8月16日にケルンのライブハウスLUXORであった『DIIV』のライブに行きました。
【DIIV】
ケルンに到着するのが遅れちゃって、開演1時間前に会場に着いたのだけど余裕で最前列だった。
中央は避け、端に場所を確保。
ステージの高さは膝ほどで、床に貼ってあるセットリストが読めるくらい近い。
サポートアクト、結構よかったけど名を聞き逃しました。
ベルギーのバンドだった。
その後、『DIIV』登場。
サポートアクトのバンド、いいサウンドだなぁって思ってたけど彼らの後にDIIVを聴くと演奏のキレが全然違う!
DIIVの音楽って、一応ボーカルはあるけどギターの旋律がメインで、ボーカルはある意味サブ的なコーラスといった感じ。
ささやくような歌声で何言ってるか分かんない。
だからボーカルのZacharyがサイドでギターのAndrewが中央の立ち位置なのか。
水がせせらぐような美しいサウンドは研ぎ澄まされて、そこから激流にかっさらっていくような重いノイズが絶妙のタイミングで入る。
体を音にまかせ、聴くのが心地よい。
後半、会場が十分温まった頃に『Doused』投入で、うねるようなモッシュの波が。
最前列中央の女の子がステージ上に吹っ飛ばされて離脱。
そのまま最前列は頭を獅子舞のごとく振り回す人達が占領して、アンドリューのギターに頭突きしそうな勢いだった。ステージとゼロ距離だから。
汗が飛び散って、私の顔にもシャワーのように降りかかるんですけど!
こんなのアリ?
このコロナの時代に?
小さな箱のライブに行ってる時点で覚悟はしていたけど、あんまり嬉しくはないよね。
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【セットリスト】
昔から薬物の問題があったDIIV。
今回、至近距離で観て、アンドリューが死人並みの肌の色でびびった。
蝋人形でも彼よりは血色良いよ。
他メンバーもちょっと怪しかったけど、見た目は普通でした。
アンドリュー、大丈夫かな?心配です。
【LUXOR Köln】
Köln Süd駅からすぐです。
ケルン市街中心部から向かう場合はトラム18番のBarbarossaplatz 駅もしくは Köln Eifelwall/Stadtarchiv駅から歩いて5分ほど。
周辺、治安がいいとは言い切れないけど、震えあがる程は悪くないから帰路は気をつけて帰ってください。
『LUXOR Köln』は小さなライブハウスで、公式にははっきりした数字がなかったけど、収容人数は500人くらいでしょうか。
ホールが小さいからバーに行くもトイレに行くにも楽だった。
バーではグラスや瓶で飲み物を提供しており、ライブ会場としては珍しいですね。
投げる人がいたら危ない。
公演終了後、床に割れたグラスがあったからあながち見当違いな心配でもないのかな。
クロークに上着や荷物を預ける場合、荷物一つにつき2ユーロでした。
18歳以下の入場には保護者の同伴が必要です。
18歳以下の規定はイベントごとに違うので、チケット購入時にご確認ください。
小型の箱で、手を伸ばせば抱きしめられるほどの近さでDIIVの音楽を浴びて、幸せでした。