1月と2月に行った、ドイツ・黒い森のスキー場『フェルドベルグ』
子連れでフェルドベルグに滑りに行くなら、これ以上ない好条件の宿、ユースホステル『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』を紹介します。
- ユースホステル『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』
- 『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』の館内設備
- 『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』の食事
- 『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』の客室
- アクセス
ユースホステル『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』
スキー場の宿選びで重要なのはその立地。
特に子連れの場合、スキー靴を履いて、板を抱えて、雪道を歩いて移動って毎回大変なんですよね。楽に移動出来る範囲の宿は最優先事項です。
ユースホステル『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』はフェルドベルクのメインエリアと車道を挟んで向かい合っており、これ以上ない立地。
スキー場の宿泊エリアにありがちな、坂道や傾斜もないため小さな子どもを連れていても安心して行き来できます。(通りを横断する時だけは注意)
ホステル前にバス停があって↑ 交通アクセスもいい!
4年ほど前にも滑りに来たことがあって、初めて『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』に宿泊しました。
その時に知り合った友人の日本人家族がフェルドベルクに行く予定だというので、急遽私達も出かけたのが1月。
1月は私と長男、次男3人での利用でした。
2月に再訪した時は、夫も休みが取れて私達家族4人と長男の友人兄弟2人、計6人で二部屋利用でした。
日曜には長男の友人パパも参戦し、みなでわちゃわちゃ滑ることが出来て楽しかった。
それもこれも、宿が近くて、昼食を摂りに戻ったり、着替えたかったら部屋にすぐに戻ったり、小さな子がいる友人家族は昼食後に仮眠してからまた滑りに行く事も可能でした。
これ、ホント便利!助かる!
レンタルやチケットマシーン、コロナテストセンターも道路を渡ってすぐだから全て前日に済ませて、当日の朝に長い列に並んで時間を無駄にしなくて良かったし。
このユースホステルは立地の事だけを考えても、フェルドベルクで一番使い勝手がいい宿だと思う。
むしろ、ここにユースホステルがあるからフェルドベルクに滑りに行く。とまで言いたい。
『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』の館内設備
正面玄関を入ったホール・レセプション↑
レセプションのすぐ横の階段ホールがロビー的な場所になっています。
この一帯しかフリーWiFiが繋がらないから、子ども達はいつもここに屯していました。
反対側。
テレビでサッカーの重要な試合を放映している時は、このフロアが人でいっぱいになります。
この奥に、読書室。


読書室内。
小さな部屋ですが、静かに過ごしたい人には落ち着ける空間でしょう。
WiFi接続も良好なので、お仕事しなきゃいけない人もここに籠る事が出来ます。
ダイニング室。
このような広いダイニングルームが4室あります。
混んでいる時は、滞在中 客室カードをテーブルに置きっぱなしにして、自分たちのテーブルを確保するシステムでした。1家族、1テーブル。
お友達家族同士で並びでテーブルを使用したい場合などですね。
1階は、レセプション、ロビー、ダイニングルーム、その他に食事時のブッフェ会場になるホールがあります。
2階から上は客室。エレベーターはありません。
建物はいくつかの棟が繋がれている形状で、建物自体は年季が入っていますが、どこも掃除が行き届いていて清潔です。
地下階の概要。
・スキー・ボードのロッカー室。
・乾燥室。
どちらも鍵付きです。
飲み物、スナックの自動販売機あり。
地下の廊下で繋がった体育館があります。(上の画像は地下の休憩室)
体育館には卓球台あり。
テーブルサッカーや卓球のラケット、球はレセプションで貸し出ししています。
その他、レセプションではそりの貸し出しもしていました。
『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』の食事
2022年の宿泊は全て3食付き宿泊が条件でした。
食事は、ブッフェ形式のセルフサービスです。
以下、朝食の一例です。




