秋休みに9歳と4歳を連れてディズニーランド・パリに行ったお話の最終回です。
ディズニーに詳しくない親子が、言葉の通じない外国のディズニーランドでどれほど楽しめたのか。
パークの外にあるディズニーヴィレッジの事、子連れディズニーで感じた事などをまとめてみました。
ディズニーヴィレッジ
ディズニーヴィレッジはMarne la Vallée Chessyの駅と2つのパークの前にある広場を挟んでディズニーランドパークの反対側に位置します。
各所は隣接しているので、徒歩で行き来できるほどの近さです。
ディズニーヴィレッジ自体、広い面積を使ってお店やレストランが並んでいるので、パークを出た後やパークに行かない日にディズニーヴィレッジで過ごす事も出来ますね。
ディズニーのショップやレストラン、カフェ、映画館があり、メインの通りの突き当りが湖になっています。
そこで気球を上げていて、これが遠くからでもよく見えるんですよ。
Wスタジオパークでアトラクションに乗っている時に見えて、次男が「あの気球に乗りたい!!」って言ってたんですよね。
で、行ってみたら『強風の為、運行終了』でした。
ちなみに料金は大人:12€ 子供:6€ です。
ディズニーヴィレッジ内もハロウィン一色でしたね。
秋だなぁ。
色んなショップがあるけど、かなり大きなLEGOのショップがあって、我が子達はLEGOに1時間くらいハマっていました。
何も買わないんですけどね。
ディズニーヴィレッジ内にはディズニーパートナーのレストランもあって、予約して行くとキャラグリ出来るみたいです。
Café Mickey とか。
そんな事は知らなかったので、違う所で食べましたよ。
Planet Hollywood
1日目のディズニーランドパークに行った後にここで食事しました。
結局、閉園時間まで居たので、宿に戻る頃には近くのショッピングモールは閉まっているかも知れないし、帰りの電車内で次男が寝てしまう危険性もあったので「とにかく何でもいいから食べよう!」と。
バーガーセットとピッツァ。
確かに『何でもいい』とは思ったけども・・・。
バーガーはまぁ普通。
ピッツァはスーパーの冷凍ピザレベルでした。トマトソースを使っていないから味気なく感じたのかな。
これにスプライト2本で、合計48€+チップ。
高くない?? そんなもん??
マクドナルド行けば良かったかも。
ちょうどディズニーランドパークを退園したお客さんがどっと入店した所だったけど、お店がかなり広くて席数が多いのですぐに席に案内はされました。
子連れや大人数の家族向きです。
パークで散々待ったから、もうこれ以上待ちたくないという気持ちだけでここに入店しました。翌日、ディズニーヴィレッジ内を歩いたら他に良さそうなお店がたくさんあったから、やっぱり空腹時の判断はだいたいが外れる。という事が証明されました。
locations.planethollywoodintl.com
子連れディズニーで思った事。
一番気になっていたのが混雑だったんですが、想像していたよりは酷くなかったですね。フランスの休みにかぶっていなかったのが良かったのだと思います。
そして想像以上に出費が嵩みました、これが繁忙期なら宿代やら、チケット代やらもっと高かったでしょうし、ディズニーに行くならこのくらいの経費はかかるもんと覚悟して行くべきでした。
子どものおねだり
どこかに行くたびに、目につくもの全て欲しがる子ども達。
『買え、買え』地獄になるのが目に見えていたので、パリに到着する前に「今回の全行程で各自のおこずかいは10€だよ。どう使ってもいいけど自分で考えて買い物して、それ以上はぜぇぇ絶対に出さないからね。」と話し合いをしました。
9歳の長男はいろいろ吟味した後、旅行中には使わず、10€を現金でキープして自分の欲しい任天堂スウィッチを買う資金に充てる事にしたようです。
次男はお金の観念がおぼろげに分かりかけてきた4歳、まだ10€がどれほどの価値があるのか理解できません。
パークのショップに10€で買えるものがほとんどなく、まわりのキッズが楽しそうなグッズを手にしているのを見るたびに半泣きになっていました。
しかし、金額が決められているとはいえ自分のお金を自分で考えて使う。という事で納得できたらしく、ひとつ5€のストローを2つ購入していました。
スティッチもチップ&ディールも知らんのに、ご機嫌。
食事の準備は大切
パーク内のレストランは予約なしで入る事が出来ず、スタンドで売っている物も高くて、あまり食べたいと思うものが無かったです。
一旦退園して外で食べるという選択肢もあったのですが、子連れで大きく動くことが出来なかったので、その辺のベンチでちょっと座って気軽に食べられるサンドウィッチなどを準備して行けば良かった。
初日は完全に準備不足で飲み物もすぐになくなり、午後には子ども達が空腹で機嫌が悪くなる。という子連れあるあるでした。
私だって腹が減ったわ~い!
