なんか、胸が苦しい。
息が出来ない。
何?こんなの初めて!
これは、もしかして恋??
・・・じゃねーわ!
ああ、とうとう感染してしまった。
逃げ切れると思ったのに、ほんの少しの油断に足を取られた。
ふっふっふ。
夫がコロナに感染しても、きちんと対策を取っている私は大丈夫なのだ。
とえばっていたら結局、自分も感染してやんの。
ほぼ同時に長男も咳が出始め、確信した私達が検査したらやはり私、長男、次男全て陽性でした。
これで、我が家族内で感染していないのは義弟だけとなりました。
私達が感染したのは、あの義母と一緒にコロナ簡易検査に行った日だと思う。
あの検査で全員が陰性だという結果を受けて、私も油断したし、義母なんてパァーっとマスク取っちゃったし、子ども達もマスク外してちょっと浮かれてたしね。
義弟は同じ検査場には行ったけど、自分の車で単独で行ったんだよね~。義弟、正解!
で、あの時実は義母も少し喉が痛いなーって思ってたらしい。
そーなの?! そこ大事だよ!
それで、家に帰って夜に簡易検査キットで陽性と出るまでの間に、ちょいちょい家に来て話してたんだわ。
私と義母。
ほら、ちょうどイースターの前日だったから、子ども達に渡すプレゼントの相談なんかがあってね。
子ども達に気が付かれないように、ひそひそと、かなり近い距離で、それこそ鼻先付き合わせて。
私はマスクしてたけど、義母はしてません。
それが義母に会った最後だったけど、その時だよね、きっと。
それからきっちり4日後に発症しました。
しかも私、目から感染したの。
マスクしてたから安心してた。
手とか顔とかは洗っても眼球は洗わなかった。
次の次の日くらいになんか目が猛烈に痒いなー。と思ったんだけど、花粉症だからだと思っていたら発症した日の朝、目が開かなかった。
目に糊でもべったり塗られたみたいに膿が張り付いていて、右目だけ。
残った左目でググったら、コロナウィルスが目の粘膜から感染した場合は結膜炎の症状が出るんだって。
そうかー、目からも来るんか。
結膜炎の症状は2日ほどで治まりましたが、発熱、悪寒、吐き気、全身の痛み、などなど他の症状も次々出てきたからコロナ感染間違いなしと自分で判断できました。
次の日に予約したクリニックでPCR検査を受けて陽性と判明した訳です。
英国型変異種。
長男は軽い咳が3日間ほどありましたが、それ以外は元気。
次男は全くの無症状でした。
我が家のコロナは以下のように感染していきました。
夫
↓
義父
↓
義母
↓
私、長男、次男
最後組の私達が発症してから1週間が過ぎ、誰も肺炎に罹ることもなく、重症化もせず、これ以上感染を拡げる事なく収束しそうでホッとしています。
このままいけば今週末には私達の隔離も解除される予定です。
義弟は家にいる時も1階と2階で生活空間が分かれているので、接触は殆どありませんが義父の感染が分かった時点で農場の小屋に避難して、買い出しに行ってもらった時も接触はしていないから私達から彼にうつす事はないと思う。
それにしても、斜め向かいとはいえ別の家に住んでいる義両親が感染したのは迂闊だったな。
コロナ簡易検査キットは精度がかなり低い。って事を大声で伝えたい。
夫が発症した日に受けた簡易検査(キットではなく医院で受けたが内容はキットと同じ)、コロナテストセンターで受けた義母の結果(発症寸前だったがこの時には感染していたと考えられる)、私が発症したその日に自宅で使用した簡易検査キットの結果。
全て陰性だったんだよね。
このコロナ簡易検査キットの精度はほぼ100%に近いってはじめ義母が言ってたんだけど、それは結果が陽性と出た時の場合で、結果が陰性と出た時の精度はかなり低いらしい。
反対なら良かったのにね、陰性の結果が精度高くて陽性の結果が不確かなら次の精度の高いPCR検査なりを受ける人は増えるだろうし、実は感染しているのに陰性だと思っている人はかなりの確率で他人に感染を拡げてしまうよね。
ドイツの感染が広がっている背景に、検査を受ける環境が整っているのにその検査の精度があまり高くないっていうのもひとつあると思った。
ドイツでは精度の高いPCR検査は予約したうえでしか受ける事が出来ない、結果が出るまでに時間がかかる。
飛び込みでも検査出来て、結果が出るのが早い簡易検査を受ける人の方が多い。
まぁ、罹ってしまったものはしょうがない。
ここで誰かを責めても意味がないし、私達で感染の繋がりを断ち切れた事は良かったと考えよう。
コロナの抗体は約半年ほどは有効という報告があるので、10月頃にワクチン接種しようと思います。
コメントやメールをくれた心優しい人達。
心から感謝します、ご心配おかけしました。
ありがとう。
義両親60代、私40代、夫30代。
英国型変異種に感染して全員軽症で回復しました。
もしあなたがリスク群に当てはまらないなら、この感染症を必要以上に怖がることはないです。
リスク群にあてはまる、もしくは身近に当てはまる人がいるならなるべく早くにワクチン接種を受けれるといいと思います。
《トップ画像は、隔離でする事のなくなった義母が次男と焼いたパン》