家族で来日してからの滑り1本目は『札幌国際スキー場』へ。
札幌市内から車で約1時間、気軽にアクセスできて、変化にとんだコース、良質な雪、近くに札幌の奥座敷『定山渓温泉』がある事で昔から愛されてきたスキー場です。
私はスノーボード黎明期、ここで『スノーボード検定1級』の検定試験を受けました。
同じく試験を受けた、イケメンサーファー君の鼻から垂れた鼻水がずーーーんと伸びて床に届きそうになっていたのを鮮明に覚えています。
いや、それくらい寒かったのよ。札幌市内から比べるとこちらはグンと寒さが厳しくなるんです。だからこその良雪。
札幌国際スキー場
私が検定を受けたあの時と変わっていませんね。
だいぶ古さを感じるスキーステーション。リフト、ゴンドラも同じく年季を感じます。
平日だったこともあり、お客さんは少なかったかな。
中国以外からの外国人と、学校のスキー課外授業みたいな団体でほぼ全てな感じでした。
私が検定を受けたあの頃と違うのは、この外国人の多さ。でしょうね。
まぁ、私達もそれに含まれているんですが・・・私達の半分はドイツ人(内訳:ドイツ人2名、ハーフドイツ人・ハーフ日本人2名、日本人1名)
スキースクールのユニフォームを着たインストラクターがスキーやスノーボードのレッスンをしているグループがほとんど外国語でした。
私もやっていたので分かりますけど、雪上に立つのさえ初めての人にイチから道具の使い方や滑り方を、しかも外国語でレッスンするのって大変なんですよね~。
その分、上手く行った時の『自分けっこう出来るやつなのでは?』感が凄い嬉しいんですけどね。そして、上手くいったのは教えた人ではなく上手くなった生徒さんの実力、というのが真実なんだよ、自分。
初滑り!
さて、今日は私にも生徒がひとりおります。
この人です↓
次男はスキーを履かせたことは何回かあるけど、まだ自力で滑る事は出来ない。
スキーを履いて、平地で歩ける、緩斜面⇒止まるくらいの平地もしくは緩い登りで滑り降りることが出来る。
そんな状況でした。
夫とのーび(ドイツ人独身男性)は長男を連れて、とっとと上がってしまいまして。
私と次男はまずは麓のこちら、ムービングカーペットのあるベビーコースから始めます。
このムービングカーペットは他のリフト券とは完全別物で、一日リフト券を持っていてもここだけ別途料金1500円を払わないといけません。
スノーエスカレーターって書いてますねWEBには、高いなー。
次男はドイツから持ってきたスキー靴が小さくて入らず、私はスキー板は持って来なかったのでそれぞれレンタルしないといけません。
結局、レンタル代、リフト代、スノーエスカレーター代、で莫大な金額が飛んでいきました。やっぱりスキーは金がかかる。
私と次男がずっとスノーエスカレーターで遊んでいるだけなら、私のスキー板とリフト代が要らないからそれでいいと思っていたのに、夫が「絶対、次男もゴンドラで上まで上がって滑った方がいい!」と言うので急いでスキー板をレンタルして4時間リフト券も買った。金が湯水のように流れていく とはこの事www
夫はスノーボードなので、足の間に次男を抱えて滑ることが出来るスキーの私しか次男を連れて上れないってのがネック。
そこまでして上がった次男は、まだ怖い、雪が強くて寒い、止まれないから転ぶ。で1本しか滑らなかった。
もったいなさ過ぎて卒倒しそう!
その後、滑れるようになったので、スキー嫌いにはなっていないようです↓
で、私の4時間リフト券のほとんどの時間が麓での雪遊びに消えていった(涙)
札幌国際スキー場の詳細情報
豊富なコース設定とアクセスの良さが売りの札幌国際スキー場。
車だと札幌市内からは約一時間、駐車場は無料でした。
札幌市内各地や新千歳空港からのバスもあります。
レンタルも全て揃っているので、手ぶらでバスで行って滑って帰ってくるなんて事も出来ます。
地元の定山渓温泉に宿泊の方もバスが循環しています。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
ここもガラガラでしたね。
2階に巨大な食堂があり、食べる所も休憩するところも余裕があります。
1階には売店、コインロッカー、休憩ロビー、インフォメーションカウンターがあり、ゴンドラ乗り場側の外に出た所にリフト券売り場があります。各種カードは使えました。
一般の更衣室の他に女性専用更衣室もあって、授乳室やキッズスペースもあるので小さな子ども連れの人も安心です。
地下にはスキーレンタル、スキー、スノーボードスクールがありました。
札幌近郊の子連れスキーなら札幌国際スキー場はおススメ
スキー場本来の楽しさと、施設の充実度から考えて札幌近郊のスキー場では札幌国際スキー場はおススメです。
今シーズン、まだまだ営業はしているようですがスキー場にとっては厳しい冬になりましたね。
いつもなら、こういった季節事はすぐ記事にして『こんなだったよ!今、滑りに行くといいよ!』とか書くんですが、今年はそんな呼びかけが出来ません。
また来年、シーズンが来たら改めて記事を書き直すかもしれない、うん、出来たらしたいな。
最後に夫とのーびがさんざん滑って降りて来たところを捕まえて、長男と2人でゴンドラに乗りました。
こちら上級のダウンヒルコースです。
緩くできたコブの上に新雪が積もってかなり荒れていましたが、そんなコースでも不安なく滑れるようになった長男。
これだけ滑れるようになったらどこでも滑れるね。
次男がもう少し滑れるようになったら、いよいよ念願の親子で広いスキー場を滑りまくってやる!
夫はすぐ消えてしまうスノーボーダーなので当てにしていません。
子どもとスキーの楽しみを独り占めだ、ははは。
今年の初滑りは『札幌国際スキー場』で、子連れスキーのお話でした。
次回からは、札幌でやりたい事リストを消化していきます。