ドイツの首都・ベルリンで開催された音楽フェス『Tempelhof Sounds』に行って来ました。
2022年は6月10-12日の週末の3日間。
〝全てのインディーファンのためのフェスティバル〟と公式サイトにはあります。
- 『Tempelhof Sounds』2022年のラインアップ
- 『Tempelhof Sounds』アクセス
- 『Tempelhof Sounds』会場の特徴
- 『Tempelhof Sounds』チケット料金
- 『Tempelhof Sounds』公演時間
- 『Tempelhof Sounds』治安
- 『Tempelhof Sounds』周辺の飲食店
『Tempelhof Sounds』2022年のラインアップ
ラインアップはこちら↓
Mac Demarco, Just Mustard, Holly Humberstone, Faye Websterは、予定していた出演がキャンセルされました。
代わりに出演したのは、Brockhoff, Coach Party, Fil Bo Riva, Middle Kids, Power Plushでした。
インターナショナルなラインアップですが、ドイツを拠点に活動しているアーティストの出演も多かったですね。
『Tempelhof Sounds』アクセス
飛行場跡地〝Tempelhofer Feld〟の北東の一角がフェス会場でした。
あの、ただただ広い飛行場跡地全てが会場だったら移動が大変だなぁ。と思っていましたが、フェス会場はそんな大きくなかった。
各ステージもそんなに離れていませんでした。
最寄り駅は、地下鉄U6線の『Paradestraße』です。
同じく地下鉄U6番線『Platz der Luftbrücke』、地下鉄、Sバーン『Tempelhof』も会場から徒歩10分の距離です。
他にバスでアクセスする方法もあります。
ベルリンの街中で交通の便が良いフェス、『Tempelhof Sounds』都市型フェスの利点、交通アクセスの良さは満点でした。
『Tempelhof Sounds』会場の特徴
↑
元滑走路だった所。ここはフェス会場の外。
フェスの会場が見えてきました。
フェス会場入り口↓
元飛行場のコンコースに近いエリアがフェス会場になっています。
ですので地面は全てコンクリート。
他の野外コンサート会場のように雨が降っても、泥でぬかるんだりはしないような場所でしたね。
地面が硬いから、ずっと立っていると足がめっちゃ痛くなりましたが。
腰に来ちゃって、最後の方はくしゃみをするだけで腰が痛かった。
クッション性のある靴を履いて行った方がいいですね。
入場すると手荷物検査の次のチェックポイントまでちょっとした広場になっています。
ここに、有料のロッカーがありました。(長蛇の列でした。)
手荷物検査のゲートを通るとその中がフェス会場です。
郊外型のフェスとは違い、宿泊出来るテント設営エリアなどはありませんでした。
ベルリンには十分な宿泊施設がありますからね。
会場内にあるのは以下の設備。
物販↓
スポンサーの放送局のバス。
・飲食物販売のテント。
食べ物の種類も多かった。
が、割高&長い待ち時間。で利用しませんでした。
・ATM
・トイレ (水洗で手洗い場もありました。)
・無料の給水所
・更衣室
・ラウンジ (一般用、VIP用)
ステージは3つあり、メインステージを中心に扇形に配置されていました。
VIP専用、メインと小ステージが見渡せるデッキ。
方角的にステージを見る方向から西日が差し込み、逆光でよく見えないんじゃないかと思うんですよね。
なので、余分にお金を払ってもこのデッキを使いたいかは疑問。
それ以外にもVIP特典はありますが。(WiFiサービスとか)
ハンディキャップのある人と、その付き添いの人のためのバルコニーが各ステージ前に設置されていました。専用トイレもあり。
フェス会場としては、コンパクトで移動も楽だし必要なものが揃っていると思います。
あとやっぱりちょっと日陰が欲しいですかね。
ベルリンの6月は気候がいいと言っても、何時間も直射日光の下にいるのはしんどい。
『Tempelhof Sounds』チケット料金
3日間通しのフェスティバルパス:182.25€
1日券:82.25€
その他VIPパスもありましたがいくらだったのか記録をとっていませんでした。ゴメンナサイ。
世界的にメジャーな大物も多く出演するフェスで、3日間で200€未満って安いと思います。
『Tempelhof Sounds』公演時間
毎日、お昼12時頃から始まり、22時に終演となるプログラムでした。
金曜と土曜には22時以降もDJブースでアフターパーティーをやっていましたが、だいたいの人は22時で帰る感じでしたね。
他のフェスでは夜通し音楽に浸る、パリピなフェスも多いから、『Tempelhof Sounds』はめっちゃ健全なプログラムだと思います。
街中で、住宅が近いからあまり遅くまでは出来ないのでしょうね。
『Tempelhof Sounds』治安
来場していたのは、ガチな音楽ファンが多かったと思います。
パーティーしたいなら、そういった場所は他にたくさんあるのがベルリン。
来場者もインターナショナルで、ドイツ語以上に英語をよく聞きました。
フェスと聞いて、思い浮かべるのは、ドロドロに酔っぱらった迷惑なパリピが絡んでくる。「それが嫌なんだーー!!」というイメージがあったけど、意外とそこまでひどい人はいなかった。
大麻の匂いは常にあったけど。
ま、ベルリンの人の多く集まる場所では高確率で大麻の匂いがするからデフォルトなのかもしれませんね。
危険を感じるようなことはありませんでした。
危険というより1件だけ、「ギャーー!勘弁してくれ!」って出来事がありましたが。
キレイな話ではないので、リクエストがあった場合に書きます。
『Tempelhof Sounds』周辺の飲食店
会場内で食べるのは、高い、待ち時間がもったいない。美味しくなさそう。という偏見で、結局何も食べませんでした。
そのかわり、毎日入場前にこれでもか!と食べてから行くようにしていました。
会場近辺にはあまり飲食店がありません。
『Tempelhof』駅の周辺に何軒か、それと会場近くにバーガーキングがある。
フェス関係者も来てそうです。(流石にどのアーティストメンバーにも会えなかったけど)
バーガーキングは、会場を抜けて食べに行く事も出来るくらいの距離です。WiFiもあるし、トイレもキレイ、ちゃんと座れる。で、最終日に利用しました。
ただ、どこのお店も終演後の夜22時以降は激混みなので諦めた方がいいです。
フェスを楽しもうと思ったら、体力は要ります。
しっかり寝て、しっかり食べて、水分を十分に摂って、体調を整えて挑みましょう。
ベルリンの音楽フェス『Tempelhof Sounds』の概要でした。
次回からは私の観た、公演の内容をリポートしていきたいと思います。