9月に入りましたが、日本はまだ暑いんでしょうか?
ドイツはダウンジャケットが必要なくらい寒いです。
この容赦ない夏の終わり方、ドイツあるあるやな。
もしかしてまだまだ続く残暑に『もうええわ』ってなっている人の為に、今回は南ドイツから、歩ける氷瀑Partnachklammをお届けします。
- ドイツアルプスの麓 ガルミッシュ・パーテンキルヒェン
- 【Partnachklamm】アイスフォールに出会えるかは運次第。
- Partnachklammへの行き方
- おススメです。Garmisch-Partenkirchen
ドイツアルプスの麓 ガルミッシュ・パーテンキルヒェン
ドイツ最高峰ツークシュピッツェ山がある、ドイツアルプスの麓の街ガルミッシュ・パーテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)にその滝はあります。
名はパートナッハアルム(Partnachklamm)
夏は爽やかなマイナスイオンたっぷりの小さな渓谷ですが、冬季は滝が凍り、幻想的なアイスフォールへと変化します。
その氷の世界はまるで『アナと雪の女王』のよう。
アイスフォールの中を歩くことが出来るんです。
滝の奥まで歩いても300mほどでしょうか。平坦で歩きやすく、私は長男を妊娠中に行ったのですが無理なく歩くことが出来ました。
子連れで来ている家族も多かったですよ。
抱っこ紐で行くことは出来ますが、ベビーカーは入れません。
気をつけないといけないのはトレイルも凍っていて、めっちゃくちゃ滑るんです。
小さい子どもはツルんと滑ったら、簡易に作られた柵をくぐってそのまま川に落ちてしまうので、ハーネスとリーシュコードをつけていました。
犬の散歩みたいですけど、これ絶対した方がいいです。
ほんまに落ちたらシャレにならん。
【Partnachklamm】アイスフォールに出会えるかは運次第。
オーストリアやスイスと違い、アルプスのドイツ側は積雪量も少なく、その年によってはまったく気温が下がらない時もあります。
通常通りであれば、お正月くらいから2月中旬までの間でこのアイスフォールウォークに行けるのですが、訪問の日にPartnachklammが開いているかどうかはお天気次第、運しだい。
下の公式サイトで確認するか、ガルミッシュの街のホテルや観光案内所で聞いてみるといいと思います。
入場料金や時間の確認もこちらで↓
Partnachklammへの行き方
まずはPartnachklammのある街Garmisch-Partenkirchen略してガルミッシュを目指してください。
ミュンヘンからガルミッシュまでは電車で1時間半弱。
ガルミッシュの駅の周りに市街地が広がっています。
ガルミッシュの駅からPartnachklammまで、散歩がてらに歩いて40分程ですが歩きたくない人はバスか電車でどうぞ。
電車はガルミッシュからひと駅のKainzenbadまで行き、そこから徒歩5分。
バスはSkistadion, Garmisch-Partenkirchenで下車、徒歩5分です。
おススメです。Garmisch-Partenkirchen
このPartnachklammのあるガルミッシュはミュンヘンからのアクセスが良いのがお勧めの理由なんです。
夏は登山、ハイキング、湖水浴。冬はドイツ最大のスキー場として家族連れに人気の街です。
その中でもPartnachklammは短時間で行けて、小さな子どもと一緒に歩ける、意外と穴場なスポットだと思ったので紹介しました。
かなり期間限定ですしね。
私は何年か、このガルミッシュに住んでいたことがありました。元在住者として紹介したい所がたくさんある魅力的な街です。
また機会があれば、ガルミッシュのスキー場についても書きたいと思います。
『この冬に行くから、早めにスキー場の事を書け!』という方がいらっしゃいましたら、お知らせください。できれば、何について知りたいのか教えていただけると助かります。
忘れる前に書こうと思いますが、つついてもらった方が真面目に取り組めるんです。
以上、冬にアナ雪の世界へと変身する、Partnachklammでした。
どうでしょうか?
少しは涼しくなっていただけたでしょうか?