皆さんは知っていましたか?
ウィーンのカフェ文化の影響を強く受けたハンガリー・ブダペストでは、カフェ文化が成熟し、素晴らしいカフェが多くあるそうなんです。
私は知りませんでした。
元々、コーヒーより紅茶派で、カフェにわざわざ出向くことが少ない事も理由ですけど、カフェというよりガッツリ食べられるレストランに行きたい。
で、この『New York Café』 なんでも世界一豪華なカフェと言われているそうです。
調べてもいないのになぜ知ったのかというと、宿泊先がこの近くだったから。
ブダペストに到着して、宿に向かう時にこの前を通ったんですが明らかにこの一角の様子がおかしい。まるで結界の中に迷い込んでしまったような、異世界感。
なんだ、なんだ、どういう事だ。と思って宿に着いてから調べてみたら、観光バスの停留所、いわゆる観光名所になるほど有名なカフェだったのですね。
- 豪華絢爛『New York Café』は常に長蛇の列
- 待ち時間は永遠のよう
- 世界一のカフェ『New York Café』子連れでも行けるのか。
- 世界一豪華なカフェ『New York Café』で朝食
- 『New York Café』アクセス
- ブダペストのカフェ文化の一端を見た。
豪華絢爛『New York Café』は常に長蛇の列
夜、前を通ったらご覧のとおりの長蛇の列。
このくらいの列で、最後尾の人は1時間半くらいの待ち時間かな。
これはまだましな方で、最後尾まで100mくらいあるんじゃないかって言うくらい並んでいる事もありました。
現地では世界一美しいカフェとしてアナウンスされていて、ここを通るたびに何事か?と思っていた長男に「ここはなんでいつも人が多いの?」と質問されました。
私:「うーん、なんかな 世界一美しいカフェやねんて」
長男:「え!世界一??!」目が輝きだす。
さっそく「世界一美しいカフェに行きたい!」の、長男次男の二重奏が始まりました。
わーーかった、分かった。次に前通ってあんまり並んでなかったら行こう。
『厳しい現実』⇒いつ通っても長蛇の列。
涙目の長男が、「いっつもめっちゃ並んでるやん!ずっと行けへんやん!並んでもいいから行こう!!」とごねる。
えー?そんなに行きたい??
そうかぁ、じゃあ明日の朝、早くに行ってみようか?
朝イチならそんなには人も多くないかもよ。
次の日の朝、8時40分にカフェに到着。
お店の扉から3m程の列でした。これなら、まだ待てるんじゃない??
めぇーーっちゃ 寒いけど。
子ども達:「うん、大丈夫。待てる。」
よし じゃあ今日はここで朝ごはんね!
待ち時間は永遠のよう
寒さに痺れながら待つ事15分、ようやく扉の中に入る事が出来ました。
が!! 店内に入ってからも待っている人の列があった!
・・・あたりまえか。
結局30分くらいは待ちましたね。
席に案内されるまでに、たっぷりと写真を撮る時間があって良かったです。
世界一のカフェ『New York Café』子連れでも行けるのか。
こんな宮廷みたいなカフェ、子連れは無理ちゃう?って思ったのよ。
結論:子連れでも大丈夫です。
他に子連れもたくさん来店していたし、ベビーカーで来ているお客さんも見かけました。
ただ、ウチの2人がこのカフェにふさわしい振舞いで過ごせるかは、別問題。
「世界一のカフェなんやから、家にいる時と同じようにしてたらあかんよ。ちゃんと椅子に座って、静かにしてないとダメだよ。」と前もって釘を刺しておいた。めっ!て顔して。
その効果もあったのか、待っている間も、席についている間もぎりぎり耐えられるくらいにはおとなしくしていてくれました。
世界一豪華なカフェ『New York Café』で朝食
さて、何を食べましょうか。
迷って、迷って、私達が頼んだのはこれ。
パンケーキ
イタリアン朝食セット
写真に写っていませんが、クロワッサンとオレンジジュースとホットチョコレートを選んで付けてもらいました。
更に、ホットチョコレートもうひとつと紅茶、アイスを1つ頼んで、合計18000Ftくらいでした。(サービス料はあらかじめ会計に上乗せされているので、本来は改めて払う必要はありませんが、見栄を張って追加してしまいました。)
頼みすぎや!!
朝食ブッフェがひとり30€だったのでそちらにしても良かったかもしれません。ていうか、そうするべきでしたね。
5歳児でも料金同じだけかかるのかな?聞けばよかった。
もう行く機会はないと思うけど、2週間前の自分に会ったら教えてあげたい。
朝から甘いものたくさん食べて、お腹いっぱいです。
『New York Café』アクセス
最寄り駅は地下鉄M2線の『Blaha Lujza tér』駅で、一番近い出口からは徒歩すぐ。
他にバス、トラムも近くを走っています。
『New York Palace, The Dedica Anthology』というこちらも豪華な高級ホテルの1階にカフェがあります。が、ホテルの入り口とカフェの入り口は別なのでお気を付けください。
営業時間が8時から24時と長いので、時間を外して訪問してみたら並ばずに入店できるかもしれません。
付近は、酔っ払いがいるくらいで、夜でも治安の悪いような感じではなかったです。(カフェのある大通りに限る)
公式サイトでは予約もできます。↓
ブダペストのカフェ文化の一端を見た。
子ども達がここまで行きたいと言わなければ行かなかったかもしれない、豪華すぎるカフェ『New York Café』。
実際に行ってみれば、子連れでも問題なく楽しめたし、めったにない事としていい思い出になりました。
こちらのカフェを始めとして、ブダペストは個性的なカフェがたくさんあるそうなので、カフェ好きの方はカフェ巡りもいいかもしれません。
さあ、お腹が満たされたら、次は知的好奇心を満たすのだ!
次回は、次男の希望で恐竜を見に、ミュージアムに行ったお話です。