1カ月以上前の事になりますが、コロナに感染しました。
ほぼ1年前にも感染しています。今回、2回目。
正確には、陽性になったのは夫だけだったのですが、家族が次々とコロナの症状を呈する状況で、去年感染した時と同じだったので、家族全員が感染していたと思います。
我が家族のコロナ関係のプロフィールです。
・夫:
30代、基礎疾患無し。普段の健康状態は良好。
2021年4月に新型コロナウィルス(英国型株)に感染。
新型コロナウィルスワクチン未接種。
・私:
40代、基礎疾患無し。普段の健康状態は良好。
2021年4月に新型コロナウィルス(英国型株)に感染。
2021年9月と2022年2月に新型コロナウィルスワクチン接種済。
・長男:
12歳。基礎疾患無し。普段の健康状態は良好。
2021年4月に新型コロナウィルス(英国型株)に感染。
新型コロナウィルスワクチン未接種。
・次男:
7歳。基礎疾患無し。普段の健康状態は良好。
2021年4月に新型コロナウィルス(英国型株)に感染。
新型コロナウィルスワクチン未接種。
時系列で今回の流れを説明すると。
4月の第二週に次男が鼻水と喉の違和感を訴える。
症状は重くなく、咳もほとんどなし。
3日ほどで回復。
学校で定期的に実施されるコロナ簡易検査では陰性。
発熱も無く、元気なのでいつも通り通学継続。
4月9日から2週間のイースター休暇が始まり、学校は休みになる。
4月9日、長男が喉の痛みを訴える。
4月10日、長男が40℃近い発熱。自宅でのコロナ簡易検査では陰性。
3日間寝込む。
4月10日、私と次男が街頭のコロナテストセンターで検査。ともに陰性。
4月11日、夫が発熱。自宅でのコロナ簡易検査で陽性。
4月12日、私、喉に違和感。時々、カラ咳が出る。鼻水。倦怠感。
自宅でのコロナ簡易検査で陰性。
4月12日、夫と長男が街頭のコロナテストセンターで検査。
夫、陽性。長男、陰性。
全体的に症状は軽かったのです。
しかし、子ども達は1回目の時に比べて症状が重く表れました。
1回目の時に全くの無症状だった次男は、軽いのどの痛み、痰と鼻水が3日間ほどありました。
長男は1回目には3日間ほど咳をしていただけだったのが、今回は1日だけでしたが高熱が出て、3日間ほど寝込みました。
対して大人はどちらも1回目と比較して、2回目の症状が軽かったですね。
特に私は明らかに楽でした。
1回目は完全に回復するまでに1カ月以上かかったけど、今回は咳をしながらでも家事が出来るくらいには元気でした。
夫も1回目の感染より今回は床に臥せった時間も短く、回復も早かったですね。
感染によって出来る抗体(ワクチン接種でも同じ)は6カ月を過ぎるとほとんど働かなくなると言われていますが、T細胞と呼ばれるもう一つの免疫は長期間働きがあるらしいのでそれも関係しているのかもしれません。
今回、分かった事はやっぱりワクチン接種は重症化予防に効果的である。という事。
ワクチン接種していても感染を完全に防ぐことは出来ない。
でも、ワクチン接種していれば高齢者やリスク群に当る人達の命を救う可能性が高まる。
リスク群に当てはまらない健康な人でも、感染時の症状が軽くなる。って事ですね。
今回、2回目の感染で身をもって感じました。
さて、感染源ですが時系列で考えると次男が友達から貰ってきたのかな~と考えました。
4月6日に夫婦で行ったコンサートは、どう考えても感染が広がるでしょうって言う『コロナ対策ゼロ』のイベントでしたが、その時に感染していたらもっと早くに夫が発症していたと思うんですよね。ハッキリ違うとは言い切れないですけどね。
とにかく、今はどこから感染しても不思議ではないくらい蔓延していて心当たりがあり過ぎるんです。
だって、夫の職場、友人、長男次男の友達とその家族、みんな感染してるんだもん。
私くらいよ、確実に家族から感染した。って言い切れるのは。
では、コロナ感染者に対する行政対応はどうだったでしょうか。
これも、1回目の時と大きく変わっていました。
1年前は、まだ高齢者とエッセンシャルワーカー以外にワクチン接種が進んでいなかったですしね。
今回は、様々なコロナの規制が解除された後で、重症になりそうな案件(それも自己申告制)以外はもう行政も放置状態でしたね。
軽いケースにいちいち関わっているほど行政に余裕がないうえに、感染者の数が多すぎて全てに対応しきれないって問題があります。
ドイツでは今でも、無料の街頭簡易検査(抗原検査)を行うコロナテストセンターがあちこちにあるし、自宅で出来る検査キットもスーパーやドラッグストアで簡単に手に入るから検査の機会はたくさんあるんです。
私達が感染したイースター休暇前までは、学校でも定期的に検査していましたし。
でも、1年前もそうでしたがこの簡易検査の精度が低い!
今回、明らかに家族全員が感染していて何回も検査したのに、陽性反応が出たのは夫だけでした。
1回目は、症状が出た後保健所がPCR検査を手配してくれて、無症状の子どもでも感染している事が判明したのですが、今回はそんなの一切なし。
陽性になった夫だけは、7日間の自己隔離。7日目に簡易検査で陰性になれば自動的に隔離解除。
職場に欠病届を提出しないといけないからかかりつけ医に証明書だけは書いてもらいました。
任意でPCR検査を受ける事は出来るけど、それで特に何が変わるわけでもないのでPCR検査は受けませんでした。
ですので、RKIが発表しているドイツの新規感染者の統計には反映されません。
この数字は、PCR検査で陽性となり、保健所から感染証明書を発行された人や、コロナ感染で入院して病院から保健所に報告された人だけがカウントされるからです。
例えば街頭のテストセンターで陽性になったとしても、その後本人が保健所に報告して感染証明書を発行する手続きを取らなければ、その陽性は統計には反映されません。
複数回感染。そして、感染者の実数を把握するのは無理。という記事↓
ドイツでも同じような状況です。
私に至っては、濃厚接触者なのに(しかも軽く症状もあるのに)ワクチン接種済ということで隔離無し。普段通りに行動しても良いのでした。
しないけど。
幸いにも、イースターで学校が2週間お休みだったから子ども達が学校で感染を拡げてしまうような事にならなくて良かった。
学校を休ませる必要もなかったし。
イースター休暇はまるまるコロナで潰れちゃったけど、良かった事に目を向けよう。
以上、何が一番言いたいかというと。
・コロナには何回も感染するよ。
・でも、ワクチン接種していたら症状は軽くなるよ。
でした。
もう、これからは『コロナとの共生』ですね。
危険な変異株が現れない限り。
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1回目感染の時の流れは以下のとおり。
この時の感染は、新型コロナウイルスでは軽症の部類に入りますが、忘れられないくらいにはしんどかったです。
ドイツでは、コロナの規制がほぼ解除されて、みんなコロナなんて忘れちゃってるみたいだけど、感染者は未だに多いし、死者だって少なくはない。
コロナに終わりは無いようだからね。
秋が来るのが怖いよ~。