この記事を書いている12月4日、(日本では昨日の日付になりますが)安比高原がオープンしました!
うぉー ええなぁ。
前シーズンの冬、新型コロナウィルスのクラスターが同時多発的に発生した欧州各地のスキー場では『スキー場=コロナ感染拡大の温床』みたいなイメージになっちゃって、この冬も各スキー場の営業がどうなるか分かりません。
ヨーロッパでスキーと言えば“滑る”事はほどほどに、なんならメインはアフタースキーのパーティー目的で訪れる人が多いので、クラスター発生源はそういった夜のお楽しみの場なんですけどね。
ちょうどコロナが拡大しつつ深刻度が増してきた2020年2月に家族で安比高原スキー場を訪れました。
当時、9歳の長男、5歳の次男、夫、途中参加の友人と4泊して安比の雪を楽しんで来ましたよ。
この回では、子ども&初心者+上級スノーボーダーと一緒に行ったママスキーヤーの視点から安比高原スキー場を紹介したいと思います。
東北随一『安比高原スキー場』
私は今まで東北のスキー場にあまり縁が無くて、安比高原は初めて訪れました。
その他だと、蔵王か八甲田しか滑ったことが無かった。
先シーズンは雪不足だったこともあり、蔵王はやめにしました。八甲田はボーダー達が行きたがったんだけど、子ども向きではないと回避して安比にしました。
正解だったよね、うん。
雪質の良さはもちろん、コースレイアウト、飽きないバーンの豊富さ、初心者から上級者まで楽しめる山ですね。
ゴンドラやリフトの動線も子連れで滑りやすい設計でとてもいい!
初心者&子連れには
一人で滑れるようになったばかりの次男にはこのヤマバトコースが最高です。
麓からゴンドラ1本で山頂まで直通なのも楽だし、そこから緩やかな5.5キロのコースは1本滑るたびにメキメキ上達していくのが目に見えて分かるほど。
若いっていいよね。
ただやっぱり素晴らしいコースだけに、一番混雑していました。
子連れで滑る時は事故には一番気を使いますね。
でもね、安比は他にもたくさんコースがあるから、スピード出すような上級者はヤマバトコースには居なくて大丈夫でした。
1本滑るごとに、ゴンドラに乗る前と山頂駅に着いた時に「トイレない?」と必ず聞きます。滑ってる途中で突然言われてもなかなか大変だし。
次男はこの安比高原スキー場での数日間にすっかり独り立ちして、ヤマバトコースならかなりの速度で滑れるようになりました。
後は荒れてるような斜面とか、雪質の違うコースでどれだけ安定して滑れるようになるか、だな。
中級の子連れなら
長男は2歳からスキーをはじめたからまぁまぁ滑れる。
安比の上級コースも含めてほぼ全てのコースを滑りました。
斜度34度の第二ザイラーコースだってゆっくりターンしながらなら降りてくることが出来ました。
雪質がめちゃくちゃ良かったから、同じコースでもアイスバーンだったら無理だったかもしれないけど。それは私だって嫌だわ。
安比の上級コース、これ欧州のスキー場だったら中級表記かもしれないなぁ。
向こうの上級って本当に急斜面で荒れてるコースが多いから。
で、ヤマバトコース以外がめちゃめちゃ空いてる!
ゲレンデ独り占めだよ。
さすが日本だ、な丁寧に圧雪されたコースでガンガン滑る~。
あーー!気持ちいい!!
安比高原スキー場の設備はちょっと古さを感じたけど、どこも高速リフトで楽ちんだし、滑りごたえあるね。
長男と2時間も一緒に滑ったら膝が笑い始めたので次男の元へ戻ります。
上級者スノーボーダー
朝一でひとりでどこへやら消えてしまった夫とはナイターでしか一緒に滑りませんでした。
ちょうど私達が行く直前に雪が降ったから、朝一パウダーは外せなかったんだよね。
西森ゲレンデ方面。
安比は上級者向けにツリーランコースが設定されていて、エントリーを済ませればツリーランの新雪を滑る事が出来ます。
このシステムっていいですよね。
何でも禁止にしても行きたい人は行っちゃうし、ちゃんと管理したうえで危険なコンディションの時は制限をすればいいし、スキー場の魅力の一つにもなりますしね。
スキー場のコース外での事故が増えていますし、コース外を滑りたい各個人も、スキー場側も責任の所在が明確になってどちらにも前向きないいシステムだと思います。
子連れの私は西森ゲレンデのコース脇の新雪を楽しみました。それでも膝パウだったよ♡
安比高原スキー場・アクセス
車の方は広い駐車場が完備されています。
スノータイヤやチェーンは必須です。スキー場に来るんだから当然か・・・。
その他の交通機関で来られる方は、各地からシャトルバスが出ています。
予約が必要な場合が多いので事前に確認してください。
私が行った時は、無料のJR仙台駅からのシャトルバスを利用しました。
安比高原スキー場と提携している宿泊施設に泊っている人が利用できるもので、こちらも事前に予約が必要です。
安比高原スキー場の料金
リフト料金はこちらです。
スキー旅行での出費で大きな負担になるのがリフト料金。
家族3人(次男は未就学児なので無料)4日間分となるとかなりデカい。
メルカリなどのフリマサイトにもリフト券が出回っているから、そういったのを利用してもいいかも。
または、リフト券も込みになったパッケージプランに申し込むとか。
2021年2月1日までGO TOキャンペーンもやっているみたいですので、色々助成を利用したら今年はお得に滑りに行けるかもしれませんね。
岩手県民はさらにお得な地元割があるんだって。いいなー
以上、今回は安比高原スキー場でした。
次回は安比で私達が泊った宿です。