ドイツ・黒い森のスキー場『Feldberg』(フェルドベルグ)に長男、次男と3人で行って来ました。
電車で!
ドイツのスキー場の中では比較的大きく、アクセスが良い『Feldberg』を紹介します。
- 『Feldberg』(フェルドベルグ) 黒い森のスキー場
- 『Feldberg』アクセス
- コースレイアウト『Feldberg』
- 『Feldberg』リフト券
- 『Feldberg』のコロナルール
- 『Feldberg』行きやすいからまた行きたい。
『Feldberg』(フェルドベルグ) 黒い森のスキー場
フェルドベルグスキー場の最高地点は1,450m。
チェアリフト5基、Tバーまたは丸リフト(ひっぱるやつね)16基、全長30キロメートルの16のコースがあります。
黒い森のスキー場としては最大規模で、人気のスキー場です。
ドイツ・黒い森の都市フライブルクからアクセスが良く、日帰りも可能です。
降雪量や雪質ではスイスやオーストリアのスキー場には敵いませんが、何時間も車に乗ってスキーに行く事を考えると、フェルドベルグは行きやすい場所にありますね。
日本で例えるなら、関西地方からスキーに行きたい場合、信州や東北まで行くのは遠いから、滋賀、岐阜あたりのスキー場や北陸のスキー場に行くような感覚でしょうか。
降雪量が少ないと書きましたが、スイスに比べたら、という意味で、私達が行った時は数日前からずっと降っていて、滑るのに十分な雪はありました。
到着した時もずっと降ってた。
うはは!いいぞ、もっと降れ!!
上の公式サイトで現在の雪の状況や、コース状況が確認できます。
『Feldberg』アクセス
車の方はスキー場近辺にいくつか駐車場があります。
リフト直結の駐車場はすぐいっぱいになってしまいますので、早めに到着するようにするか、空いている駐車場に停めてバスでリフト乗り場まで移動するかになります。
公共交通機関で行かれる方は、電車とバスを乗り継いで行く事になります。
一番近くて大きい都市はフライブルク。
そこからSバーンで、Seebrugg行きに乗り『Titisee』か『Feldberg-Bärental』でバスに乗り換えます。
フェルドベルグ行きのバスは7300番で、約一時間に1本運行されています。
スキーリフト直結のバス停は3か所あり、リフトチケットを購入したり出来るスキーベースの停留所は『Hebelhof』か『Feldberg』です。
公共交通機関でフェルドベルグに行く方法は、宿泊施設紹介の回で詳しく書きたいと思います。
コースレイアウト『Feldberg』
フェルドベルグのコースについて。
ほとんどが中級(赤)コースですが、Seebuck側の斜面は中級コースの中に半分くらい緩斜面があり初級者でもゆっくりなら滑ることが出来そうです。
上級(黒)コースは、私達が行った時には閉鎖されていました。
積雪量が足りなかったか、整備が追い付いていなかったのでしょう。
全体的に中級向けですが、上級者でも楽しく滑れるコースレイアウトです。
中級以上の方、空いていて滑りやすいのはGrafenmatt側のチェアリフト付近のコースです。
北向き斜面なので雪質も良し。
初心者の場合、フェルドベルグは初めて滑る人や子ども向けではないと感じました。
斜面はともかく、初心者が滑れるコースのリフトが全てTバーリフト(丸リフト含む)で、まずリフトに慣れるのに時間がかかる事。
初心者が練習できるようなゆとりのある緩斜面が少ない事。
そのような緩斜面が中央にあり、コースからコースの移動の際必ず通らないといけない為、初心者以外の人も入り乱れて滑ることになり常に混んでいる事。
ま、それでも子供達はスクールに入って楽しんでいたようなので、それなりに楽しめるとは思います。
『Feldberg』リフト券
訪問の日程によって料金に差があります。
上の公式サイトの料金表でご確認ください。
現在、フェルドベルグのリフトチケットはオンライン事前決済でのみ販売されています。行かれる前に購入手続きを済ませておいてくださいね。
チケット購入の流れは以下の通り。
①Anleitung Online Shopにアクセスしてチケットを購入。
《KeycardとPick Up Voucherが選べます。Keycardが郵送されてくる時間の余裕のない方はPick Up Voucherを選択してください。Pick Up VoucherのQRコードが必要になりますので、スマホに保存かプリントアウトして持参します。》
