という訳で(前回に続き)ディズニーランド・パリに、長男9歳と次男4歳と母子旅に行ったお話です。
今回は、この旅行で準備した事、ディズニーランド・パリのチケット購入方法を公開します。
ディズニーに家族旅行って出費がアレやね。
ディズニーランドって世界中にあるけど、日本だと東京ディズニーランドがあるやん?(へ?当たり前やん、何言ってんの?)
これ、関東在住の人なら東京ディズニーランド行くのになんの躊躇いもなく行けると思うけど、地方住みの人だったら家族でディズニーランドって大出費になるよね?
最低でも交通費と宿泊費がかかるから。
だったら東京にこだわらずに、香港や上海って選択肢もあるよね、時期や行き方によってはそっちの方が旅費が抑えられていいよね。という意味で。
日本に住んでいるとそうでしょ?ならない??
で、私達はドイツに住んでいます。ドイツでもフランスに近い西側地域です。
ヨーロッパにディズニーランドはパリにしかありません。
では、ディズニーランド・パリに行ってみますか!となった訳ですが、行ってみてディズニーランド周辺の物価の高さに打ちのめされました。
パリの物価の高さは知っていたんですよ。それも、今回『子連れパリ観光旅行』にしなかった理由の一つであり、パリ郊外にあるディズニーランドならそれなりに旅費は安くなるんではないか?という思惑がありました。
それは当たっていた所もあるけど、ディズニー自体はやっぱり驚きのインフレ価格設定で、『ヨーロッパ物価高い高い』言われるけど、そらこんな所だけ観光して帰国したら物価高い印象しか残らんわ。と感じた次第です。
この旅行の行程全てで『ひ~!!高っっかいわぁ!』という庶民の叫びがあった事を踏まえてお読みください。
荷造り
4泊5日の行程で持って行ったのはこれだけです。
3人分の着替えとタブレットPCを全て小さいスーツケースに収めました。
洗濯機付きの宿を選び、着替えは各自一組ずつしか用意しませんでしたが、それでギリギリなんとかなった。(靴下だけ多め)
着替えもね、どう考えても足りないけどね、いざとなったら現地調達したらいいや。と思っていました。近くにショッピングモールがあるから。
外出時に両手が開くようにリュック(画像左)も持っていきましたが、寒くなった時の上着(3人分)と飲み物、軽食と貴重品を入れていただけなので軽かった。半分も容量使ってない。
着替え以外で『これ、要るやろ!』と思って持って行ったもの。
今回はキッチン付きのホリデーアパートタイプに宿泊しました。ですので、いつも飲んでる紅茶、ビタミンドリンクとキッチンペーパーは持って行って正解。
洗剤は持って行ったけど、宿に一回分が用意してありました。
私のガジェット類は全て日本で買ったものなので、電源プラグは忘れると充電できません。
滞在期間中、崩れ気味、雨、嵐!という天気予報でした。子ども達は上着が防水なので、傘は私の分だけ。一回だけ使いました。
一応外国だから、パスポート、保険証。
子どもは各自、自分のリュックにたんまりとおもちゃや本、塗り絵セットやボードゲームや大きなぬいぐるみを詰め込み、『もーー!毎回毎回、そんな持って行っても現地で半分も使えへんわ!!』とお決まりのやり取り。
母が少しでも荷物を減らすために、厚手の靴下諦めて薄いヒートテック靴下にしてるのも知らんと。
重くても自分で持ちや。
パリの気候と服装
フランスではこの夏に40℃を越える猛暑になった事もあり、あんまり意識していない人が多いかもしれないけど、パリって寒いです。
日本で言ったら、北海道に行くつもりで準備して行ったらいいと思います。
真夏と真冬は簡単です。
真夏→暑い時の服装+薄手で軽い上着
真冬→しっかり防寒着
でいいと思うんですが、中間の春と、秋が難しい。
この時期は一日の内でも気温差が激しくて、それに合わせた準備が必要です。
私達が旅行した時は天気はグズグズで嵐の日もあり、全体的に寒かったです。かと思えば、雲が晴れて日が差した時は急に暑くなったりと、典型的な秋の気まぐれお天気でした。
一番寒い時で気温5℃くらい。暖かい時で23℃くらいかな。
実際は風や雨、日差しの強さで体感温度はさらに差が大きく感じます。
↑頭につけるミッキーの耳のアレを買ってもらえないので、ミッキーマウスになってるつもり、の子ども達。けなげ。
私は冷え性の超寒がり、子ども達は暑がりで、特に長男は真冬でも半そでに裸足で外に出て行こうとする程です。狂ってるんじゃないかな?
