日本にあまり詳しくない外国人でも知っている、ワールドクラスに有名な山『富士山』
ドイツの義両親が初来日した2018年秋に8歳長男、3歳次男と共に河口湖を訪れました。
義両親に初めて会った時から、日本の事を話すと必ず登場する「フージー」なんですが、私は行ったことが無かったんですよね。
新幹線の窓から見たり、御殿場のアウトレットからササっと眺めた事しかなかった。
都会よりも自然派で、山が好きな義両親。
富士山なら初めての日本旅行でネームバリューも完璧だと思い、河口湖に向かいました。
結果は大正解！ 富士山の優美な姿はもちろんの事、河口湖含む富士五湖の自然豊かな環境に、広いエリアを観光しやすいようにインフラが整っていて、家族みんながすごく楽しめました。
これから3回に分けて、『富士 河口湖』を旅した時の事を書いていきたいと思います。
行き方
私達は新宿から高速バスで行きました。
東京から向かうなら、これが一番便利ですよね。
なんなら、関西から路線検索しても『まず新幹線で東京行って、そっからバス乗れ』って検索結果出る時もありますもん。
ちゃんと関西からの高速バスもありますよ。
本当はちょっと東京観光して、午後の便で河口湖に向かおうと計画していたのですが、ちょうど台風が接近していてバスが欠便になってしまう事も考えて、朝早い時間のバスを前日に予約しにバスタ新宿まで行きました。
ネットでももちろん予約できますが、バスタの場所を把握しておきたかった。
宿は新宿に近いところだったのですが、新宿は広い！
そして道が分からん。
で、前日に実際バスタまで歩いてみました。確認したところ、私達の宿はちょうど反対側の歌舞伎町より新大久保に近い辺りで、バスタまでそれぞれ大きな荷物と子ども2人連れて歩くのは大変だという事が判明し、翌朝はタクシーでバスタインしました。
大阪の梅田ダンジョンが西の横綱なら新宿は東のそれやな。(急に雑になった)
新宿バスタは大きなターミナルで、案内も分かりやすく、河口湖に行くならやっぱりバスが一番いいね。
朝イチのバスタは夜行便で到着した人が着替えたくてトイレに長蛇の列を作っていたので、バスタの人は有料でもいいから、着替えが出来て、洗面や歯磨きや化粧が出来るような更衣室を早急に作った方がいい。
授乳室はあります。
近くに銭湯でもあれば最高なんやけどな。
新宿バスタから河口湖駅まで、運賃は1950円。子どもも座席が必要な場合は大人の半額の運賃が必要です。
所要時間は2時間弱ですので3歳の次男でも、お菓子やパンを与えたりしてなんとか騒がずに乗っていられました。車内にトイレはあります。
台風の影響で雨の中を走り、予定通りに河口湖駅に到着しました。
駅からタクシーで宿に行き、荷物を預けてからさっそく河口湖畔を歩きます。
河口湖に着きました。
雨は降っていないけど、富士山は見えません。
東京から離れたら蒸し暑さがなくなった。
天気の事を心配してか、観光客は少なめでした。お昼前に河口湖に到着したので時間に余裕があります。
遊覧船に乗ってみることにしました。
所要時間は一周20分、2階のデッキスペースが眺めも良くて気持ちいいのですが、思った以上に風を受けます。
寒くない日でも、防風のジャケットや帽子があった方がいいかもしれません。
私が抱えて手すりに座らせていた次男は出航してすぐに寝てしまいました。あの強風の中で眠れるって、どんだけ眠かったんや。
天気が良ければきっと素晴らしい景色が見れたと思うのですが、富士山は見えなくても湖を船で巡るのは爽快でした。
晴れていたらきっと河口湖天上山公園にも行っていたと思います。
他には、石好きな長男のためにこんな所も行きました。↓
台風が接近。
夕方になりいよいよ天気が崩れてきたので、宿に戻ります。
義両親は温泉どころか共同浴場は初めて。
先に私と次男と義母が温泉に行き、日本の共同浴場の入り方をレクチャーします。
その後、義母から義父に口頭で説明してもらい義父は長男と一緒に日本のお風呂初体験しました。
ドイツ人には湯の温度が熱すぎるのでしょう。体験としては面白いけど、私のように『あぁ～ 温泉行きたい・・・温まりたい』みたいな温泉好きにはならなかったようです。
『日本が恋しい理由』のトップ3に入るけどな、温泉。
夜になって暴風域に入ったので、恐る恐る外を眺めると駐車してある車が大きく震えるくらいの強風で、ひゃー怖い！台風怖いわー。
窓をしっかり閉めて就寝です。(念のため窓から一番離れた所に布団敷きました)
次回は台風が過ぎた後の河口湖を観光します。
