『おーろら』に乗船して流氷を見た後、お昼ご飯をどこか網走らしく海鮮が美味しい所で食べたいね。と網走市街に向かいました。
夫と長男とのーびはベジタリアン。
次男は肉食だけど、魚は苦手なので、ぶっちゃけ海鮮が食べたいのは私だけだったんですけどね。
網走まで来て、海のモノ食べずに帰ったら一生後悔するでしょ! え?しない??
ま、そこはみんな理解してくれて、ダチョウ倶楽部の「どーぞどーぞ!」バリに譲ってくれたので、美味い魚喰うぞーー!!と鼻息荒くダウンタウン網走に乗り込んだのでした。
網走って夜の街なの??
この時、時刻は正午前。それらしき飲食店で開いているところが見つからない~。
私の食べたい網走グルメはどこに行ったら食べられるんやぁ。
飲食店の集まる中心地と思われる地区を一周してみたけど、並ぶお店は全部閉まってるの、なんかここ、夜の街なのかな。
そこで、夜の歓楽街を代表するような雑居ビルの前で雪かきをしていたマダムに聞いてみます「この辺で今、海鮮を食べられる所ってありますか~?」
ちゃきちゃきしたマダムで、一気に3軒くらいの候補を教えてもらいました。
って、マダム 寒くないの?!
薄い半そでTシャツに、これまた薄手のスエットパンツで、帽子も手袋も無し。
今の気温、アラウンド0度くらいだよ。
雪かきはそんなに暑くなるほど運動量が多いのか、網走人の体感温度計がぶっ壊れているのか。
鮨restaurant Nabe
網走マダムに教えて貰った何軒かの中から、近くて私以外のメンバーも食べられるものもありそうなお店を選びました。
鮨レストランとありますが、外観も店内もきれいな喫茶店風でした。
ランチに子連れで行くなら、その方が気軽に入店出来るよね。
オーナー夫婦が切り盛りしているお店らしく、観光客相手というよりは地元の人に親しまれているんだろうなぁ。という雰囲気でした。
ここはマダムに教えて貰わなかったら辿り着けなかったな、今グーグルとか本当に便利だけど、やっぱり地元民に聞くのが一番ですよね。
旅先で現地の人とのふれあいってすごく印象に残るし、いい出会いがあるとその土地の株もぐーんと上がります。(私の中で)
鮨restaurant Nabeのランチ
ダダーーン!!
おまかせ特上握りセット 1950円 にしました。
寿司ネタが新鮮でプリプリ、しゃりも小ぶりで食べやすい。
特に感動したのは牡蠣。
昔、大当たりして以来あんまり食べたくなかった牡蠣なんだけど、この牡蠣は全く臭みがなくてクリーミーで溶けるような柔らかさ。
これを普通に食べてる網走の人、大阪のカキフライとか許されへんやろな。
別物でした。
嬉しい事に、誰も私のお寿司を狙わないのでゆっくり味わって食べることが出来ました。
普段、外食するとだいたい子どもに自分のお皿からなんやかんやと摘ままれて、食べたいものを食べれない事も多いんです。そして、子どもの食べ残しを処理する係でもある、子連れ外食あるあるじゃない?
次男はラーメン、その他ベジタリアン衆は蕎麦かうどんとお寿司のセットにしました。
そのお寿司をカッパ巻きに変更してもらったんだっけ。
ランチの蕎麦(orうどん)セットで900円だよ!
安いよね。
他には今回はランチ目的だったから飲んでないけど『から酒』っていうのもこのお店の人気みたい。
ざっくり説明すると“ヒレ酒”ってあるでしょ?それのヒレを蟹の殻に変えたお酒。
美味しいみたいですよ。
鮨restaurant Nabe アクセス
おーろら号に乗った『道の駅・流氷網走』から歩いて10分くらいかな。
お店の近くには駐車できるようなところが無かったので、どこかに車を停めて歩いて行くのがいいと思います。
北海道全域でそうなんだけど、札幌とか網走みたいな道の狭い密集した地域は雪が降ると、路肩にちょい停めも出来ないよね。
除雪した雪が路肩に山になっているし、それで道幅が狭くなってたり、歩道が埋まってたりするものね。
でも、車がないと生活は不便だろうし、冬期の市街地を運転する時のローカルルールみたいなのあるんですかね。
営業時間、その他のメニューなどは公式サイトをご確認下さい。
支払いは、なんちゃらペイでは出来るけど、クレジットカードは使えませんでした。
とっても良心的な値段なので現金でも全く大丈夫です!
鮨restaurant Nabeは美味しい海鮮を食べたかった私、ベジタリアン、子連れにど真ん中でした。
教えてくれた網走マダムに感謝です。
本当は日帰り温泉やら、昭和な民宿宿泊やらいろいろあったのですが、写真を撮っていませんでした。ですのでここで網走流氷観光編を終えて、次回はゆるりと札幌に戻ります。