ベルリンの音楽フェス『Tempelhof Sounds』1日目、6月10日。
ベルリンに到着したのが、午後15時。
それからホテルにチェックインして、軽くサンドイッチなどを食べまして、調べものを少し済ませてから会場に向かいました。
会場入りは18時を過ぎて、早い時間のライブは逃してしまったけど、どうしてもどうしても見たいアーティストって1日目にはいなかったから予習のつもりで行った。
『Molchat Doma』
『Tempelhof Sounds』(私の)一組目はベラルーシの3人組『Molchat Doma』
独自の世界観があって見ごたえのあるライブでした。
楽曲が単純にノれる曲調ですしね。
驚いたのは少なくない観客が一緒に歌ってた事。
ロシア語だかベラルーシ語だか、そんな簡単に歌えちゃうもの?
それともそれだけ聞き込んでるって事なのかな。
今のご時世に、ヨーロッパにおいてロシア語で歌うバンドがこれだけ受け入れられているっていうのは、音楽は政治も、人種も、言語も超えるって証ですね。
彼らのSNSのアイコンがウクライナカラーだったから、立ち位置はウクライナ側なんだと思います。
でも、何も政治的な事は言えないよね。
彼らの祖国もまた、不自由の空の下にある。
『Florence+The Machine』
FlorenceWelchを中心としたイギリスのインディーロックバンド『Florence+The Machine』
彼女、高見沢俊彦さんに似てませんか。
私がフェスのチケットを購入した時は、1日目のヘッドライナーは『London Grammar』
だったんですよ。
その後、なんの告知も無く『Florence+The Machine』に変更になっていました。
それまでほとんど『Florence+The Machine』の事は知らなかった私。
聞いてみたら、悪くない。どちらかと言うと好きなタイプ。(街コンの感想みたいのやめぃ)
で、一度ライブを見てみるのもいいかもな。と思っていました。
実際にライブを体験してみると、オーディオで聞くよりライブの方が数倍良かったです!
まず、歌唱力が高い。
キレイなソプラノからお腹に響く低音まで、表現力豊かな歌声が観客をグッと引き込み離さない。
楽曲の良さを最大限に生かすセットリストの構成。
なによりもFlorenceのトークが素敵。高貴なお姫様のような良い声で、ファンに語り掛けると会場はもううっとり。
感動的なステージでした。
このライブを観てから『Florence+The Machine』の曲をめっちゃ聞いてます。
1日目は予想していたのよりずっと良い感触でライブを観られたので、幸せな気持ちで宿に帰りました。
次回は、『Tempelhof Sounds』2日目のリポートです。