それと、待ち時間に立ったままつまめるお菓子やスナックバーなどもあったら良かったかも。待ち時間がとにかく空虚。
初日の教訓を経て、二日目は準備して行きましたよ。
オペレーションがフランス流儀か。
過去数回のパリ旅行での経験から、人々は冷たく、利己的で旅行者に対して温かみを感じた事がないので、今回も覚悟していました。
でも流石ディズニー!
キャストさん達は皆親切で、子ども達を喜ばせようとしてくるし、みんな笑顔。
宿泊先近くのショッピングモールでも、店員さんの感じは総じて良く、笑顔。
私達の住んでいるドイツの人々が冷たすぎるのかもしれない、それに慣れちゃった。
いい意味で裏切られました。
パリ人に対してビビり過ぎやねん、きっと。
その他、パークのオペレーションについては日本とは違うかもしれないと感じました。
東京ディズニーランドに行ったのは昔過ぎて例えにならないので、USJと比べてみても、ディズニーランド・パリでは運休、運行トラブルが多かったと思います。
トラブルはしゃあないとしても、トラブルで休止中のアトラクションのファストパスゲートが開いていて、お客さんをガンガン入れているから普通に列に並んでいたらアトラクション止まってた。とか。
普通、そこに誰か立って『トラブルで休止中』のアナウンスするやろ。
それがないから100人くらい並んでたぞ。
それに誰も文句を言わないのがパリ流か。
また別のアトラクションで、トラブルで休止としても、そこからなんとか復旧しようとしてないな。やる気ねえな。と思った事が何回かあった。
『今、暇な時期やし。あと1時間で閉園時間やし。このまま終わりにしよ♪』みたいな。
そういうの微妙に伝わるんですよね。
日本みたいに、命かけて何が何でもお客様が待っている限り運行して見せるぅ!とまではしなくていいけど、来てるお客さんにとっては一人一人が特別な日としてディズニーに訪問してるのだから、そう簡単に諦めないで欲しかった。
子連れディズニーは意外と乗れる。
4歳次男の身長は108cm。
思っていたより多くのアトラクションに乗れました。
長男が128cmなので、それくらいの子どもになると乗れない乗り物は3つくらいしかないのではないでしょうか?
それよりも、妊婦さんの乗れないアトラクションがとても多かったです。
妊娠中のママさんが子連れでディズニーに行く事もあると思いますが、妊婦はかなり制限があります。ご注意ください。
その他、有料の貸しベビーカー、オムツ替えスペースや子ども用のトイレなど子連れで楽しめるように配慮されているのは流石ディズニーですね。
他に何か忘れてることないかな・・・。
たぶん、これで全部。
あっ、思い出した!!まだある!
もう一つ、気づいた事があるので追記します。
子連れの迷子対策
ディズニーランドに限った事ではないですが、思ってもみない事が起こるのが子連れでのお出かけですよね。
事前にどのような対策が出来るのか考えてみました。
まずは、子どもに『名前、年齢、携帯などの連絡先もしくは宿泊先』を書いた何かを身につける。
上着やバッグ類は脱いでしまう事もあるので、首から掛けられるようなキーホルダー的な何かがあればいいなと思いました。
今回は次男の分だけミニオンのミニポーチにローマ字で書いた紙を入れて持たせました。
乗り物に乗った時に引っかかって取れてしまったり、危なくないように出来る物を準備すれば良かったです。
その他、GPSを持たせる。のも有効ですよね。
出来れば、上の方法とダブルで!
それから、朝一で子どもの全身写真を撮っておくのも忘れないようにしたいです。
迷子になった時、迷子受付みたいな所に行ってどんな子が迷子になったのか説明する時に服装や外見は写真を見せるのが一番早いし、言葉で伝えるより間違いないです。
特にウチの長男なんか、男の子だって説明しても100%女子に見えるから、写真見せた方がいいですよね。
以上、ディズニーランド・パリに子連れで行って感じた事でした。
そもそも私は子どもが居なかったらきっとディズニーに行こうとしていないので、特別な経験が出来て面白かったですね。
子ども達は楽しそうにしていたので、記憶に残ってくれるといいな。
ここまで、ディズニーランド・パリの旅行記にお付き合いいただきましてありがとうございます。
これからディズニーランド・パリに行かれる方、子連れでテーマパークに行こうとしている方、そんな予定は無いけど暇だから読んでみた方、全ての方に少しでも引っかかる記事になっていたらと願います。