ブダペストの旅程も半分が過ぎました。
私はどうしても世界遺産の王宮の丘に行ってみたいと思いつつ、子どもウケは悪いやろからどうしようかな。と。
でも調べていたら、子ども達を連れ出すためにいい所があるのを発見しました。
王宮の丘は主に石灰岩や苦灰岩で構成され、雨水や地表水によって浸食された自然の洞窟が地下に広がっているそうなんです。
その一部が公開されているらしいので「地下迷宮があるんだって、宝探しに行こうよ!」と子ども達に声を掛けたら「宝探し!?行くー!」と乗ってきた。
いいねー、そのノリ。
いざ!地下迷宮の宝探しへ、探検だーー!!
王宮の丘の地下迷宮・アクセス
静かな通りの目立たない建物に控えめな入り口があるので、通り過ぎてしまいそうです。
王宮と漁夫の砦の間に位置するので、観光の合間にちょっと立ち寄るのにちょうどいいかと思います。
さっそく地下迷宮へ
急な階段を降りて行くと迷宮の入り口です。
内部はかなりの広さがあり、全てのコースを歩くと1キロくらいあるみたいですね。
料金
『Hop on Hop off』の割引があった事に、今 気が付きました。
しかし、子どもの分は請求されず、私ひとり分の3000Ftのみでした。
ハンガリーの人は怖い顔して何も言わず、まけてくれたり、おまけを付けてくれたり優しいから大好き。
全然アピールしてこないので、後になって気が付くことも多いけど。
王宮の丘・地下迷宮を探検
地下迷宮内は、本当に真っ暗な場所もありスマホのライト無しでは進めないくらいです。
中世を再現した人形が並んでいたり、王の墓的な石棺があったり、お化け屋敷みたいなアトラクションと考えていいと思います。
その舞台が、実際に古くから使われていた自然の洞窟だってところが凄いですけど。
王宮の丘の洞窟は石器時代に人々が利用するようになり、オスマントルコの襲撃を受けた時、世界大戦の時には人々が身を守るために身を隠したという、ホンモノです。
内部の造りもアーチ形の天井になっていたり、実際に人が利用していた跡を見れて興味深い。
子ども達には暗闇で光るおもちゃのプラスティックバンドを渡します。
ひかりのタクトならぬ、ひかりの輪だぞ。 (某法人とは違うぞ)
次男が首にかけているのがそれです。
これが子ども達に大好評!
大晦日のカウントダウンで持たせようと思ったけど、カウントダウンまで起きているわけないし、この後(子どもにとっては)退屈な史跡観光やバスの待ち時間に、このおもちゃで子どもが遊んでくれたので持って来て良かった。
花より団子。子どもには、世界遺産よりチープなおもちゃ。ですね。
宝探しの探検の結果は?
という訳で、ひかりのおもちゃを渡した時点で宝探しの事を忘れてしまったか、どうでも良くなった子ども達。
結論から言うと、宝は結局見つかりませんでした。
事前に調べたところ、地下迷宮内にワインの泉があるという情報だったんですよね。
それをお宝って事にしようと思っていた。
でも、ありませんでした。私が見つけられなかっただけかな。
お宝も発見できず、ひたすらグルグルと歩き回った地下迷宮ですが、子どもは楽しんでいました。
短い時間で探検気分が味わえるので幼児連れにもお勧めです。
次回は、ブダペストのパノラマを望むゲッレルート山頂のシタデルです。