2020年1月末、ドイツから日本へKLMを使って帰国しました。
新型肺炎コロナウィルスの衝撃的なニュースが報道される中、フランクフルト⇒アムステルダム⇒関空と飛んだ、KLM搭乗記です。
久しぶりの日本、でも直行便はありません!
前回、日本に行った時から1年以上たっています。
久しぶりに家族で過ごす日本行きを楽しみにしていました。
しかも冬に家族で日本に行くなんて2回目10年ぶりですよ、食べるものが美味しいし、暑くないし、スキーに行けるし、私は冬の方が好き。
ひとつ問題なのは、長男の学校の休みがあまり長くは取れない事。
2週間の冬休みをさらに延長することにしました。
そして私はひとりだけ日本に先乗り。後から夫と子ども達が日本に来て合流することになりました。
わーい♡久しぶりの一人だ!しかも、地元大阪だぜ。 最高。
ですので、この行程はひとりで飛行機に乗ったお話です。
子連れ飛行機の過酷さを何回も経験しているので、ひとりなら楽勝やん♪ と思っていましたが、乗継便にしたのが仇になり、全然楽勝ではなかったです。
フライトがしんど過ぎて大阪に帰って来てから3日くらい寝込んだ。
もう、若くない現実を思い出しました。
なんで直行便なくなったの?関空⇔フランクフルト
突然、関空とフランクフルトの直行便がなくなったのは去年。
空席率のかなり低い路線をなぜ廃止したのか、私は納得できんぞ。
という事で、大阪まで直行便で飛びたければ、自宅から行ける範囲だとミュンヘン、パリのどちらかになってしまいました。
でも、どっちにしてもそのフライトに乗りたければ現地で前泊しないとどうしても間に合わないのです。始発の列車に乗ってもどっちも間に合わない。
だったら、乗継便で行くしかないよね。
という事で、検索した結果アムステルダム経由が最良ではないかという判断になりました。
実は最安・最短は中華系航空会社の中国国内乗継便だったのですが、この時なんとなくダメだなという理由で外した。予約したのは2019年12月だったから、冴えてたね私。エールフランスもスト事案で外しました。
今や、日本に居るという事がリスクになりつつあり、KLMでさえ暗雲かかっているけど。ドイツに帰れるかな、心配。
久しぶりの乗継便、そしてスカイチームだ!
昔、大阪でバイトしながら海外スキーに行きまくってた頃はスカイチームにだいぶお世話になったんだよね。
フランクフルト国際空港⇒スキポール空港
フランクフルトを発つ時は雨、1月とは思えないほど暖かい日でした。
機内は2-2の座席配置、満席です。
他のブロガーさんの搭乗記なんか読んでると、機材名をチェックして明記してる記事が多いんですよね。
私、飛行機や電車などの乗り物に疎いのでそこの所の違いやら、この機材はどうだっただの全く分かってないんですよ。だから、ガチの人は画像でこれちゃうか?みたいに想像してください。
次回からは機材も確認するように気を付けます。至らないんです、私。
分厚い雲の上は目の奥まで刺さるような強い日差しでした。
フランクフルト⇒アムステルダムは1時間ちょっとの飛行時間なので、窓側の席を取りましたよ。
オンラインチェックイン 便利!
ケーキ貰いました。
ちょっと眠くなって来たな。って頃にアムステルダムに到着。
あっという間だ。
スムーズにランディング。
あ、シティホッパーって言うやつですね、私が乗ってたの。書いてますね。
巨大空港・スキポール空港【アムステルダム】
スキポール空港、大きいです!
で、めちゃめちゃ混雑してた。平日だよ、今日。
テーマパーク並みに何でもある空港なので、あんなことやこんなこともしたかったのですが、乗り継ぎ時間が1時間しかありません、移動します。小走り
というのも、ここでEU圏から出るために、出国審査があるのです。
これね、時間が読めない。だから、遊ぶなら審査が終わってからね。
そして出国審査では長い列、やっぱりな。
審査場を過ぎてから搭乗時間までは10分しかなかった。しかも、ゲート遠っ。
広すぎでしょ、スキポール。ここまでずっと小走り
スキポール空港⇒関西国際空港
でんっ!
