ブダペストに行く事に決めて、出発前にいろいろ調べていたらハンガリーは温泉大国である、という事を知りました。
何ですと?!温泉なんてどう考えてもスルー出来ないやん。
ブダペスト滞在期間中には、何をおいても温泉には行かなければならぬ。と心に決めていました。
そこでブダペストで、ヨーロッパ最大の温泉施設『セーチェー二温泉』へ行って来ましたよ。
- まさか欧州で温泉に入れるなんて!
- ブダペストで一番人気!『セーチェーニ温泉』
- ハンガリー式温泉の入り方
- 真冬の露天風呂・これ以上の贅沢があろうか
- 室内の温泉ももれなく巡ろう。
- 『セーチェーニ温泉』アクセス
- 行って良かった、ハンガリーで温泉
まさか欧州で温泉に入れるなんて!
どうして火山の少ないハンガリーでこんなにたくさん温泉があるのか、謎ですが、ハンガリーは温泉大国。
首都のブダペストにもいくつかの温泉施設があり、旅行者でも利用することが出来ます。
その中でも、ヨーロッパ最大級にして一番有名な『セーチェーニ温泉』に行って来ました。
ブダペストで一番人気!『セーチェーニ温泉』
セーチェーニ温泉は、1909年に最初の建物が建てられた、モダンルネッサンスの優雅な佇まいに欧州最大級の温泉プールを誇る、ブダペストを代表する温泉です。
ハンガリー語では『Széchenyi Gyógyfürdő és Uszoda』ですね。読めんけど。
温泉の温度は18℃~40℃。
効能は、変形性関節症、慢性及び急性関節炎、整形外科施術後や事故後の不調に効くようです。
3つのアウトドア温泉プール、15の室内温泉プールに、マッサージ施設やサウナ、キオスク、バー、ウェルネスエリアなどが揃った一大温泉テーマパークです。
ハンガリーでは子どもが温泉に浸かる事はあまり推奨されていないと聞いたけど、調べてみたら子どもでも入館出来るようだったので、もう自宅を出る時からめちゃくちゃ期待して行きましたよ。
ハンガリー式温泉の入り方
日本の温泉とは違い、基本的にはどこも男女混浴、水着を着用して入ります。
湯船の近くには体を洗うような洗い場はありません。
シャワールームがありますので、石鹸を使って体を洗いたい場合などはそちらを利用します。
セーチェーニ温泉では、タオルなどは有料でのレンタルでした。
私達は、水着、タオル、バスローブ、飲み物を用意して行きました。
私は自分のビーチサンダルは持って行ったのですが、子どもの分を準備するのを忘れたので、これから行かれる方はお忘れなく。足、もげるかと思うくらい冷たいです。
身軽に行きたい方は、タオル、サンダル、バスローブなどをレンタルできる有料のパッケージプランもあるのでそちらを利用してもいいと思います。
水着やバスローブ、サンダルはサイズがだいたい決まっています。特に子ども用はレンタルも用意されていないと思うので、持って行って正解でした。
入館すると男性、女性に分かれたロッカールームがあります。
日本の市民プールの更衣室みたいな作りで、シャワールームやドライヤーなども設置されていました。
複数人で利用するなら、キャビンを選ぶと少し広めの更衣室を貸し切り出来ます。
キャビンは男女混合なので、息子連れの私はキャビンを利用しました。
中に荷物を置いて、そのまま鍵をかけられるので便利です。
水着に着替えて、シャワーで体を流したら温泉準備完了!ヤッホー♪
真冬の露天風呂・これ以上の贅沢があろうか
たぶん一年で一番混雑する時に行ってしまったので、まさに芋の子洗い状態でしたが、観光客も多く、子どももたくさん来ていたので、子連れの私達には気兼ねなく入浴出来て良かったです。
セーチェーニ温泉のアウトドア温泉はすっごい大きくて、上の画像に映っているプールが一番温度の高い温泉でした。
ここに、有名な『湯に浸かりながらチェスをするおっちゃん達』がいます。
長野の温泉に浸かる猿に負けないくらい可愛い光景です。
混んでいたので、チェスに集中出来なさそうでした。
このプールは身長130cmの長男でも足のつかない深さなので、子連れの方は注意が必要です。
次男には許可を取って、アームリングを装着していました。
特にこのプールは湯気がもっくもくだったので、長男が少し離れるともう見えない。おーい、沈んでへんか?