この時も、「後で寒くなるから上着要るよ~」って言ったのに「要らない!寒くない!!」と言って聞かなかった。
私と次男の上着は私のリュックに入っています。
それぞれTシャツの上に前開きのジャケットで、私だけ既にダウンのベストとスカーフと帽子で、寒さに備えています。さらに、ストレッチウールのパンツの下にはヒートテックのタイツも履き込んで完璧。
暑くなった時には、スカーフとダウンベストを脱げばちょうど良かったです。
3人共足元はスニーカー。
持ち歩きの防寒着は次男の帽子と薄い防水パーカージャケットで、なるべく荷物がかさばらないように気をつけました。
この時期、パリでは17時くらいには日が落ちて寒くなります。
この日はディズニーランドの営業が20時までで、日が暮れてからはめちゃくちゃ寒くなった。なんか、霧みたいなの立ち込めてきたし、どんだけファンタジー気分盛り上げるねん。
そしたら長男:「寒い!」
そら、寒いやろ。朝、私は「上着持って行こうか?」て聞いたよね。
次男はとっくに自分の上着を着こんで、それでも寒いから私のダウンベストを上から着てる。ワンピースみたいやん(笑
しゃぁないな、ママの帽子とスカーフを貸してあげるからこれで我慢しなさい。
で、私は追いはぎに合った人みたいになって、寒いわけですよ。
そこで持って来ていたペラいジャケット、これが役に立つ。
これが近いかなぁ。
以前はこのタイプのフード無しがありまして、この上にさらに何かを着るので、フードはない方がいいんです。で、身頃はコンパクトでダボっとしてないほうがいい。
胸ポケットに収納出来て、手のひらサイズになって、軽量なのでわりとどこに行く時もバッグに入れています。
これを、この時はですね、スウェットパーカーの中に着るんですよ。そうすると自分の体温が閉じ込められてサウナスーツ効果で温かい。
軽くて体にフィットしているので、動きやすい。といった利点があります。
パーカーの下に着るから、いきなり『登山に行きます!』みたいな、いかついアウトドアおばさんに変身しなくてもすむ。
それでなんとかしのぎました。
ディズニーチケットは事前に購入した方が絶対お得。
ディズニーランドリゾート・パリには2つのパークがあります。
ディズニーランドパークとウォルトディズニースタジオパークです。
さてチケット購入ですがこれ、絶対行く前に買ってから行ってね!
この公式サイトでチケット購入できます。
行く予定の日程、ふたつのパークを同日行き来するか、ファストパスつけるかどうか、オフィシャルホテルに宿泊した場合、などなどいろんな組み合わせで購入できます。
それぞれでもちろん料金は変わりますが、どちらにしても事前購入が絶対に安いんです。当日パークでチケット購入するのとだいぶ差が出ます。
しかも、事前購入したチケットは人数分紙に印刷して持って行かないとダメなんです。スマホにQRコード落とし込んでピロリン♪とかは出来ませんのでご注意ください。
私達は、ミニ(閑散期の料金設定)のディズニーランドパーク一日券をとりあえず事前購入して行きました。
一日券で入園して聞いたら、途中退場・再入園は出来るけど、どちらかのパークに限定されているチケットはもう一つのパークには入れませんよ。との事でした、当たり前ですけどね。
年パスは私達の買ったチケットと同じ条件なら4日間行けば、元が取れる計算ですね。
年パス買う人は、オフィシャルホテル泊まるとか、パーク内で買い物しまくり、食べまくります。とか、ディズニーの住人と一緒に朝食食べたいとか、開園前に早く入園したいとか、イベント優待が欲しいとかいう人は価値があると思います。
それも何回か来てようやくペイ出来るから、期間内にそれだけ来れる人ですよね。
公式サイトにはチケット購入以外にも重要な情報がたくさん載っています。旅行が決まったらまずはよーく読み込んでおくことをお勧めします。
日本語はないですけど、分かりやすいサイトです。
その他、こちらのサイトが超絶参考になる。↓
準備は完璧!・・・なはず。
他には宿の手配と現地に向かう列車の予約を出発の5日前くらいにしましたね。毎度、かなりギリギリですよね。
出発前に準備したのは以上です。
予定をきっちり決め過ぎないで、柔軟に考えて行動しようと思っていたので、やっぱり事前にチケット購入しておいた方が良かったな。という事はありましたが、少しの差額が出てしまうのは想定内でした。
次回は、いよいよ出発です。
ディズニーランドリゾート・パリへの行き方と、宿泊した街Val d'Europeについてレポートの予定です。