【全世界の屋根好きに捧ぐ】ローテンブルクの市壁と塔めぐり【ドイツ】

ローテンブルク オプ デア タウバー

ローテンブルク オプ デア タウバーに来ております。

前回に続きましてこの回では、ローテンブルクの旧市街をぐるりと囲む市壁と、旧市街への入り口となる門塔を写真を中心に紹介します。

 

 

 

市壁ウォーク

ローテンブルクでは、旧市街を囲む市壁の上を歩いて見学できるようになっています。

下の地図のグレーの線が市壁です。

ローテンブルク オプ デア タウバー 地図

Klingentor(クリンゲン門)

ローテンブルク オプ デア タウバー クリンゲン門

北にあるKlingentor(クリンゲン門)から時計回りに市壁の上を歩いてみます。

ローテンブルク オプ デア タウバー Klingentor

クリンゲン門を外側から見た所。

旧市街側に入り市壁に上ってみました。

ローテンブルク オプ デア タウバー

目線の高さに民家の屋根が来るのが新鮮。
街の中心を向くと聖ヤコブ教会が見えます。

ローテンブルク オプ デア タウバー

ローテンブルク オプ デア タウバー

市壁の壁には世界中からローテンブルクに寄付、協力した企業、団体、個人の名前が刻まれています。

最初は、第二次世界大戦でローテンブルクに空爆を行った米国からの補償、寄付でした。

日本、日本人からの寄付もたくさん明記されていましたよ。

ひとつ代表で画像を。我が町大阪から

ローテンブルク オプ デア タウバー

どんどん進みますよ。

ローテンブルク オプ デア タウバー

ローテンブルク オプ デア タウバー

Galgentor(ガルゲン門)

北東の門Galgentor(ガルゲン門)までやって来ました。

ローテンブルク オプ デア タウバー

市壁ウォークを継続します。

ローテンブルク オプ デア タウバー

Rödertor(レーダー門)

東の門Rödertor(レーダー門)です。

この門の塔にも登る事が出来ますが、私が行った時はCOVID-19の影響で閉鎖されていました。

ローテンブルクの駅から歩いてくるとこのレーダー門から旧市街に入る事になります。RPGを実写でプレイしているみたいでワクワクしますね。

ローテンブルク オプ デア タウバー

まだまだ歩きます。

 

本日の『ベスト オブ 屋根!』

ローテンブルク オプ デア タウバー

Gerlachschmiede (ゲルラッハ鍛冶屋)

第二次世界大戦の空襲で破壊され、戦後に再建されました。

大きな通りからは外れますが、市壁の上から優雅な切妻屋根の形がよく見えます。

現在は一般の住宅として使われているようです。

goo.gl

はい、もっと続きますよ~。

ローテンブルク オプ デア タウバー

市壁の上の訪問者は人間だけではありません。

ローテンブルク オプ デア タウバー

たぶん巣立ちの練習中の雛だと思うんだけど、なんていう鳥かな??

詳しい人、補足求む!

ローテンブルク オプ デア タウバー

屋根の向こうに見えるのはタウバー渓谷。

ローテンブルク オプ デア タウバー

ローテンブルク オプ デア タウバー

ローテンブルク オプ デア タウバー

Spitalbastei(シュッピタール砦)

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市壁ウォークの終着点、南の門があるSpitalbastei(シュッピタール砦)です。

北のクリンゲル門からスタートして、南のシュッピタール門までずっと市壁の上を歩いてきました。

実は後で知ったのですが、市壁の上を歩くときに方向が決まっているみたいなんですよね。で、私はそれに逆行して歩いていたみたい。

どおりですれ違う人が怪訝な顔をしてた訳だ。

私の登り始めた所に進入禁止の表示があったのか、見逃したのか、何も書いてなかったと思うんだけどなぁ・・・。

繁忙期なら人がすれ違うのが大変なほど狭い場所が多いから、一方通行にするのは当然だよね、今回はそんなに人が多くなかったから良かった事にしよう。ははは。

ドイツでは些細な事でも決められたルールを守らない人は嫌われます、ご注意ください。

 

シュッピタール砦、ラスボスのダンジョン入り口みたい。

ローテンブルク オプ デア タウバー シュッピタール砦

市壁の上を歩けるのはここまでですが、旧市街の西側も市壁は続いていてその隣を歩くことは出来ます。

これは市壁外側から↓

ローテンブルク オプ デア タウバー

Burgturm und Stadttor(城門)

最後の門は西にある旧市街とブルク庭園を繋ぐ門、Burgturm und Stadttor(城門)です。

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市壁巡りは1周しましたが、旧市街の中にも4つの塔門があります。

これは最初に市壁が築かれた時の市街の大きさに合わせた門で、初期のローテンブルクは現在の旧市街より一回り小さかったことが分かります。

古い塔門を北から順番に見てゆきましょう。

Weißer Turm(ヴァイサー門)

ローテンブルク オプ デア タウバー Weißer Turm

ガルゲン門から中心部を結ぶガルゲンガッセの途中にあります。

Markusturm u. Röderbogen(マルクス塔とレーダーアーチ)

ローテンブルク オプ デア タウバー マルクス塔

レーダー門からマルクト広場に向かう途中にある門。

マルクス塔の上にはコウノトリの巣があり、春から夏にかけてコウノトリが子育てする姿が見られます。

門の反対側から見るとこんな↓

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Siebersturm(ジーバー塔)

ローテンブルク オプ デア タウバー Siebersturm

Kobolzeller Turm(コボルツェラー塔)

有名なプレーンライン。右手の下って行ったところの塔がコボレツェラー塔で正面左手の塔がジーバー塔です。(上の画像はジーバー塔を南側から見た所)

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やぁ~楽しい!

ローテンブルクは街全体が史跡で子どもが喜ぶような所は少ないですが、市壁の上を歩くのは絶対楽しいはず。

全行程を歩くと3時間くらいはかかってしまうので、興味のある区間だけでも登ってみてはどうでしょうか?

 

次回はローテンブルクの『街ぶら』です。

 

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