ちょっと危ないと思ったので別のプールに移動しました。
真ん中の四角いプールは少し温度は低め、泳いだり、歩いたりと体を動かしたい人用のプールでスイムキャップを着用しないと入れません。
一番北側のプールも大きいけれど、少し浅めで長男でも足が届きました。
真ん中に小さい流れるプールがあり、子ども連れはこのプールが一番過ごしやすいと思います。
どうやら、たまに夜にパリピ温泉に変わるみたいですね、ここは。
巨大なスピーカーが何台も並び、ミラーボールが設置されていました。
年末だったので、カウントダウンを温泉パーティで過ごすような催しでもあるんでしょうか??
楽しそうですね、いろんな意味でクレイジーな入浴になると思うけど。
あと面白かったのは、みんなスマホを持ち込んでセルフィー撮りまくっていた事。
どう見ても防水じゃなさそうなスマホ持って、湯に浸かって大丈夫なんかな。
あっ!って間違って落としたりする人、絶対いると思うよ。
私はビビりなので、デジカメをジップロックに入れて持ち込みました。けど、それでも遠慮してあんまり写真は撮れなかったな。
みんな大らかに各自好きに楽しんでいる感じが自由でいいな、ハンガリーの温泉。
室内の温泉ももれなく巡ろう。
室内も混雑していました。
長男はスタンプラリー体質で、水風呂に入ったり、40℃くらいの湯に浸かったり、全ての浴槽を制覇しなくては気が済まないのか、次々と湯めぐりして落ち着きがない。
ちょっとゆっくり浸らせてくれ。
しかしかれこれ3時間程も温泉に浸かっていた私達。
低温とはいえ、あんまり長湯すると湯あたりするからな、そろそろいこうか。
手もしわしわやんか。
『セーチェーニ温泉』アクセス
最寄り駅は、地下鉄M1番線の『Széchenyi fürdő』駅すぐです。
他にバスでも近くまでアクセスできます。
セーチェーニ温泉の詳細情報は公式サイトでご確認ください。
営業時間、料金は時期によって変わります。
14歳以下の子どもは限られたプールのみ利用可能。
乳児の利用はトイレトレーニングが完了していることが条件です。
※ブダペストカードで割引あり。
私達は宿泊先でチケットの手配をしてもらいました。
セーチェーニ温泉に行って、並んでチケットを買わずに済んだので、観光シーズンに訪問の予定がある方は、オンラインで事前購入するか、宿泊先などでチケットの購入を済ませておく方がいいと思います。
少し料金は高くなりますが、子連れにはキャビン利用のチケットをお勧めします。
大人2人が一緒に入って着替えが出来るくらいの大きさのキャビンを貸し切り出来ます。
ちなみに私が用意してもらったチケットの会社はこちら↓
ブダペスト観光のいろいろな種類のチケットを扱っています。
行って良かった、ハンガリーで温泉
あまりに楽しかったので、温泉巡りをする為だけにまたブダペストに行きたいくらいです。
ブダペストだけでなく、ハンガリーは国中に面白い温泉があるようなので、少し遠出も出来るよう1週間くらいあると行きたい所を周れるかしら。
水着を着て入浴するので、子どももプールに遊びに行く感覚でめちゃくちゃ気に入っていました。
温泉、本当にイチオシ!!ブダペストを訪問予定の方は、ぜひ温泉も体験してみてください!
その時は水着をお忘れなく。
次回は、このセーチェーニ温泉も動物園もある英雄広場と市民公園のまとめです。
子連れブダペストなら真っ先に目指して下さい。