ドイツから乗車できる夜行列車について書くつもりでしたが、あまりにも素敵なクリスマスマーケットに行って来ましたので、予定を変更してドルトムントの幻想的なクリスマスマーケット『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』を紹介します。
今年は12月29日まで開催されています。
もしかして、もうすぐドイツのこの近くに行く人がいるかもしれないし、なにかのついでではなく、このクリスマスマーケットの為にドイツに行ってもいいんじゃないか。って言うくらい素晴らしいクリスマスマーケットなので、ドルトムント近辺に居る人は行って欲しい!無理してでも行って!お願い、後悔しないから。
- 『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』
- 入場してすぐは、子どもが喜ぶ恐竜の世界
- 『中世』がテーマのクリスマスマーケットが異世界過ぎて楽しい!
- もちろんグルメも!
- イベント目白押し!公式サイトで確認してね。
- 幻想的な光の世界。
- 詳細情報『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』
- 『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』へのアクセス
- 間に合うといいな。
『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』
『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』(ファンタスティッシャーリヒターヴァイナハトマルクト)ドイツ語で、ファンタスティックな光のクリスマスって意味です。
ドイツではこの時期そこいらじゅうでクリスマスマーケットが開催されていて、規模の大小はあってもどこも似たようなお店が並び、似たような雰囲気なんだけど、ここは全然違う!ものすごくオリジナルで、世界観があって素敵でした。
普通のクリスマスマーケット会場は、旧市街の中心の広場とかに屋台が並びますが、ここは郊外の広大な敷地の森の中。湖があって、開けた場所も、木々の立ち並ぶ小道もある市民憩いの森みたいなロケーション。
もちろん、普通のクリスマスマーケットも凄くキレイよ!日本人の私からしたらキラキラして、『うわ!やっぱ本場のクリスマスマーケットは綺麗やわ!!』って何回行っても感動するもの。
しかーし、このドルトムントのクリスマスマーケットは一味も二味も違っていました。
ファンタスティックな光のクリスマスという名の通り、キャンドルや松明が灯されて、あちこちで焚火を焚いて、森の中の会場が美しくライトアップされてまぁ幻想的!
テーマは『中世』。
スタッフや来場者がみんなゲド戦記みたいな衣装を着ていて、海賊のアジトもあるし異世界に迷い込んだようでもう、ふふあぁぁぁぁあ!!って舞い上がりっぱなしでした。
入場してすぐは、子どもが喜ぶ恐竜の世界
『DINO WALD PLWM』と題して恐竜の実物大フィギュアが並んだエリアがあります。PLWMとは『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』の略です。
有名どころの恐竜が20体くらい並んでいて、恐竜大好き次男は喜び過ぎて他の事が目に入らず迷子になりそう。ぴゃーっと走って行って、ゆっくり写真も撮らしてくれないのは困る。
えー、こちら恐竜エリアはクリスマスマーケット会場内にありますが、分離されていて営業時間などが違います。
『DINO WALD PLWM』
詳細情報
営業期間:2019年11月21日~2020年1月6日
営業時間:14時~21時 毎日営業
料金:14歳以上5€ (クリスマスマーケットの入場料を払った場合は、こちらのエリアも料金に含まれています)
子連れがたくさん来ていました。
『中世』がテーマのクリスマスマーケットが異世界過ぎて楽しい!
お客さんもたくさんの人が『中世』ぽい衣装を着ていました。ドイツ人、やっぱり似合うよね、その世界にハマる。
ドイツ人もみんな、コスプレ大好きなようです。
海賊のアジトコーナーは造りが凝っていて、子どもも大人も探検したくなる楽しい演出でした。
もちろんグルメも!
会場内は凄く混んでいたけど、飲食の楽しみはクリスマスマーケットの目玉!
