カンちゃん親子とTAKIちゃん親子の旅。最終日です。
朝から前日の残りのピザを食べて、リューデスハイムに向かいました。
わりと中心部に近いところに駐車場を見つけて、ロープウェイ乗り場へ。
天気も良くて、暑いくらい。この前来た時よりだいぶ人も多いよ。
ロープウェイ乗り場も人がだいぶ並んでいました。
「これ今乗らないとこれからもっと人が増えるわよ」とカンちゃんが恐ろしい事を言うので、慌てて私達もチケット売り場の行列に加わります。
リューデスハイムからロープウェイでニーダーヴァルドへ上がり、アスマンズハウゼンまで歩いて、リフトでライン川まで降り、船でリューデスハイムに戻ってくる、『リングチケット』というのを購入しました。
大人:15€ 小人:7.5€
ニーダーヴァルドに到着しましたよ。
3年前に来たカンちゃんが言うには、ロープウェイで上にあがった辺りは建て替えられてキレイになったんだって。
有料ですがここにトイレ、オムツ替え台があります。
眺めの良いカフェあり。
森の中へ入りアスマンズハウゼンに向かって歩きます。
TAKIちゃんチームは前回はここからリューデスハイムに戻ったので、この先は初めて。カンちゃんチームに着いて行きます。
各展望スポットを回るコースもあるようですが、一番距離の短い森の中を歩くトレイルを選びました。道はほぼフラットで広くて歩きやすい。
大人がサクサク歩いたら20分程でアスマンズハウゼン側に到着しちゃうんじゃないかな。
子どもと歩くにはちょうどいいコースだね。
距離もちょうどいいし、フラットだし、森の中で日陰で涼しいし。今回はカンちゃんチョイスが全て大当たり。
アスマンズハウゼンの上に到着しました。
こちらも眺めの良い場所にホテルがあります。
このホテル、3年前にカンちゃんの親族が台湾から来た時、みんなで宿泊したんだって。いいなー。
私も今度日本から誰か来たら、泊まりたい。 お母さん。
このホテルにはレストランが併設されていて、外のテラス席でも食事ができます。
雰囲気が良くて食事だけの利用でもよさそう。実際、私達が行った時は満席でした。
さてここからすぐの所に、シカやヤギが飼われているところがあり、餌を購入すると餌やり出来るようになっています。
餌は箱入りで、自動販売機で売っていますが、1€コインしか使えません。
兄弟にひと箱ずつ購入して餌やりしましたよ。
あっという間にえさの箱は空になり、さあリフトに乗ってアスマンズハウゼンの町まで降りるぞ。
リフトは2人乗りでだいぶレトロ。
カンちゃんと次男君が最初に乗り、次に長男組、最後に私と次男で乗りました。
未就学児は必ず大人と一緒に乗らないといけません。乳児は大人の膝の上に抱えて乗ることが出来るので、大人ひとりに乳児1人を含む兄弟2人なら3人でリフトに乗ることも出来ます。
犬も乗れるらしいですよ。どうするんだろう?
飼い主が犬を抱えて乗るんですかね。そうなんだろうな、ちょっと怖いな。
このリングツアーは全行程でベビーカーで移動できます。
リューデスハイムのゴンドラと船は当たり前に乗せれると思うけど、このリフトはどうやって乗せるのかな。縛り付けるのかしら。
実際、ベビーカーをリフトに縛り付けているのは見なかったけど、ニーダーヴァルドを歩いている時に、何回もベビーカーを押している人を見たから、リフトにベビーカー乗せれるんだと思う。
このニーダーワルドは車でも上れます、ホテルの宿泊客は車の人が多いようでした。しかし、山の上は駐車場が限られていますので、車で行かれる方は事前に確認した方がいいです。
このアスマンズハウゼンでは赤ワインの生産が盛んらしいです。
リューデスハイムは白のリースリングワインなんですけどね。
ライン川からすぐに急峻な山が迫っているので、アスマンズハウゼンの町は渓谷に挟まれるように、奥に行くにしたがって細く狭くなっていきます。町もリューデスハイムに比べると小さい。
中途半端な時間に降りてきてしまったので、船の時間までしばらく待つことになりました。冬季と夏季で船の運航時間も変わりますし、そんなに頻繁に運航しているわけではないので、前もって時間の確認は必要ですね。
何もない船乗り場で30分も待つのは、なかなか辛い。
この船でリューデスハイムに戻りますよ。
途中、ビンゲンに寄りお客さんをさらにのせて、約30分でリューデスハイムに到着。
リューデスハイムからはカンちゃんがマインツ中央駅まで車で送ってくれました。至れり尽くせり。
車の中で次男は寝てしまい、カンちゃん親子にさよならを言う事が出来なかったけど、長男と私とでお別れして、電車で帰路につきます。
はぁー 楽しい時間は本当にあっと言う間だよね。
うちの子達、親の友人の子どもと遊ぶときは、ふたりとも『パパの友達の子ども』として接してるんだけど、カンちゃん家の兄弟とは『自分の友達』として接する態度がね、明らかに違う。特に長男同士がいつも一緒にいる親友みたいに馴染んでるの。相性がいいってこういう事なんだね。
カンちゃん家の兄弟はどこに行っても好かれるらしく、友達がたくさんいるって言ってたからうちの長男が特別という訳でないと思うんだけど。
どうやったらそんなかわいい子になるんかな。カンちゃんに聞いたけど特別な事は何もしてないって。
ただね私が見ていて感じたのは、カンちゃんが子ども達と話す時はほとんど中国語なの。もちろん、全員ドイツ語はバリバリに話すのに、あえての中国語。ウチのふたりはここまで日本語理解しない。簡単な事は日本語で聞いても理解できるけど、返事はほとんどドイツ語なんです。
カンちゃん、仕事もしていて忙しいのにちゃんと子どもと向き合っているんだな。って思った。
こうゆう所だろうな、差が出てるの。
私ももう一度子どもと向き合う時間、見つめ直してみよう。
ママ友との旅行、滅多にそんな機会はないけど、夫ナシ、母子だけで合流しての3日間はいい刺激になりました。
今回は全てカンちゃんが計画から手配までしてくれたので、ただ乗っかってついて行くだけで何もせず、なんと楽だった事か。
ライン川沿いのこの辺は小さな子供連れにもピッタリな旅行先だという事を再発見しました。カンちゃんのように高齢の両親と親子3世代旅行とかにもいいな。
とても素敵だったので、またちょくちょく訪問してこのブログにも登場することになるかもしれません。フランクフルトから比較的アクセスのいいライン川流域、川の流れのようにゆったりと旅したい方に強くお勧めします。
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