ただいま私達の暮らす州では秋休み真っ最中です。
2週間の秋休み、友人達に会うため私達は家族で北ドイツを目指しました。
まずはハンブルク。
1週間ほどハンブルクで過ごして、そこからアーヘン、ベルギー、デュッセルドルフなどいくつかの都市を周る予定でした。
が!!
ハンブルクに居る間にCovid-19に関する悪い数値が爆上がり。
ハンブルクを含む各地がリスク地域に指定され、その地域から来た人はホテルに宿泊出来ないとか、2週間の隔離が必要だとか物々しい雰囲気になってきて・・・や、やばい。
国と州の見解が食い違い、いくつかの州から反発があってホテル宿泊禁止は結局骨抜きになったのですがね。
そうこうしているうちにドイツ国内の感染者が激増。
リスク地域を示すドイツ地図が真っ赤に染まってゆき、もう あかん。どこにも行けん。
とある日なんて、一日の新規感染者が8000人を超えたとか。
はじめは『ちょっと雲行きが怪しくなってきたからベルギーはやめとくか、ドイツ国内に留まろう』だったのが身動き取れなくなってアーヘンも行けなかった。
今回予定していた訪問先が都市ばかりだったのもよくなかったよね。
もし車で移動していて田舎を巡っていたらそんなに影響はなかったかも。
もともと秋休み前からじゅわっと新規感染者が増えてきていたドイツ。
検査数の増加で軽症者や無症状患者も多く含まれているからって、どこか舐めてたところはありました。
実際、死亡率や重傷者の数は感染者の数に比例していないのでそこまで悲観してはいません(私個人の意見です)
ドイツ国内の医療リソースはまだ余裕があるので、ロックダウンなど極端な規制は最小範囲でしか実施されないと思います。
でも、休暇旅行なんて不要不急の最もたるものなので、仕方がないですが3日予定を早めて帰宅しました。
今は田舎に住んでいて本当に良かった。
都会暮らしで就学児が居たら、学校がまた休校になるんじゃないかとか、校内でCovid-19が広がるんじゃないかとか凄い気になっちゃう。
何しろ今回訪れたお友達家族の暮らす街では5人に1人の感染者がいるんですって。
神経質になっちゃうよね。
以上、新型コロナの第2波で、五里霧中といった様相のドイツからTAKIママがお届けしました。
次回は、マンガで平和な『ハハコグサ』に戻ります。