ホットワインやホットチョコレート、郷土料理や定番のドイツ料理、あれもこれもと食べたくなるけど1食の量が多いからあまりお試しは出来ないですね。
私が食べたのはコレ↑
鶏肉と野菜のトマトスープです。(パン付き) 6€でした。
味はしっかり濃いめ。でも寒いこの時期にこっくりしたスープは温まります。
やはりクリスマスマーケット内なので、どこも値段はちょい高めでした。
イベント目白押し!公式サイトで確認してね。
会場内では各所でコンサートやショーなどのイベントをやっていました。
上の写真の一番大きい会場ではスコットランドの(あの男性がスカート履いてるやつ)バンドや恐竜のバンドが出て来て、大盛り上がりでした。
次男もペンライト振って踊り狂っておりました。
イベントの詳しいスケジュールは下の公式サイトでご確認ください。
クリスマスマーケットでは定番のメリーゴーラウンドもここでは『中世』なので・・・全部木製!なんです。馬やゴンドラや支柱まで全て木で出来ていて、しかもおじさんが手動で回すの!! 始まる時に鈴をシャンシャンと鳴らして、クルクル回るこのメリーゴーラウンドが私は一番感動したなぁ。お伽噺の世界しかないやろ、こんなん。可愛すぎる。
えと、乗れるのは40キロまでです。
鎌や槍などを投げる、武器投げ?的当て?ゲーム。
ドラクエの武器屋みたい。
日本だったら、忍者コーナーで手裏剣を畳にバシッって投げる遊びと同じノリかな。
ボウガンの射的??
サイズが小さい物もあり、子どもでも挑戦できます。
すべてが中世の世界観推しです。
幻想的な光の世界。
明るい時間に行った、湖に架かる橋の上。
「ここは、夜になったら綺麗だろうね~」と言っていたのがどうなったかご覧ください。ここから写真が続きます↓
はーい、スマホで映しきれない美しさをお届けできないのが残念です。
ここからは会場内のライトアップの様子をご覧ください。
今までいろんなライトアップも見ましたし、あちこちのクリスマスマーケットに行ったりもしましたけど、こんな眩いばかりに美しいクリスマスマーケットは無かったですよ。はー溜息。
詳細情報『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』
入り口の入場券売り場↓
開催期間:2020年11月19日~2021年1月3日 毎日開催ではありません。下の公式サイトで確認ください。
営業時間:期間中毎週 木、金、土、日曜 営業時間は日によって変わります。
料金:14歳以上8€ (会場内でお金として使えるコインを貰えますので実質はもうちょっと安い)
公式サイト(ドイツ語のみ)
特に開催期間と時間は変則的なので、行く前に公式サイトで確認してからお出かけください。
会場内各地に簡易トイレが設置されていますが、赤ちゃん用のオムツ交換台などは見かけませんでした。
ベビーカー、車椅子で来場できます。会場が広いので混んでいても大丈夫ですが、地面が自然のままなのでかなり汚れます。ぬかるんでいると、折りたたみしやすい簡易タイプのベビーカーはウィールが嵌まってしまうので使えません。
暗くなると子どもが消えます(笑) 見失わないように、夜の犬の散歩の時につけるピカピカ光るやつなどを装着するといいと思います。てか、絶対した方がいい。
迷子防止策として、子どもの腕にボールペンで携帯番号を書いたりしました。
派手な上着を着せるとか、何か対策はした方がいいですね。
飼い犬を同行する事もできます。
雨が降った後だったので、地面がぬかるんで水たまりもたくさんありました。
スニーカーが一瞬でドロドロになったので、防水のブーツとかが最適だと思います。いっそ、長靴がいいんじゃないかな。
寒いです。防寒は大切です。
あちこちで火を焚いているので、煙がすごくて髪や服が極上の燻製状態になり、匂いはかなりきついです。毛皮とか着てる人、どうするんだろ。
『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』へのアクセス
場所はドルトムントのFredenbaumparkという所にあります。
最寄り駅は地下鉄の『Fredenbaum U』駅で、会場入り口まで徒歩約10分。
近辺大きな駐車場が無いので車で行かれる方は離れた所に停めて、会場まで少し歩くことになると思います。
間に合うといいな。
今、ドイツに居る人か、行く人は絶対行った方がいいと思ったので、帰宅したそのままとり急いで書いています。
ちょっと情報がまとまっていないのでまたクリスマスの時に、ちゃんと書き直して更新しますね。『追記しました。2020年1月6日』
まだドイツでもそんなに知られてはいないドルトムントのクリスマスマーケット『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』これからさらに人気が出て、入場者が増えること間違いないと思います。
まだまだ知名度の低い今のうちに是非行ってみてください!
スケジュールは2020年の予定が判明したら追加したいと思います。
※追記、修正しました。
ドルトムントのファンタスティックなクリスマスマーケット『PHANTASTISCHER LICHTER WEIHNACHTSMARKT』でした。