私達の住む地域では、この前の週末は10月末から5連休でした。
その2週間ほど前に夫が「サッカー観戦の為にハンブルクに行く」と突然の宣言。
なんか、その言い方『お前らも当たり前について来い』みたいに聞こえるんですけど。
華麗に聞き流していたら、何やら電車の料金やら、車で行ったらどうだとか、私達も同行する前提で前調べしているみたい。
まだ「行く」とは言っていない。
サッカーを見に行かない私達がどうするか。子ども達に聞いてみよう。
長男:「31日の夜は友達とハロウィンするから、その日は出発出来ないよ!」
なるほど。さっそく1日短くなった。
その後、31日は昼から友人夫婦の入籍セレモニーに参加する予定が入り、ハンブルク行きの日程は11月1日に発ち、4日に帰ってくることになりました。
ハンブルクか・・・。遠いよね。
パリより全然遠い。一番早い電車に乗っても5時間かかるから。自宅からだと計6時間弱ですよ、これを子連れで行って、帰って。
ワンオペでは無理ですね。
今回は珍しく夫に同行する訳ですが、夫が一緒だからこそ行ける6時間かもしれない。
さて、サッカーのチケットも押さえて、準備を進める夫。
車の運転が嫌いな私達、やっぱり電車で行く事にしました。
何やら『ebay』みたいなネットサイトで電車の乗車券を安く買った夫、ドイツ鉄道公式サイトで購入するより半額以下で乗れるようです。
そんな裏技使えたんや。
私と子どもが旅行の時もその裏技発動してくれんかな?
オーケー!分かった!ここまでしてくれたら、後は私に任せて!
乗車券発券後すぐに、ドイツ鉄道公式サイトでICEの座席指定予約を取りますよ。
すると夫が「指定席なんていらないよ。空いてる所に座ったらいいやん!」
おーまーえーは あ・ほ・か
ただでさえ満席率の高い長距離のICEやぞ、この大型連休の金曜日に4人分も空いている席などないわ!
子ども2人と大量の荷物抱えて、混み合った電車の中で5時間も座席難民になる気は毛頭ないのだよ。
私:「じゃ、あんたは地べたに座ったらいいわ。2人分の座席指定だけ予約するから」
席が最低でも2つあれば、私が次男を抱えて長男と座れるので良し。
夫とは不思議な人だ。反対する意味が分からんのやけど、指定席料金座席2つで9€ぽっちだよ。
夫:「席が無かったらいつも食堂車にいってるやんか」
食堂車で飲み食いしたら、30、40€ はかかりますやん。大丈夫か?
で、サクサク指定席検索。
もう直前だから午前中のいい時間の列車は満席で指定席が取れません。
ほれ、見た事か!
満席やねん、満席。そんな列車に5時間も!死んでも乗りたくない。
夫:「そんなお昼発夜到着の列車にしたら、金曜日が丸々潰れる!5時間立っててもいいから朝8時発の列車にしよう。」
私:「金曜日、なんか予定あるんか?ないやろ?じゃ、座って行く。それ以外なら行かない。あんたひとりで立って行き!」
まー 揉める揉める(笑
結果、なんとか2席の指定席を取れたのは、往復ともあまりいい時間の列車では無かったです。
もっと早くに動かなかった私達が悪い。
夫の極めつけ。
出発の日、駅にて
夫:「そういえばウィークエンドチケットで行っても安かったね♡」
出た! 恐怖のウィークエンドチケット。
ウィークエンドチケットって速い列車に乗られへんやつやろ?
ハンブルクまで何時間かかるんや?? 8時間か?10時間か?もっと長い事もありえる。
だから夫とどこかに行くのは嫌なんだ。
私はホリデーに行きたいのだよ。修行じゃなくて。
以上のような経緯がありまして、3泊4日でハンブルクに行って来ました。
次回から数回に分けて秋のハンブルク旅行の模様をお届けします。