2週間前に乗った大阪⇒新千歳がほぼ満席だった事を考えると、急速に感染が拡大していった新型コロナウィルスのスピードに愕然とします。
こんなに搭乗者が居ないと、申し訳ないな。ANAさん、きっとこれ飛ばすの赤字だよね。
他の搭乗者はビジネスマンが多かったですね。
雨の仙台平野上空を旋回して、あっという間に雲を抜けたらもう東京は通り過ぎていました。
しばらくすると「ただいま富士山上空を飛行中です」とアナウンスがあり、こんな富士山の姿を見る事が出来ました。
わーーお!!
私の座席は反対側でしたがCAさんが「移動して写真を撮ってみてはいかがですか?」と提案してくださり、渾身の一枚。
めちゃめちゃ静かに興奮しながら自分の席に戻って、窓の外を見たら今度はアルプス!!
こっちはこっちで素晴らしい。
グーグルフォトが勝手に良いように加工してくれたので、色は人工的になってますけどアルプスの山並みが近くて迫力ハンパない。
雪少なくないですか?こんなもんですか??
アルプスを後方に見送ったらすぐに名古屋上空。
ここから紀伊半島上空を飛びますが、地上にはゴルフ場が数珠繋ぎ。
ゴルフ場を数えている間に奈良です~。
鹿?見えへん、見えへん。
関西はお天気ですね。
大阪市内が見えてきました!
大阪城も見る気満々でしたが、私の席はD席。
反対側でした、見逃した~。
グーグルフォトがいい仕事し過ぎる。
大川を越えたら高度をグッと落として、着陸態勢に入ります。
大阪空港に到着です。
関西では大阪空港は『イタミ』と呼ばれていることが多いと感じますが、皆さんはどういうふうに読んでいますか?
ちなみに関西国際空港は『カンクウ』です。
次から次へと現れるジオラマを眺めているような楽しいフライトでした。
その頃、夫は・・・。
9歳と5歳を連れて仙台からJRで帰阪を目指した夫。
5歳の次男が新幹線の中で吐いてしまい大変だったみたい。
「分かる?このご時世、まわりの乗客の眼がどれだけ恐怖と怒りに震えていたか!」
うん、それはカオスだ。
子どもは自覚も出来ないし、突然体調を崩すからどうしようもない部分はあるけどね。
私ならなるべく子どもがしんどくならないように、乗り換えも余裕を持たせて、食事と飲み物、トイレは頻繁に声をかけて充足するように気を付けるし、着る物もその時に合わせてこまめに調整するようにするけどね。
夫は全くそこはしなかったんだろうし、自分のペースに子どもを合わせるように動くから子どもが体調崩しやすくなるのも必然なんだよね。
どうしても「僕が子どもを連れて列車で大阪まで帰る」と言い張ったのは夫だから、私はそれ以上無理に子どもを連れては行けなかったし。
お疲れ様、次男。お疲れ様、長男。
お疲れ様、夫。
なんだか今回は、見たものを並べるだけのいつも以上にだらだらしたブログになってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
ANA736便 仙台⇒大阪 搭乗記でした。