ザルツブルクでは当初想像していたよりこの街を気に入ってしまい、予定を伸ばして気が付いたら1週間も一人でウロウロしていました。
そのザルツブルクで宿泊した宿を紹介します。
夏休み期間中だったので、手頃で良質な宿は早々に売り切れてしまいそれでも何とか間に合ったリーズナブルなお宿です。
1軒目はこちら!
『The Keep Eco Residence』
週末にかぶってしまいどこも空きが無くて頭を抱えていたら、キャンセル待ちで空きが出て滑りこめたホステル。
中央駅から徒歩7分ほど、ミラベル宮殿までも徒歩7分ほど。
周辺の治安に不安はなく、便利な場所だと思います。
ホステルですが完全個室で、ドミトリーが無い所も決め手になりました。
素泊まりの宿でザルツブルク市街では最安値にあたる料金帯です。
エントランスは暗証番号がないと開かないようになっていて、セキュリティーも十分。部屋の鍵も同じく暗証番号でした。
スタッフは皆、感じが良く親切。
建物は古いようですが、センス良く改装されていておしゃれです。
1階の食堂&夜はバー。
朝は朝食会場になります。
Ecoを謳っている施設だけに、朝食の内容は全てヴィーガンでした。食材も地元のものを中心にBIO(オーガニック)に拘って揃えられていました。
ヴィーガンは食べなれているけど、頑張って食べても後ですぐにお腹が空いてきちゃうんだよねぇ・・・腹持ちが悪いのだろうか。
朝食は宿泊料金に含まれていません。
会場で食べた後に“自分の希望の金額”を支払うシステムです。
私は10€支払いました。
割高だけど、寄付の気持ちも込めて妥当な線かと・・・悩みますよね。
個室にトイレと浴室が付いていなくて、各階に共同のシャワールームとトイレがあります。
私の部屋の階には、部屋数8に対してトイレが1ヵ所しかなくちょっと足りてないんじゃないかな、と感じました。
シャワールームも鍵がかかる所は1カ所で、自分がシャワーしている時に外で待っている人がいて、落ち着かなかったですね。
トイレ、浴室が個室内にないのは最初から分かっていたのでそれは良いのですが、もう少し数を増やして欲しい。
そもそもオーストリアって、3つ星クラスのホテルでもトイレと浴室が共同ってところが多くて、料金そこそこ取るのに個室内にバスルームが無いのは嫌だよね。
安いホステルだから我慢できる。
内装は手作り感あふれるアンティーク×モダンのミックススタイル。
部屋にテレビはありません。
たぶん火災報知器だと思うけど、天井に付いてるのがピカピカ光って気になる人は眠れないかも。隣の部屋の音もよく聞こえます。
手振れが酷くて、ベッドの写真はありません。
私ひとりの利用でしたがベッドはふたつ。二段ベッドのようになっていました。
個室にバスルームが無い事もそうだけど、ベッドの配置とか小さな子どもと宿泊するには不便を感じるでしょうね。
やっぱり子どもと一緒に眠れる、大きなサイズのベッドがいい。
その他、一番暑い時期だったのでクーラーが無いのは辛かった。夜に帰って来て窓を全開にしても、部屋の中の気温が下がらなくて寝苦しかったですね。
館内にコインランドリーあり。
ドライヤーも貸し出し出来ます。タオルは部屋についていました。
歯ブラシやシャンプーなどは持参してください。
エレベーターもあり、最低限は揃っています。
Ecoのコンセプトとか、デザインは好きだけど、またここに泊りたいか。って言われたら答えはNOです。
スタッフとゲストの交流が盛んなようなので、旅先で色んな人と知り合いたい人にはいいと思います。ここのようなバックパッカーの集まるホステルはザルツブルクでは他にあまりないんじゃないかな。
ザルツブルクのエコノミーなホステル『The Keep Eco Residence』でした。
次回は、もう1軒私が実際に泊った駅近の近代的な宿を紹介します。