仙台国際空港と震災遺構【宮城】

仙台国際空港

仙台で友人家族に会い、楽しい時間を過ごし、大阪に帰る日です。

 

突然の自慢ですが、近年私は晴れ女。

旅行やイベントなど、ここぞという時には晴れるんです。そして、移動日はだいたい雨。

この日も仙台の空は重く、しっかりと雨が降っていました。

 

JRパスを持っている夫は子ども達を連れて鉄道で大阪に帰る事にして、私ひとりで仙台空港から大阪空港(伊丹)まで飛ぶことになりました。

初めての仙台空港、どんな空港なんでしょうか。楽しみです。

 

JR仙台駅から仙台国際空港へのアクセスは楽々17分

JR仙台駅

友人夫婦が駅まで見送りに来てくれて、夫&子ども組が先に新幹線ホームへ。

続いて私も『仙台空港アクセス線』へ向かいます。

日中は頻繁に運行されているので、仙台駅から空港に向かうには列車が一番使いやすいと思います。

仙台 JR路線図

快速なら17分で仙台空港に到着です、早いですよね。

JR仙台空港アクセス線

 

仙台空港に到着

仙台国際空港

ガラーーン

 

この時は3月に入ったばかりでしたが、既に不要不急の外出・旅行は控えるように注意喚起されていた為空港は閑散としていました。

数日前に行ったスキー場ではほとんどのお客が外国人でしたが、この時の空港では外国人の姿はほとんど見かけませんでしたね。

仙台国際空港

国際線方面は無人。この時には国際線は全て運休になっていたんだっけ。

仙台国際空港

お土産物屋さんも買い物客はまばら。

観光案内所でこんな地図を発見!この地図、欲しいなぁ。↓↓↓

仙台国際空港

仙台国際空港

1階に素敵なレストランがありました。

香ばしい匂いに包まれ、よだれが垂れてきそう!

空いているし、入ろうか。と思いましたがその前に、どうしても行ってみたい所がありました。

 

震災遺構・旧鈴木英二邸

震災遺構・旧鈴木英二邸

仙台空港から750mの所にある『震災遺構・旧鈴木英二邸』です。

この辺りの集落は震災で甚大な被害を受け、がれきとなった跡地を全て更地にして現在も復興工事が進められていますが、鈴木英二氏は震災の記憶を忘れないよう被害を受けた自宅をそのままに残しています。

私には現地に行って知ったこと以上の知識はないので、こちらにあったパネルをそのまま公開します。

震災遺構・旧鈴木英二邸

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津波で大きくえぐり取られた建物海側。

震災遺構・旧鈴木英二邸

震災遺構・旧鈴木英二邸

倒壊してしまわないように補強されています。

震災遺構・旧鈴木英二邸

土台だけになってしまった離れ部分。

向こうに仙台空港が見えます。

震災遺構・旧鈴木英二邸

海の方まで行ってみました。しかし、その向こうは海岸という場所まで来てそれ以上は通行止め。

時々風の向きが変わると強い潮の香りがします。

後ろを振り返り海岸から旧鈴木英二邸を見てみます。

震災遺構・旧鈴木英二邸

旧鈴木英二邸もすぐそこに見えますが、仙台空港も凄く近く感じます。

鈴木英二邸を襲った津波は10m以上、仙台空港に到達した津波は3.02mの高さだったそうです。 

仙台空港から旧鈴木英二邸までは徒歩で10分程でした。

 

小学生の長男なら問題ないけど、5歳の次男を連れていたら行こうとはしていなかったであろう『震災遺構・旧鈴木英二邸』ひとりの時間をくれた夫に感謝です。

 

再び仙台空港へ

仙台国際空港

仙台空港に戻ってきました。

1階に仙台空港の歴史や概要を見ることが出来る展示パネルがあり、震災時の仙台空港についても詳しく説明されています。

 

その後、3階に上がって来ました。

仙台国際空港

滑走路側の席に座れば飛行機の離着陸を見ながら飲食できるカフェ。

子連れだったらここに来てたな。

 

もうひとつ子連れが喜びそうな、『とぶっちゃ!仙台空港エアポートミュージアム』

仙台国際空港

仙台国際空港

モデルプレーンの展示もあって、飛行機好きな子どもだったら嬉しいと思う。

仙台国際空港

 

仙台空港・スマイルテラス

仙台国際空港

3階に来たのはこの上に行きたかったから。

仙台国際空港

仙台国際空港

展望テラス、って言っても仙台空港の場合あまり高さはありません。

でも近いです滑走路が。

 

便数が少ないんでしょうね、私がいた間に飛んで来た飛行機は1機だけでした。

仙台国際空港

展望テラスから海の方面を眺めてみます。

肉眼では旧鈴木英二邸がよく見えます。

貞山運河から海岸までの間は何もないですね、土がむき出しの更地が広がっています。

雑草が生えていないので、比較的最近整地されたのではないでしょうか。

展望テラスにあった海の方面の写真パネル↓↓↓

仙台国際空港

貞山運河から海岸の間に雑木林がびっしりですね、ただただ更地が広がる現在との光景差に震えます。

 この日は天気が悪く、牡鹿半島までは見えませんでした。

 

時間が迫ってきました、搭乗口に向かいます。

 

後悔した牛タン

仙台国際空港

後で焦って走りたくないので、早めに保安検査場を抜けて搭乗口へ向かいます。

この時はなぜか搭乗口案内が混乱していて、掲示板で表示された搭乗口と実際の搭乗口が違っていました。

念のため掲示板の表示にあったピア棟の搭乗口に行ってみたらやっぱり、搭乗券に印字された搭乗口の方が正しいんだって。

端まで行って、また反対の端まで戻る。

空港内の散策を楽しむつもりだったから嫌じゃないよ、気にしないで。

 

意外に搭乗開始まで時間が余ったので何か軽く食べようかとも考えたのですが、どうも惹かれる仙台フードが見当たらない。

やっぱり1階の牛タン食べとけば良かった。

仙台空港、牛タンだけが心残りです。

仙台国際空港

www.sendai-airport.co.jp

次回は、仙台からANAで帰阪の予定です。

 

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