入国制限はいつまで?ドイツの場合

ユースホステル

春うらら、花粉症の季節も佳境に入ってきたドイツからこんにちは。

TAKIママです。

 

今回は、新型コロナウィルスの感染拡大も落ち着き、制限緩和に向かう中で、実際 海外にはいつになったら旅行できるのか? 

日本とドイツ(EU内)の入国制限について簡単にまとめてみました。

日本とドイツ、EUの中のドイツを中心に考えてみたいと思います。

 

 

 

日本⇔ドイツ

【ドイツの入国制限措置】

EU及びシェンゲン域外からのすべての不要不急の渡航は制限されています。

期間:6月15日まで(変更の可能性あり)

※以下の場合は対象に含まれない。

  • EU市民,シェンゲン協定加盟国の国民及びその家族
  • 長期滞在資格(Aufenthaltstitel)を有する外国籍者
  • 健康管理や高齢者ケアの専門家
  • 国境を越える通勤者
  • 国境を越える物流(貨物・物資輸送)の輸送人員
  • トランジット(入国を伴わない,トランジットエリア内での乗り継ぎ)
  • その他,緊急・人道的理由がある者等

入国者の14日間の自宅隔離

国籍を問わず、すべてのドイツへの入国者に対する14日間の隔離措置が実施されています。しかし、そもそも日本からの旅行者の入境が認められていないので、日本人でこれに当てはまる人は少ないと思います。

 

【日本の入国制限措置】

過去14日以内にドイツに滞在していた渡航者は入国拒否。

 

※以下の場合は入国拒否の対象に含まれない。

  • 日本国籍者
  • 特別永住者

入国者への検疫の強化

・空港の検疫所において、質問票の記入、体温の測定、症状の確認などが求められます。全員にPCR検査が実施され、自宅等、空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等で、結果が判明するまでの間待機いただくこととなります。
また、検査結果が判明するまで、ご自身で確保されたホテル、旅館等の宿泊施設には移動できません。
・検査結果が陽性の場合、医療機関への入院又は宿泊施設等での療養となります。
・検査結果が陰性の場合も、入国から14日間は、ご自宅やご自身で確保された宿泊施設で不要不急の外出を避け、待機することが要請されるとともに、保健所等による健康確認の対象となります。
※自宅等への移動は公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船等)を使用せずに移動できることが条件となりますので、事前にご家族やお勤めの会社等による送迎、ご自身でレンタカーを手配するなどの移動手段の確保を行ってください。
上記の検査等は、検疫法に基づき実施するものであり、検疫官の指示にしたがっていただけない場合には、罰則の対象となる場合があります。

 

EU及びシェンゲン域内国境管理

現在、ルクセンブルクを除く全ての国境管理が続いており、緊急の渡航理由のない渡航者は渡航が制限されています。

期限は6月15日までとされていますが、相手国との協議によって変更になる可能性があります。

 

  • ドイツへの出入国について「十分に合理的な理由のない者」については、、当該出入国を拒否される。ただし、ドイツ国籍者及びドイツの滞在資格を有する外国籍者は再入国可能。
  • 国境を越える通勤者の出入国は可能(国境通過の必要性が存在することに関する適切な証明書類(労働契約書等)の携行が必要とされる)。
  • 国境を越える物流(貨物・物資輸送)は維持される。
  • 観光目的のシェンゲンビザを所持する第三国国籍者の渡航は原則として認められない。
  • EU市民及び第三国国籍者が、出身国または滞在資格(長期滞在資格)が与えられた国へ帰国する際に、ドイツを経由することは可能。

 

出典・参考サイト

www.de.emb-japan.go.jp

www.anzen.mofa.go.jp

www.mhlw.go.jp

 

まとめ

ドイツ国内の移動の制限は大幅に緩和されて、国内旅行も再開されました。

このままであればEU各国が夏休みに入る7月までにEU・シェンゲン協定国内間での移動の制限は緩和されて旅行が出来るようになりそうです。

では、EU域とその他の地域はいつになったら入国制限が緩和されるのか?

これは、各国の状況によって差が出そうです。

日本とドイツの場合は、ドイツをEU圏のひとつとして考えEU圏内で新型コロナウィルスの感染拡大が大幅に抑えられたのを確認してからになるでしょう。

私の希望的観測では夏休み頃、実際は秋以降かな?

 

今現在、日本から行ける海外旅行先はほとんどありませんが、夏ごろから少しづつ行ける国が出てくるのではないかと思っています。

ドイツは乗り継ぎ(空港のトランジットエリアから出ない)は認められているので、被害の比較的少ないクロアチアやギリシャなど、観光業で生計を立てている国が渡航制限を解除すればドイツ経由でヨーロッパ旅行も可能になるかもしれません。

 

ドイツに住んでいる身としては、夏休みまでは国内旅行に限ってお出かけしたほうがストレスなく楽しめそうですね。

 

以上、日本とドイツ、EU及びシェンゲン域内の入国制限についてまとめてみました。