オーストリアの真珠と言われる美しい湖畔の町『ハルシュタット』に来ています。
前回も少し触れましたが、ハルシュタットは塩の産地として先史時代から人類が定住し、塩と共に生きてきた町であります。
その塩抗は見学できるようになっており、塩抗のあるザルツベルクの上までケーブルカーでアクセス可能です。
時間が足りず塩抗の見学は叶いませんでしたが、ザルツベルクの展望台から絶景を見るためだけに上っても十分に価値のある美しい眺めでした。
ハルシュタット塩抗のケーブルカー乗り場は、Hallstatt Lahn(ハルシュタット・ラーン)にあります。
バス乗り場のロータリーから200mくらいですかね。
このバス乗り場前には小さいけどスーパーもあります。
ハルシュタットの町の中心“マルクト広場”からでも歩いて5分程です。
ジェットコースターと違いますよ。
この急角度をケーブルカーはグイグイ上がっていきます。
下に見えるのはハルシュタット・ラーン、家を建てられる土地が少ないことが分かっていただけますか。湖岸ぎりぎりまで山が迫ってきている、そんな所ばっかりです。
ケーブルカーにはバギーや車椅子も乗せられます。
ケーブルカーを降りたら歩道橋を歩いて展望台に向かいましょう。
展望台のある建物はかつて塩抗の責任者が住んでいた建物で、現在はレストランがあります。
眺めがいいだけに凄い混雑していました。
三角に突き出したテラスから絶景が望めます。
おおーー!
この絶景を背景にセルフィ撮りたい人が並んでいて三角の先端には行けなかったんだよね。
自分は写らなくてもいいから景色だけ撮影したくて、列には並ばず邪魔にならない脇でパシャパシャ撮って来ました。
家族や友人と来たなら絶対いい思い出になるよね。並んでも写真撮りたくなるわ。
ケーブルカーの山上駅から歩いて650mくらいの所に『ハルシュタット塩抗』はあります。
と、その前に。
先史時代のミイラが展示されていました。
人骨だけでなく、塩を採取するための道具なども多く発掘されていてそれらの年代を分析した結果、ハルシュタットは約7000年前には人類が生活していた形跡があるそうです。
ミイラを拝んだ後は塩抗へ向かいます。
緩やかな登り道を歩いて行くと『ハルシュタット塩抗』が見えてきました。
ちょうど横の屋根の下をトロッコに乗って下っていく観光客が見えて、めっちゃ楽しそう!
子供と一緒に来たいわ。
中は滑り台みたいになってるんだって、いいな。
ケーブルカーとのコンビチケットもあります。
詳しい料金、開館時間は下の公式サイトでご確認ください。
『ハルシュタット塩抗』のあるザルツベルク展望台でした。
次回は、ハルシュタットの町で撮影したスナップ写真で街並みを振り返ります。