船がブダペストの街を走る?いや、バスがドナウを泳ぐのです。

この絵面、バスがドナウ川に沈みゆこうとしてるようにしか見えませんが、バスです。いや、違う。船です。

いや、両方です。

バスが船で、船がバスです。

ブダペストで、バスのような船のような乗り物に乗ってドナウクルーズしてきました。

 

※画像は公式サイトから引用しました。 

RiverRide The Floating Bus

これ実は、ハンブルクに行った時にもあって、その時に長男がすごく乗りたがったのだけど、時間の都合で乗れなかったんです。 

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 で、ブダペストに到着する前につい「そういえば、ブダペストにもボートバスがあるみたいだよ」って口を滑らせてしまいまして。

そうなったら、どうしても乗りたい長男。

公式サイト上ではエラーになって予約が出来なかったので、ブダペスト初日にエージェントに出向いて予約してきました。

本当に満席だったのだけど、年末の繁忙期で増便していて、普段は運行していない夜の便に空きがあります。だって!

まじか。予約取れてしまったやないか。

 

乗り場は分かりにくいけど、ココ! 

ピンを付けたバーの前あたりに乗り場があります。

17時出発便で時間の10分前に直接乗り場に行ってください。との事でした。

この日はセーチェーニ温泉に行った日で、早めに切り上げて一度宿に戻り、荷物を置いて、夕飯を食べてから向かおうと思っていました。

 

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しかし、温泉を出るのが思いのほか遅くなり、バーガーキングで早食いのごとくバーガーを詰め込み、もちろん宿に戻る時間は無く、濡れた着替えなどの温泉道具一式を抱えたままブダペストを全力で疾走し、ギリギリに現場に到着しました。

ほら3人共、口にケチャップついてるで!

料金を先払いしているから絶対に乗り遅れるわけにはいかない。

 

なんとか間に合いましたが、座席は指定席ではないので後ろの方の席になってしまいました。

車内は普通の観光バスとほぼ同じ。車内に限ってみれば船の要素はありません。

 

リバーライド出発いたします。

Riverride budapest

とはいえ、いきなり川に突っ込んでいく訳ではなく、市街地の主な名所を回ります。

前を通り過ぎるだけなので、じっくり観光出来るわけではありませんがブダペストって夜がとっても美しい!

この時はまだクリスマスマーケットも開催期間中だったし、街中がイルミネーションで煌びやかに飾られていて片時も目が離せない。

パンフレットには英語とドイツ語のガイドが付きます。とあったのでバスガイド的なガイドを期待していましたが、実際に乗務していたのは確かに英語もドイツ語も話せるけど、ガイドトークはしない添乗員的な役割のお姉さんでした。

その代わりに各座席にオーディオガイドが付いています。

日本語には対応していませんでしたが、長男はドイツ語で聞いていました。

そのオーディオガイドで流れる音楽が、壮大なクラシック音楽で、何だろう?たぶん『ハンガリー行進曲』かな。後、他にはフランツ・リストの曲だな。

音楽がドラマティック過ぎて、ガイドの説明が頭に入ってこない。

確かにこういった音楽は夜のブダペストには合うけども。

長男は気に入ったようで「音楽がいい!」と言っていました。あら、意外な趣味。

乗車中ずっと流れていた音楽、最後に下車する時には『パイレーツオブ・カリビアン』のテーマ曲でした。

キャプテン・スパロウ。なにかハンガリーと関連あるのかな??

ないと思うけど、マッチしていました。

 

次男は川に入る前に寝てしまい。最後まで目が覚めず。

温泉にあれだけ長く入っていた後だものね、私だって寝たかったわ。

 

バスはそのまま入水!緊張する!!

主要な名所を乗客に見せた後、バスは街から少し外れた入水ポイントまで行き、そこでそのまま 本当にそのまま川に入っていきます。

ずぶずぶと水に沈んでいくバスを想像してしまい、ヒヤヒヤドキドキでした。

もちろんそのような心配は必要なく、バシャん! チャッポチャッポチャっとある程度水に浸かるとちゃんと川面に浮いているバス。

すぐに先ほどとは違うモーターの動く音が聞こえ、再び輝くブダペストの街を目指して動きだしました。

車内が完全にバスなので、川を進んで行くのが不思議な感覚です。

でも、このリバーライドは明るい昼間の方がいいと思います。

足元が真っ暗で見えないから、ハイライトである入水のスペクタクルが良く見えない。

体感できるバスの揺れと、音だけなのでイマイチ分かりにくいですね。

 

バスor船?は、くさり橋の手前でUターンして入水した場所に再び戻って来て、おもっきりエンジン噴いて陸上に上がります。

入水する時よりも、出水する時の方がしんどそうでした。

のぼりの方が大変なのは当たり前ですよね。

 

そこからは普通にバスとして走り、乗車した場所に戻って解散です。

約1時間半のツアーでした。

 

RiverRideの詳細情報

riverride.com

一番わかりやすいのは公式サイトで予約と購入を済ませてしまう事です。

私達は街で別のバスの売り込みをしている人に聞いたら、チケットを販売しているオフィスに連れて行ってもらえました。

この案内してくれたお姉さん、手数料取ってるわけでもないだろうに親切!

 

料金は大人:9000Ft に 子ども:6000Ft で合計:15000Ft でした。

6歳以下は無料です。

 

次男は寝てしまったけど、長男はオーディオガイドの説明をしっかり聞き込み、後日の名所めぐりの時にもその知識でガイドしてくれたりと、このバスボートツアーをしっかり楽しんだみたい。

子連れや、手軽にちょっと面白い体験をしたい人には、とってもいいんじゃないかと思ったRiverRideツアーでした。

 

次回は、2階建てのHop on Hop off バスに乗ってブダペストの街を観光します!

 

 

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