北ドイツの魅力的な街『リューネブルク』です。
この回では、リューネブルクでぜひ立ち寄って欲しい見どころをまとめました。
リューネブルクの概要はこちら↓
- ①リューネブルク給水塔(Wasserturm Lüneburg)
- ②アム サンデ広場(Am Sande)
- ③聖ヨハニス教会(St. Johanniskirche)
- ④ビアハウス『クローネ』(KRONE Bier- und Kaffeehaus)
- ⑤シュレーガーヴィーテの小路(Schlägertwiete)
- ⑥翼構造建築の元ビール醸造所(flügelbau eines ehemaligen brauhauses Lüneburg)
- ⑦アウフ デン メーレ通り(Auf dem Meere)
- ⑧リューネブルク市庁舎(Rathaus)
- ⑨ラーツアポテーケ(Die Alte Raths-Apotheke)
- ⑩木造クレーンとイルメナウ川の港(Alter Kran im Lüneburger Hafen)
①リューネブルク給水塔(Wasserturm Lüneburg)
給水塔として実際に使用されていた建物を改修、修繕して博物館として公開している場所です。
一般人が登れる建物としてはリューネブルクで一番高く、56mの屋上の展望台からリューネブルク市街、近郊に広がる森、リューネブルクハイデを一望出来ます。
②アム サンデ広場(Am Sande)
聖ヨハニス教会の前にある細長い広場で、リューネブルクで一番美しい広場と言われています。
ゴシック、バロック、ルネッサンスなどの様々な様式の豪華なファサードが並ぶ様は圧巻です。
特に注目なのは広場西側に建つ黒レンガ造りの建物。
元はビール醸造所だった建物で、酒場や宿泊所としても使われていました。
凝った装飾の正面も見とれますが、横側も抜かりなく美しい建物です。
③聖ヨハニス教会(St. Johanniskirche)
アム・サンデの東側に広場を見守るように建っています。
アム・サンデ広場からも見える尖塔は108mもあり、リューネブルクで最も重要な教会です。
④ビアハウス『クローネ』(KRONE Bier- und Kaffeehaus)
1485年から営業しているビール醸造所。
カフェとしてお昼から営業しているので一人でも立ち寄りやすいでしょう。
隣にはビアミュージアムが併設されています。
⑤シュレーガーヴィーテの小路(Schlägertwiete)
見落としそうな脇道を入ると、中世にタイムスリップしたかのような趣のある路地が!
レンガ造りと木組みの組み合わせが、素晴らしく融合した雰囲気たっぷりの通りです。
その昔、鍛冶屋を中心とした職人たちが暮らしていた路地で、大きな音が響き渡る為、職人たちを町はずれに集めたんだそうです。
現在一般の住宅がほとんどですので、お店などはありませんが、どの時間に行っても、どんな天気でも心躍る約200mをお楽しみください。
⑥翼構造建築の元ビール醸造所(flügelbau eines ehemaligen brauhauses Lüneburg)
1593年に建設された元ビール醸造所だった建物。
建物の前の案内板には翼構造建築と書かれていました。・・・なんかよう分からんけどこの建物が特別凝った造りなのはひと目で分かります。
レンガの装飾と木組みの組み合わせがアートの域ですね。
一般の住宅が並ぶ静かな一画にありますが、必見です。
⑦アウフ デン メーレ通り(Auf dem Meere)
聖ミヒャエルス教会と市庁舎を結ぶ通り一帯は、静かな住宅街ですが古い街並みが残っていて見逃せません。
どの建物も現役で人が暮らしているのだから感心してしまう。
お家の中もきっと可愛いのでしょうね。
⑧リューネブルク市庁舎(Rathaus)
13世紀から建築が始まったリューネブルクの富の象徴。
東側正面はバロック様式だけど、反対側に周りこむとまた違った表情です。
こちらは多分、馬車を仮留めしたところ。ガレージですね。
市庁舎は素敵な中庭があって、自由に出入り出来ました。
市庁舎の隣には観光案内所もあります(マルクト広場)
⑨ラーツアポテーケ(Die Alte Raths-Apotheke)
1578年建造の薬局。
豪華な正面の装飾がひと際目を引きます。
この通りは、大手チェーン店も並ぶリューネブルクのショッピングストリート。
市庁舎前のマルクト広場からもすぐです。
⑩木造クレーンとイルメナウ川の港(Alter Kran im Lüneburger Hafen)
この一帯は塩取引が盛んだった頃港だった所。
クレーンの中には大きな木造の水車が入っています。
道を挟んでクレーンの前にある黄色いファサードの建物はかつて教会だったもので、大戦で破壊され正面部分しか残らなかったのを、その後増築したそうです。現在はホテルになっています。
奥の水門になっている所を、徒歩でぐるっと歩くことが出来ます。
この辺りはリューネブルクで一番観光客が集まる所。と言っても、ドイツ人しか見かけませんでしたが・・・。
カフェやレストランが密集していて、港に面したテラス席は常に満席でした。
以上、各スポットを地図にまとめてみました。
次回は給水塔に上って、リューネブルクだけでなく、近郊に広がる森と『リューネブルガーハイデ』を眺めてみたいと思います。