ブダペストの街を歩いているとしょっちゅう見かけるのが、この2階建ての観光バス。
特に、宿泊先近くのカフェ『New York Café』が停留所になっているので、子ども達が「2階建てバスに乗りたい!」と。
ま、こんだけ見かけたら乗りたくなるわな。
じゃあ乗りましょうか。
- 『Hop on- Hop off』バスのプランはどうする?
- バス乗り場にチケットを販売している人がいますよ。
- 2階建てバス、冬は寒いよ
- 王宮エリアの観光に使える、『Castle Shuttle』
- 『Hop on- Hop off』バス・結局どうなの?お得感は?
『Hop on- Hop off』バスのプランはどうする?
プランは色々選べますが、私はめんどくさかったので、全てがパッケージになった48時間有効の『Castle Combo』にしました。
競合他社との客の奪い合いがあるので、子どもの分はサービスで、支払った料金は私の分だけ大人ひとりで11500Ftでした。
この会社のチケットでは赤のバスと緑のバスに乗ることが出来ます。
もう一方の運行会社は、あずき色のような少し暗い色のバスです。
どちらを選んでも、料金、サービス内容はほとんど変わりありません。
バス乗り場にチケットを販売している人がいますよ。
この画像の人は私達の利用した会社とは別の会社の売り子さんですが・・・。
各バス停留所にチケットを販売している人がいます。
みんな赤のジャケットを着ています。
他にも観光客が多く集まるような広場やホテルの窓口、観光案内所などでもチケットの購入が出来ます。
公式サイトで事前購入も出来ますが、この売り子さん達は歩合制であるらしく、たまにディスカウントを持ちかけてきたりしますので直接売り子さんから購入するのがいいと思います。
私は、長男の分が無料になりました。
みんな頑張ってセールスをしてきますが、定価よりぼったくられる事はありませんのでご安心ください。
後、要らなかったらはっきり要らないと言えばしつこくされることはありません。
2階建てバス、冬は寒いよ
バスの型は色々あって、次に来るバスがどの型のバスなのかは分かりません。
2階部分がオープンになっているタイプ。
屋根付きで窓がオープンになっているタイプ。
2階の屋根部分にビニールのカバーを掛けて防風しているタイプ。
一番人気は、景色も良く見えて、写真も撮れる2階席オープンタイプですが、やっぱりバスが走行している時はめちゃくちゃ寒ーい。
特に橋を渡る時なんかは強風で涙が出ます。
でも、ウチの子達は出来る限りの防寒をして、オープン2階席に座っていました。
反対に真夏は暑いでしょうね。
最近の温暖化で、ヨーロッパと言えども真夏の直射日光は焼き付けられるような強い日差しになりますからね。
ベビーの乗車はOKですが、ベビーカーを乗せるスペースが用意されていないので、混雑していると景色を眺めてゆっくり乗車、とはいかないと思います。もちろん、ベビーカーは2階に持っていけません。
オーディオガイドに日本語はありませんでした。
イヤホンは各座席に設置されてはいないので、欲しい人は乗務員に言うと新しい物を貰えます。
王宮エリアの観光に使える、『Castle Shuttle』
王宮エリアではこのミニバスが『Hop on- Hop off』に接続して運行しています。
これは私の買った『Castle Combo』のチケットのみセットになっています。
クルクルと何台ものバスが走っているのですが、何しろバスが小さいので一台に乗れる人数が限られていて、乗り場には常に長蛇の列が出来ていました。
たぶん一年で一番混雑する日程だったのでしょうがないですね。
王宮エリアは各ポイントがそれほど離れているわけではないので、歩いても十分観光出来ます。
しかし、坂道が多い事と、次男は一日を通してあまり長く歩かせると早くに電池が切れてしまい、動けなくなって私がしんどいのでバスを使える所は待ってでもバスで移動するようにしていました。
『Hop on- Hop off』バス・結局どうなの?お得感は?
各名所を繋ぐルートで巡回しているバスに乗り降り自由の『Hop on- Hop off』バスですが、意外と待ち時間が長く感じました。
10分~15分間隔で走行していると言っても、自分達が待っている時に限ってホント全然来ないんですよね。
いや、気のせいじゃなく。20分くらいはいつも待ってたと思う。
これも繁忙期のせいですかね。
バス来ないね~。
それから運行間隔の他にも、巡回ルートは一方向のみで逆方向回りはしていないんですよ。
これが何気に使いづらい。
例えばバス停②の地点からバス停⑱の地点に今すぐ移動したい場合、巡回ルートを周るバスに乗って移動しようとすると2時間近くかかります。
歩いて行けるくらい近い距離でも、この『Hop on- Hop off』を利用するとそうなっちゃう。
もう一つは巡回しているバスは最終便17時である、という事。
夜の観光も素晴らしいブダペストなので、17時で終わってしまうのはちょっと早すぎるな、と感じました。
効率よく回りたいなら『ブダペストカード』の方がいいと思います。
『Hop on- Hop off』バスは、この2階建てバスもアトラクションとして楽しめる人、あくせく歩き回らずに各名所の景色を優雅に眺めたい人向きです。
…それ、うちの子達やないかい。
2日目の朝は空いていて、2階の一番前に座って移動出来てめちゃくちゃ喜んでいました。
それから、私の購入した『Castle Combo』はCastle Shuttle、ドナウ川クルーズ、ナイトバスツアーと全てパッケージになっていたので個別に手配するのが面倒な方にはいいと思います。
私は利用しませんでしたが、ビールやピザ、グーヤシュスープが付いていたり、ウォーキングツアー、各クーポンもセットになっているので、全部利用できる人は十分元が取れますね。
次回は、この『Hop on- Hop off』バスとセットになっていたリバークルーズで、夜のブダペストをドナウ川から眺めます。