ドイツの山岳リゾート、ガルミッシュ・パルテンキルヘェンです。
ガルミッシュ・パルテンキルヘェンはガルミッシュとパルテンキルヘェンというふたつの村がひとつになった街ですが、今回は昔ながらの街並みが残るパルテンキルヘェンを歩いてみたいと思います。
パルテンキルヘェン(Partenkirchen)
パルテンキルヘェンの目抜き通りルートヴィッヒ通りは、古き良きバイエルンの街並み残る落ち着いた通りです。
GAP(ガルミッシュ・パルテンキルヘェン)の駅から徒歩15分程と離れていますが、ガイドブックにも載っていない穴場なスポットなのでGAPに来たら是非お立ち寄りください。
駅前から真っ直ぐ伸びるバーンホーフ通りを東に向かって歩くと、15分程で見えてくるのが『Sebastianskircherl』です。
この教会を始点に南に向かう通りがルートヴィッヒ通り。
パルテンキルヘェンのメインストリート、歩行者天国になっています。
観光客で賑わうガルミッシュとは対照的に、どちらかと言うとローカルが多い印象の落ち着いた通りです。
昔は冬に近くの山『ヴァンク(Wank)』がスキー場として営業していましたが、今は夏季のハイキング用ケーブルカーの営業のみになってしまいました。
そのせいか、観光客の数もぐっと減り、まるで時が止まったかのような昔ながらの雰囲気がパルテンキルヘェンの魅力です。
この静けさで繁忙期のパルテンキルヘェンの中心部、バス停になっています。
とある集合住宅の郵便受けと呼び鈴。
可愛い~!!お家の外観も素敵でした。
石畳の通りにカフェやレストランのテーブルが並んでいます。
ATLAS Grand Hotel(旧ポストホテル)
たぶんGAPで一番由緒あるホテル、というか建物。
中世の時代から郵便は辺境を繋ぐ大切な国のインフラでした。
そのうち郵便馬車の泊まるポストホテルが各地に作られました。
このパルテンキルヘェンのポストホテルもそうした歴史あるホテルのひとつです。
1階にはバイエルン料理を提供するレストランもありますので、宿泊者でなくても食事に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
予約は必須です。
美しいブドウの彫刻が施されたワインセラーの扉。
郵便配達員の吊り看板。
もう少し歩いて『マリア聖天教会』の前あたりまでやってきました。
『Das Alte Haus』
『古い家』という名前の家。
18世紀に建てられたバイエルンの典型的な田舎家建築です。
どの建物も壁画が美しいですよね。
さて今回歩いたのはこの通り。
この通りだけでなく、裏路地に逸れて住宅街に入って行っても(特に山側)バイエルンの昔ながらの家々が立ち並んでいて散策が楽しいエリアです。
観光客が来なくなる10月後半、11月は多くのお店が長期のお休みに入ってしまうので、その時期は外してください。
もしガルミッシュ・パルテンキルヘェンに行く事があったら、ぜひパルテンキルヘェンのルートヴィッヒ通りに立ち寄ってバイエルンビールを飲むことをお勧めします。
田舎ですので夜暗くなってから酔っ払って歩き回っても安全ですよ。
これでこの夏のGAP(ガルミッシュ・パルテンキルヘェン)についてはおしまいです。
冬のGAPについても紹介したいので、また登場すると思いますがドイツにスキーに行く人がどれだけいるのか・・・。
クリスマスマーケットの事を書いた方がいいのかな。
また、昔の写真を漁ってみます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。