今から乗るのはこの子です。
もうだいぶ疲れてきた、今朝は5時起きだったからね。日本、遠いわ。
3-3-3の座席配置。私は真ん中の通路側にしました。
こちらは9割くらいの搭乗率だったかな。ほぼ満席ですね。
ここから日本人の乗客も増え、マスク着用率もグンと上がります。半数以上の人がマスクをしていました。
普段は絶対見ることのない西洋人でもマスクを付けている人がいましたね。
私は喉の乾燥を防ぐため、長距離の飛行機内ではいつもマスクをするようにしています。今回もここでマスク装着。
アムステルダム⇒関空、11時間弱のフライトです。
30分くらい眠れたかな。
しばらくすると食事の時間になりました。
確か、ビーフかチキンを選べて、私はチキンにしました。
照り焼きソース風チキンでしたよ。パンがフワフワで美味しかった。
いつも私は長距離フライトではなるべく眠るようにしてるんですよ。
子連れの時は、自分が眠れるときに寝ておかないと辛くなるのは分かっているし、子どもとシンクロするように寝ると子ども達も安心するみたいだから。
今回もこの食事が終わってから寝ようと思ったんですけどね。
めえーーーーっちゃ お腹が痛い。
何、これ。お腹痛くて眠れない。
かと言ってトイレ籠って解決するような痛みでもないし、腹痛の波に翻弄されるがままに、こうなったらこの腹痛にとことん付き合うつもりで映画見ることにした。なんやそれ
『パラサイト』があったらいいな、と思ったけどあるわけないよね。
で『クレイジー・リッチ』を見ました。
超名作!ってわけではないけど、腹痛と付き合いながら見る映画としてはほどほどに面白かった。
それでもまだお腹が痛かったので、ウィル・スミスがブダペストに行ったりするアクション映画を見ました。
ただブダペスト行ったばかりだったから、どんなんかな。思て見た。
ブダペストのシーン以外はほとんど早送りしたけど、内容が分かる内容でした。
だいぶマシになってきたけど、まだお腹キューキューいう。
しゃーない!お水をたくさん貰ってがぶ飲みして、いよいよトイレに籠ることにしました。
トイレの中の壁紙の小さな模様を数えながら15分。
他のお客さんの迷惑じゃないかな。とか、トイレが壊れるくらい大きな波が来たらどうしよう。とか、いろんな心配をしたけど、私のお腹は解決策を持ち合わせていないらしく、何の変化もなく諦めて席に戻りました。
きっと食べたものがどうとかじゃなく、寝不足とフライトのストレスやと思うわ。
もう眠すぎて眠れない!
そこに偏頭痛まで被せてきて、私の体どうなってんのん!!
TAKIママさん、これが加齢というものですよ。
こんな苦しいフライトは初めてだ。
フライトは順調に飛行距離を稼ぎ、韓国上空に差し掛かる頃に朝食が出てきました。
こういう時は出来るだけ食べる。が、私の信条です。
さすがにヨーグルトはやめときました。キューキューに拍車がかかる。
温かいオムレツで体よ、目覚めよ。
結局、偏頭痛を抑えるために飲んだ薬で腹痛もほとんど感じなくなった。
あ、ちょっと元気になってきた♡ と思った頃に日本に到着しました。
結局、ほとんど寝れんかった。
大阪は快晴!
ただいま、君に会えて嬉しいよ。
乗り継ぎ便、エコノミー乗り切るなら体力が必要
今回ほどビジネスクラスを羨ましいと思った事はなかったね。
というか、やっぱり直行便が良かったんじゃないかな。
夫は子連れで乗り継ぎエコノミーで来るけど、大丈夫かな。
みんな若いから大丈夫か。
バックパッカーとか夜行バスとかやらなくなって久しいけど、子育てして離れているうちにすっかり体力がなくなっている事に気が付きました。
こんな中年帰国者の為にも、ルフトハンザ‐ANAさん、フランクフルト⇔大阪の直行便復活してください!