東川町から層雲峡にやって来ました。
お目当ては『層雲峡温泉 氷瀑まつり』です。
北海道全域で大雪注意報が発令された大荒れの日に当ってしまいましたが、これも北海道の厳しい冬を体感することが出来て良かった。かも・・・。
暴風雪の中でも氷瀑の美しさは格別でしたよ。
第45回 層雲峡温泉 氷瀑まつり
氷瀑まつりは1976年(昭和51年)に始まったお祭りで、外国人観光客には『アイスフェスティバル』と呼ばれています。
層雲峡観光協会が主催となり、石狩川の畔で開催され、2020年は1月23日から3月15日までの期間で開催されていました。
※追記:新型コロナウィルス拡大に従う対策の為、開催期間を短縮して2月28日をもって終了しています。
会場は1万平方メートルの広さを誇り、近隣に層雲峡の温泉街が広がります。
氷でできた建造物が並び、かまくらや自然などをテーマにデザインされたオブジェ、トンネルや氷の彫刻が設置されています。さらに、氷で造られた「氷爆神社」やチューブに乗って滑り降りる氷の滑り台も設置されていました。
太鼓のショーや週末には花火が打ち上げられるイベントも開催されているそうですが、私達が訪れた時はコロナの影響、悪天候、平日といった条件が重なり何か目立ったイベントは開催されていませんでした。
それどころか、氷の建造物内は安全だけど屋外はまっすぐ立っているのも息苦しくなるほどの猛吹雪で、イベントどころじゃないよね。
そんな中、外国人カップルが氷の滑り台に挑戦していたのは驚いた、女性はスカートだったし、どこの猛者だ。
入場料金
氷瀑まつり会場に入場するには、協力金として大人ひとり500円が必要です。
会場内の売店でもらえる甘酒引換券が付いているので、良心的な料金ですよね。
-20℃の氷の世界
氷の建造物がひとつ一つ大きい!
中は、迷路になっていたり、氷のテーブルや椅子があったり、写真スポットがあったり、楽しめる仕掛けがたくさんでした。
『氷瀑神社』へと。
内部はこのように、訪れた人が張り付けた小銭でびっしり。春になるまで張り付けられたままなんでしょうね。
ブツブツした見た目がちょっとグロい。
この迫力!
外に出ていくのが怖くなるほど吹雪いてきました。
屋外も氷像があったり、歩いて見学できるようになっているのですが、吹き付けた雪が積もって何がどうなんだか分からないし、吹き飛ばされる~!!
層雲峡温泉 氷瀑まつりへ行く時の服装、注意点
この時は特に悪天候だったのでめいっぱい厚着して行きましたが、天気が良くてもライトアップを楽しもうと思って日没時間までいる人はスキーウエア等なるべく温かい服装で挑んでください。
帽子、手袋などの小物もお忘れなく。
そして一番大切なのは履物!
“氷”のお祭りなので足元も凍っています。
所々傾斜が付いていたり、人が頻繁に通る所、写真を撮るために行く場所はツルッツルです。
カメラ片手に意気込んで一歩踏み出し、ツルっと行くと漫画みたいに中に浮いてこけます。私もこけて、背中から着地した。
滑りにくいしっかりした靴を履いてお出かけください。
層雲峡温泉 氷瀑まつりのアクセス・駐車場
公共交通機関利用の場合は旭川から層雲峡バスターミナルまでバスが出ています。
駐車場は層雲峡温泉街、大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ駅に向かう道に入ってすぐ右手に公共の駐車場があります。
私達が到着した時に既にこんなんでした。朝から駐車してた人でしょうか?↓
屋根付きでも、こうなる。
層雲峡温泉 氷瀑まつりで北海道グルメも
イイ感じに霞がかかってるのはスマホのカメラが曇ったからです。拭けよ
会場内に食事が出来る所があり、お土産も販売しています。
私達が食べてるのは、うどんと芋モチ。
他にフライドポテトやザンギも食べました!美味しかったー。
会場内にトイレもありましたが、オムツ交換台や子ども用のトイレはありませんでした。
簡易トイレなので仕方ないです。
吹雪きが地吹雪に変わり
外に出ると。
ギャーー!!真っ白でなんも見えん!
そ、遭難するわ。帰ろ。
本当はこれからがライトアップで綺麗なんやろうけど。
危険を感じるレベルになってきたので、退散!!
でもそれでも行って良かった。幻想的で、非日常、アナ雪の世界でした。
『層雲峡温泉 氷瀑まつり』は毎年開催しています。
行きたい!って思った人は、また来年!