毎朝同じではありませんが、ドイツのユースホステルの標準的な朝食でした。
こちらは↓とある日の夕食のデザート。
マフィンにチュッパチャップスやらがぶっ刺さってるの、大雑把すぎておもろいわぁ。
子どもには大ウケでした。あっという間になくなってた。
そして親のプレートに残される、食べきれなかった大量の元マフィン。
予約時にベジタリアンだとか、アレルギーの有無を伝えておくと出来る限りで対応してもらえます。
夕食は19時までです。到着がそれより遅くなる場合は、食べられませんのでご注意ください。
チェックアウト日の昼食は、朝食時に『ランチパック』という名の紙袋が配布されます。
そこにパック入りジュース、ソーセージなどと一緒に人数分の紙袋が入っています。
この紙袋に朝食時にセルフでサンドウィッチを作って入れて昼食にする。というシステムでした。
なるほど、これ(小さな子がいると)子どもの分もしてあげないといけないからチェックアウトの朝は大変忙しくなりますねー。
ユースホステルの食事ですが、たぶん業者から安く仕入れた調理済みの食品ばかりなので、味はほとんど期待できません。
朝食はともかく、昼食・夕食は決まったメニューで子どもが全く食べられない事もあるので、保存食的な食べ物を持参するといいと思います。
ウチはリンゴ3キロくらい持って行って凌ぎました。
水やお茶を持ち出しする為に水筒もあると良いですよ。
それでもゲレンデの食事は高いし、そもそも激混みで落ち着いて食べられないから昼食も宿に戻って食べられたのは助かりました。
『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』の客室
1月に行った時は、4人部屋に3人での利用でした。
この時の部屋は、室内にトイレ・シャワーの付いているタイプのお部屋でした。


2月に行った時は、隣り合った4人部屋に3人、3人部屋に3人の二部屋利用でした。
この時はトイレ・シャワーが客室の外、同フロア廊下の端にあるタイプでした。
トイレもシャワー室も中から施錠出来る個室が多数あり、各客室と固定されているので、他のお客さんとかぶって使用できない。なんてこともありませんでした。


客室に用意されているシーツはセルフでベッドメイクを行います。
チェックアウトの際には、セルフでシーツをまとめて指定場所に出しておく決まりでした。
客室にタオル・歯ブラシ・シャンプー類・ドライヤーは用意されていません。
ドライヤーはレセプションに聞けば貸し出ししてもらえます。
以前は無かったハンドソープが各手洗い場に設置されていました。これって、コロナの影響ですよね。
初めて来たときにタオルが無くて困ったから、今回はバッチリ持ってきた!
《夫は10代の時から何回もここに来た事がある。で、出発前に“タオルは要るか?”としつこく確認した私に“ホステルにあるから要らない”と言って、その後モメにモメた。》
あと絶対あるといいのは室内履き。
地下階より上はスキー靴で入る事が出来ませんし、靴下で歩けるような優しいフロアでもありません。
この『DJH Hostel Hebelhof Feldberg』では最大6人まで利用できる部屋があります。
長男&友人兄弟2人の男子部屋。
到着後すぐにこの散らかりよう。
ユースホステルだから子連れにピッタリ!
多少騒いでも、まわりも家族連れだからお互い様だし、気にならないのがいいよね。
2月に行った時は、長男がお友達と泊りでスキーに行くというイベントが達成できたのもユースホステル泊だったから。
私も10代の頃、友人とのスキーはどんなボロい民宿泊でもめっちゃ楽しかった記憶があるからね。この体験は宝になる!
次男は「なんで、長男の友達は良くて、僕の友達はダメなんだ~!!」って泣いていました。
「あなたも12歳になったら友達誘っていいから。」
「・・・あと5年。5年待ったら、Sちゃん誘っていいんだねっ」
ううぅ、女の子は反対に12歳まで待たない方がいいかもねぇ。パパが心配しちゃうだろうな。
宿泊者は地元指定のエリアのバスが乗り放題になるクーポンが貰えます。これで、提携しているスキーレンタルの割引も受ける事が出来ました。
宿泊料金は12歳以上が大人料金です。
宿泊する全員がユースホステル会員でなければいけません。
(日本ユースホステル協会会員でも可)
入会申し込み、宿泊料金、予約は公式サイトからどうぞ。
アクセス
車で行かれる方は、宿泊者専用駐車場あり。
予約の際に要確認です。
電車で行かれる方。
Freiburg (im Breisgau) フライブルク
↓ Sバーン『Villingen行き』
Titisee
↓ バス7300番
Hebelhof, Feldberg
特にバスは1時間に1本しかありませんのでご注意ください。
その他、『Feldberg-Bärental』で乗り換えるパターンもありますが、この場合は周りに何もないので、私は『Titisee』乗り換えをおススメします。
でも正直、3月に入って、もうフェルドベルクのシーズンは終わりっぽいなー。と思っているんですよね。
なんか寒波が来てドカッと雪が降らない限り、雪ないと思います。
最近のドイツは日も長くなって、すっかり春がやって来ました。
もしかして、ドカッ が来た場合。もしくは来シーズンの参考になれば嬉しいです。
以上、ドイツ・黒い森のスキー場『フェルドベルク』おススメのユースホステルでした。