ロックダウンも緩和されたし、天気は良いし、そっち方面に用事もあるし、ちょこっと国境を越えてフレンチボーダーの街Wissembourg(ヴィッセンブール)に行って来ました。
夫と二人で外食なんて1年以上出かけてなかったね。
今回訪れたのは以前から目を付けていたこちらです。
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『Chez Max』
フランスはまだ屋外でのみ営業可能なのかな。
中庭の席に案内されました。
他の席は全て予約で埋まっていて、最後のテーブルだったみたい ラッキーだったね。
ドイツ語併記のメニュー表。英語もあるのでしょうか?
オーダーもドイツ語で完璧でした。英語は通じると思います。
夫はベジタリアンなので、特別に菜食アレンジでお願いしてました。
では、前菜から。
夫の前菜。
爽やかな口当たり 3色トマトのカルパッチョ。
私の前菜は蟹とアボカドのミルフィーユ。
ミルフィーユに使われているのは1ミリの薄さの鹿せんべい。もどき
蟹ミソの風味がしっかり生きていて、シンプルなんだけど深い味わい。
前菜と一緒にパンも運ばれてきました。
夫が一瞬で全て食べてしまったので分かりませんが、きっと美味しいパンだった事でしょう。
ドイツのレストランと違って一皿が少量なのもいい。
夫のメインは特別にベジタリアンアレンジで。
「この、野菜何かな~??ジャガイモかな?いや、もしかしてチーズかな??」
首をひねりながら食べる夫。
美味しそうやね、ちょっと頂戴??
うん、大根。どう考えても大根だよ。味覚なしか。
このソースがチーズとクリームのソースなんだけど、めっちゃフレンチって感じのソースでした。
フランスで食べるとよくある味付けのソース、実際どうやったらこんな風味になるのかな。想像できない料理ベタの私。味覚なしか。
これに、付け合わせでフライドポテトが付いてきます。というか、付け合わせはポテトか野菜か選べる。
私のメインは鶏肉でした。
中にマッシュルームが包まれているよ。
驚いたのはお肉がとっても柔らかいこと。
脂身の無い鶏肉はドイツで食べるとだいたいパッサパサで口の中がモサモサになるんだけど、このお肉は日本の鶏肉に近い。
弾力があって、ジューシーで、そのままだとあっさり。濃厚ソースにからめると肉のうま味がジュワー。
ははは、こうでなくっちゃ。
私の付け合わせは野菜にしました。
デザート!!
夫はティラミス。
フワフワの泡で出来たムースのようなティラミスでした。
こんな軽いのもいいね。
私はレモンとラズベリーのシャーベット。
同じくアイスクリームもあるから、注文の時にシャーベットが良いです。と伝えないとアイスになっちゃうかも。
『ソルベ』って言えばシャーベットって伝わりました。
フレンチってソースが濃厚だから、最後のこの選択は正しかった。
屋内は誰もおりません。
国境を越えたとたん、こんな美味しいものが食べられるならもうドイツで外食するのが嫌になっちゃうくらい味の差が歴然でした。
同じ料金払うなら絶対フランスに行った方が美味しい。
なんなの、この違いは?
料理学校とか料理人育成システムの違い??
ヨーロッパは基本的に外食は高いのでそれなりに覚悟はしていきましたが、納得できるお値段でした。(上のメニュー表参照+チップ10%程)
夫はビアーが小さい!って文句言ってたけど。
そらあんた、ドイツのビアーと比べたらあかんで。
ワインにしたら良かったんじゃないの??
この付近のレストランの相場から考えると良心的なお値段です。
テイストがシンプルでストレートなフレンチで、誰にでも気に入られそうだなと思いました。
メニューにハンバーガーもあるし、子連れでも良さそう。(子ども用の椅子がありました)
Wissembourgで食事するならここはイチオシですね。
気軽なレストラン『Chez Max』の場所はここ↓
以前、紹介したレストラン『Au Pont M』の斜め向かいです。
この付近は木組みの傾いたお家の間をミニ運河が流れていて、雰囲気の良い所。食後に付近を散策するのもおススメですよ。(田舎なので危なくないです)