今日も“食べ物”ですが、お出かけではありません。
ドイツの田舎に暮らす私達家族。
夫と長男がベジタリアンで、次男も私も偏食。
義弟はウチの1階に住んでいて、義実家はほぼお向かいさん、地元の友人知人がしょっちゅう訪ねてくる環境で、大人数が集まり私が料理をふるまう場面も多々あるのですが・・・。
私はどーにもこーにも料理が苦手。
買い出しに出かけてもドイツで日本と同じ食材は手に入らず、元々作れる料理が少ないのに何を作るか、何を食べるか本当に毎日頭が痛いのです。
そんな時いつも参考にしているのがこちらのブログ↓↓↓
多彩な雑穀料理を紹介しているブログで、ベジタリアンがいる我が家にピッタリなレシピがたくさんあります。
親しみやすい料理をアレンジして紹介されているので、どのような味になるのか想像しやすく、ベジタリアンではないバージョンと共にダブルで料理できるのも趣向の違う家族全員分を料理しないといけない私にはありがたい。
そのTeckle先生の雑穀料理の中から、ハンバーグと餃子を作ってみた『つくレポ』です。
海外では思うように食材が手に入らない件
どちらも雑穀料理のレシピと通常(肉入り)レシピを同時に作りました。
Teckle先生そのままの材料は私の居住地では手に入らないので、代替えしたものもあります。
各材料をどのように調達したのか材料の欄に追記しました。ドイツでの食糧事情はこんなんなんだなぁ、と想像していただけるかと思います。
◎:近隣のスーパー、食料品店で手に入る。
■:アジアショップ、BIOスーパーなど特別なお店で購入可。
☆:手に入らないので代替え品利用。
ではさっそく、いってみよー。
ふっくらハンバーグ
合い挽き肉のハンバーグと同時に作りました。
まずは材料から、我が家の場合は人数が多いのでこの分量の倍の量で作りました。
具材と分量(4個分)
■高キビ 150g『高キビではたぶんなく、もちキビか白高キビだと思います』
◎玉ねぎ 100g
■まいたけ 100g『マッシュルームで代用』
■パン粉 50g
◎薄力粉 大さじ1/2
■白味噌 大さじ1
◎塩 少々
◎黒こしょう 少々
◎水 200cc
◎菜種油 適量
【きのこソース】
■しめじ 50g『マッシュルームで代用』
◎トマトピューレ 大さじ4
■ウスターソース 大さじ3『Hoisinソースなるものを代用』
◎きび砂糖 小さじ1
◎塩 少々
◎黒こしょう 少々
◎菜種油 少々
◎ココナッツオイル 5g
つくり方は Teckle先生のレシピどおりに
同時進行で合い挽き肉のハンバーグも作っていたので、炒めた玉ねぎを分けてそれぞれのタネにしたのですがこれが良かったな~。
私は普通のハンバーグを作る時、いつもは炒めた玉ねぎはそのままタネに入れるのですが、Teckle先生のレシピでは一度ミキサーで潰してからタネにします。
そのおかげで身がぎゅっと締まったハンバーグになり、次男がバクバク食べてくれました。
焼けました!
キビを炊く時に少し水分が多すぎたのか、ベチャっとしちゃったんですよね。
食感がねっとりしてしまい、ふっくらにはならなかったのが残念です。
卵を足そうか迷いましたが、卵もちょうどなかったし、だいぶしっとりしたハンバーグになりました。
家族には好評で、夫も長男も喜んで食べてくれて、これはまた作らないと。
ソースは材料が揃わなかったので、Teckle先生のソースとはほぼ別物になってしまいましたが、大人には好評でお肉のハンバーグにもかけて食べていました。
ココナッツオイルがアクセントになっていて、味気なくなりがちな雑穀料理に合いますよね。
子どもはやっぱりケチャップが好きみたいです。
お肉を使わない餃子
こちらも合い挽き肉を使った普通の餃子と同時につくりました。
具材と分量(30個分)
■高キビ 50g『高キビではなくたぶん白高キビかもちキビ』
◎エリンギ 100g『マッシュルームで代用』
◎キャベツ 100g
◎おろし生姜 大さじ1
◎顆粒コンソメ 小さじ1
■オイスターソース 大さじ1『Hoisinソースで代用』
■みりん 大さじ1『なかったので砂糖小さじ1杯で代用』
◎ごま油 大さじ1
◎塩 少々
◎黒こしょう 少々
◎お湯 80~100cc
■餃子の皮 30枚『アジアショップでまとめ買いして冷凍保存』
この時はちょうどいい塩梅に炊くことが出来ました←キビ
雑穀を炊くのは、各家庭の火力の違いもあってちょっとコツが要りますね、何回か経験して最適な炊き方を覚えたい。
まずはタネを作ります。
お肉の方のタネは私が普段作っている餃子のレシピで別に作りました。
私の餃子は白菜派です。
包みまーす。
ちょっと小ぶりサイズにするのが好きです。
焼けました!
家族みんな羽根つきが好きなので、焼き方は私のやり方で焼きました。
タレはシンプルに醤油と酢を半々で。
Teckle先生の雑穀餃子、めっちゃ美味しい!
ちょっと生姜を多めに入れ過ぎてしまい、子どもにはあまり受けなかったのですが私にはツボでした。
今まで冷凍の野菜餃子を買って来ていましたが、こっちの餃子圧勝!
しっかり味が付いているからタレが無くても美味しいし、冷めても食べられるからお弁当にもいいと思う。
という事で、ハンバーグと餃子どちらも挑戦して良かったです。
これから我が家の定番になると思います。
怒られるのを覚悟でわがままを言うなら、レシピがプリントアウトできるといいな。
A4一枚におさまるようにプリント出来たら、レシピブックに保存していつでも見れるもんね。
食材の調達
今回の雑穀は高キビという事で、キビとはなんぞやという所から始まりました。
これはスーパーで手に入りましたが、BIOショップに行くともっと多くの雑穀が買えると思います。
その他、ウスターソースの代わりに使用したのが『Hoisinソース』
少し甘みのあるソースで味なじみが良く、どちらに使っても大正解でした。
日本だと海鮮醤として売っているベジタリアンのソースです。
これからもお世話になります
麩や凍り豆腐などドイツでは入手できない材料もありますが、毎週美味しそうな雑穀料理を紹介しているTeckle先生のブログ。
料理下手を克服できるように、他の雑穀料理にも挑戦したいと思います。
今回は、ベジタリアンの家族の為に作る雑穀料理と、参考にしているブログ『Tempota Blog』さんの紹介でした。