極小の世界を探検できる楽しい施設『ミニチュアワンダーランド』に来ています。
股間はまだ乾いていません。
『ミニチュアワンダーランド』はハンブルクで最も人気の施設と言っても過言ではなく、週末はめちゃくちゃ混雑します。
訪問の予定があるなら予約は必須ですが、ゆっくり展示を見て写真を撮りたいと思っているなら開館してすぐの早い時間か、夕方以降に行くのがいいと思います。
ただ、日によって営業時間が変わり、早い時間に閉館してしまう事もあるので公式サイトでご確認ください。
さっそく展示を見て行きましょう。
このミニチュア、どのくらいミニかと言うと・・・。
こちらスタジアムのミニチュア。
これを拡大してみます。↓
わあぁぁぁあ!ちぃーっさっ!それがびっしり!!
気が遠くなるほど精巧で、全てに物語があり、どんな所も手を抜かず作りこまれています。もう、狂気の沙汰としか思えない。
ミニチュアは2フロアに渡って、地域ごとに展示されています。かなりのボリュームですよ。
ほぼ全ての展示で昼と夜の演出があり、15分ごとに日が暮れて、夜が明けます。
↑こちらはローマ、昼です。
↑夜になりました。
こちらもイタリア、リグーリアだそうです。
ただのミニチュアではなく動きがあるのが面白い。
列車や自動車が走り、船は周回する、気球や飛行機が飛ぶ、ゴンドラリフトが山に登る、旗が上がったり下がったり、観覧車が回り、人が踊る。火山の爆発、嵐で雷が落ちてくる。しまいには宇宙ロケットも飛んでいました。
この再現度の高さ、尋常ではない。
ローマ、夜の駅。
展示物の前では各所にあるボタンを押すと、何らかのイベントが発生する仕組み。
これに子ども達は大興奮でした。
ベネチア。
自分が行ったことのある場所がミニチュアになっていると、さらに感動が高まる!
だから、ミニチュアの選定場所がドイツ人に人気の旅行先ばかりなのか。
『これ、知ってるー!!行った事ある!』ってミニチュア見るとすごい盛り上がるもんね。
こちらもイタリア、どこか有名な公園。
お!トゥルッリ☆
アルベロベッロではないけど、あの辺の地域みたい。
こちらはドイツ。
ノイシュヴァンシュタイン城の麓?かな。
空港。
電光掲示板に飛行機の発着時間が表示されていて、実際に飛行機が飛ぶんです!
これ、ずーっと見ていたくなる。
釘付け。 たくさんの人が見入っていました。
架空の街『Knuffingen』の庭園模型。
上の空港も架空の街『Knuffingen』の設定だそうです。
スイス。
長男が3歳の頃、この橋の近くに住んでいたんだよね!
と、長男に言っても反応の薄い長男、あんまり記憶にないみたい。
そして、いよいよ・・・
ハンブルクです!
今いる所はここーー!!
コレ、朝来る時見たやつ。
駅。
だんだん身動きが取れないほど混んできました。
もうちょっとだ、頑張れ子ども達。
最後はスカンジナビア。
この船が浮かんでいる部分、本当に水が張ってありました。
うん、全部見た!
細かい所に驚きが隠されていて、全て真剣に見て回るとめちゃくちゃ疲れますね。
眼精疲労?かな。
人の多さにも疲れるし、展示物の精密さにも疲れる。
子ども達も限界でした。
途中退場は出来るので、疲れたら休むか外に出て気分転換して、また人が少なくなった時間に来て改めて見るのがいいと思います。
私は昼過ぎに退館する時に手にスタンプを押してもらい、夜にひとりで再び訪れました。
空いていて、もう一度見たい所だけ見て、カフェで少し休憩してトイレにも行って、満喫しましたよ。
内容が濃すぎて、2回に分けてお送りしました。
ハンブルクで必見の【Miniatur Wunderland】でした。
次回は、この『ミニチュアワンダーランド』のあるシュパイヒャーシュタット、世界遺産に登録された赤レンガ倉庫街を歩きます。