Davosひとつ目のスキー場は、Jakobshorn(ヤーコブスホルン)です。
ダヴォスの主要な駅、ダヴォスプラッツから直結のロープウェイが出ていて、ローケーションが良く、北向きに斜面がある為、雪質が良い。ほとんど全てでロープウェイかチェアリフトなので、引っ張られるタイプのTバーリフトが苦手な方や、子どもにも使いやすいバランスの良いスキー場で、ダヴォスでは一番人気があるスキー場です。
- メインゴンドラ【JakobshornBahn】
- 初めて来たなら麓からスタート@Jakobshorn
- さぁ ゴンドラに乗って上がります!
- 山頂へJakobshorn(2590m)
- ノースキーの観光客も訪れるJakobshorn
では順番に見ていきましょう。
メインゴンドラ【JakobshornBahn】
ダヴォスプラッツ駅の地下道から裏に抜けると、JakobshornBahnのロープウェイ乗り場に出ます。
こちらにリフト券売り場もあります。
ちょうどロープウェイ駅の真下にスキーショップがあり、ここでウエアや道具のレンタルも出来ますよ。
トイレもロープウェイ駅の下にあります。
初めて来たなら麓からスタート@Jakobshorn
初めての方はロープウェイに乗らずに麓のピステで足慣らしから。
ロープウェイ駅と麓のスキーエリアの間は広大な駐車場になっていて(冬季は有料)小川を挟んで南側がスキーエリアです。
レストランやスキースクール、スキースクールのキッズエリア、初心者コース、ハーフパイプなどがあります。
大きな大会も開催される完璧に整備されたハーフパイプ。
ハーフパイプの上まではTバーリフトで行けるようになっています。
バンジートランポリン。
スキーマップを貼ってみました。
麓のチェアリフト(一番右側赤色)は中間駅で降車出来るようになっていて、中間駅で降りると緩斜面の短い初心者コースです。
この麓のコースだけを利用するなら、ここだけのリフトチケットが販売されています。
回数券もあるので、子連れはここで練習するのがいいですよ。
さぁ ゴンドラに乗って上がります!
Jschalp(1931m)に上って来ました。
レストランがあり、さらに山頂まで上がるロープウェイとチェアリフトに接続しています。
ここにもトイレがあります。
ここから上のコースはほぼ中級以上です。
長男がまだ小さかった頃(推定3歳)足の間に子どもを挟んで滑っていましたが、いつもここから麓に下る林間コースを滑っていました。
なだらかでスピードもあまり出ないし、距離が長いので、自力で滑れない幼児を連れてスキーするのにちょうど良かったです。
ロープウェイ駅から林間コースの入り口までは80mくらいの急斜面があるのですが、ちょうどロープウェイの真下に隠し迂回コースがあります。コースの上から見て左手です。
それでも5mくらいは急斜面を降りないといけないので、私は子どもを抱えて迂回コースまで降りてました。
いつもこの林間コースを滑っていた時、長男はよく私の足の間で寝てたなー。
距離が長くてぶら下がっているだけだからだと思うけど、急にズんっって重くなるから分かる。スキー滑りながら寝れるってすごいな。
山頂へJakobshorn(2590m)
ロープウェイを乗り継ぎJakobshorn山頂へやってきました。
森林限界は超えています、辺り一面真っ白な世界。ダイアモンドダストも!
気流の落ち着く冬場は絶好のパラグライダー日和な事もあり、天気の良い日は上空にたくさんのパラグライダーを見ることが出来ます。
スキーマップの一番上右側のTバーリフトがあるところにフリースタイルパークがあります。
レストランやカフェも所々にあって、誰でも楽しめるオールラウンドなエリアです。
自力で滑れない幼児を抱えて滑るのは出来ない事はないですが、コースが開けている分ライン取りが重要になってきます。
我が家は夫がスノーボーダーで、子どもを抱えて滑れるのは私だけなのでしんどいコースはなるべく避けていました。
とはいえ、大人がやる気とスキー技術と体力さえあれば山頂地点のどこからでも子連れで滑り降りることは出来ます。
Ischalpに降りるようにすれば行けますが、マップをよく見て無理のないコースで下るようにしてください。
一方小学生になった長男はだいたいのコースが滑れましたよ。
中級以上ならほぼ全域で滑れるスキー場です。
ノースキーの観光客も訪れるJakobshorn
ロープウェイで山頂までアクセスできるので、スキーをしない観光客も多いJakobshorn。
滑らずに上がるだけなんて、チケット代がもったいない!と思ってしまうのですが、それほど価値のある美しい景色が山頂にはあります。
子連れで滑っていて、子どもが限界になってしまった!
しんどい、寒い、お腹すいた、疲れた、眠い、帰りたい・・・でた!子どものグダグダ。
子連れスキーあるあるですが、そんな時も無理せずロープウェイで下山することが出来るのでJakobshornはおススメですよ。