②フェルドベルグの発券機にてバウチャーから発券、有効化を行います。
《機械でバウチャーのQRコードをスキャン→カードが出て来る→カードを機械に挿入→ワクチン証明のQRコードをスキャン→テスト陰性証明のQRコードをスキャン→有効化完了》
12歳以下の子どもの場合は、テスト陰性証明が必要ないのでモニターの案内に従ってタップすると有効化出来ました。
③テスト結果やワクチン証明書にQRコードが無い場合は、有人のチケットセンターで発券手続きが出来ます。
この場合でも、チケットの購入は事前に済ませている必要があります。
フェルドベルグのチケットセンター。
この横(反対側)にチケット発券と有効化の出来る機械があります。
朝、リフトの運行が始まる9時ごろは混み合うので私は前夜に発券を済ませました。(機械は24時間稼働しています。)
このチケット購入、かなりややこしかったです。
まずオンラインでチケット購入がいつものごとく日本のクレジットカードが使えず撃沈。
やっと購入出来て(義母に買ってもらった)、現地の機械で有効化するのもよう分からんかった。
というのも、機械の言語選択がドイツ語しかなかった。
分かりにく過ぎる~!!
今現在のルールとして、毎日のコロナ検査陰性証明が必要なんですが、もしリフト券を事前に購入していてその後コロナ陽性結果が出るなどして滑ることが出来ない場合は、発券前で予約の時間前なら返金出来るそうです。
リフトチケットはカード型で、上着のポケットに入れておけばリフト乗り場のゲートセンサーを通れるあのタイプでした。
『Feldberg』のコロナルール
フェルドベルグのコロナルールは、2G+でした。
2G+とは?
Geimpften (ワクチン接種済)
もしくは
Genesenen(コロナからの回復)
プラス、陰性テスト証明が必要。
コロナ陰性テスト結果は24時間以内である事。
過去3カ月以内に2回目のワクチン接種を受けた人、ブースター接種を受けた人、コロナからの回復を証明できる人はテストの必要はありません。
17歳以下の学生は、ワクチン未接種であってもテスト陰性証明があれば許可されます。
フェルドベルグのテストセンターは2カ所あります。(無料)
私達はAugust Euler Platz 1のテストセンターでテストを受けました。
上の写真のチケットセンターから10m程、すぐ近くにあります。
まず、オンラインで個人情報の登録が必要ですのでスマホを持って行ってください。
テストセンターに無料WiFiがあります、QRコードスキャンで登録はすぐできます。
テストを受けて、その後(10分~15分)結果は登録したメールアドレスに送られて来ます。この結果はQRコード付きですので、フェルドベルグの発券機に対応しています。
スキー場は12歳以下の子供のテストは必要なかったのですが、公共交通機関乗車で必要だったので子どもの分もテストを受けました。
リフトではマスク着用。
屋内施設に入る際はマスク着用の上、ワクチン接種証明か回復証明、陰性テスト結果証明を提示したうえで入場可能。
これねー、困るのはトイレ。
トイレはレストランやレンタルショップなどの施設内に併設されているから、トイレに行きたい人は入場の各種証明書提示が必要なんですよ。
で、入場したい人の列があって、子どもが「おしっこ!」って言ってからそんなの待ってる時間なんてないじゃない?
証明書提示すれば手にスタンプを押してくれて、それ以降はスタンプ見せればすんなり入場できるのでなにも用事がなくても朝イチでスタンプ押してもらうのもいいかも。
あと、使えるトイレの場所確認もしておいてください。
フェルドベルグはリフトで上がったところにはトイレはありません。
斜面中腹にレストランはある、1軒か2軒。
↑
スキーセンター横のレストラン。
この建物の横、道路側にテストセンターがあります。
以上のコロナルールは2022年1月7日現在のものです。
コロナルールは変更があります。必ず事前に公式サイトで最新の情報を確認するようにしてください。
『Feldberg』行きやすいからまた行きたい。
ちょうど雪も降った後だったし、2日間楽しく滑ることが出来ました。
子連れでも、電車で行けるって分かったからまた行きたい。
次回は、子ども達が利用したフェルドベルグのレンタルとスクールについて紹介します。