『チョコレートミュージアム』を出たら、雨は止んでいました。
よし、今のうちにちょっと歩くか!
街の中心に向かって歩き始めます。
あのね、長男君、次男君、こんな大都会で『歩道の縁だけを歩かないと死ぬゲーム』とかしない。通行の邪魔になるでしょ。
我が家の兄弟は田舎育ちなので、人の多い所でどのように振舞えばいいか。を知りません。さらに言えば、夫や義母も同じなので学ぶ機会が無いのです。
もーー!あんたらと一緒に歩きにくいわ!! 普通に歩いてくれ。
The heart of Hamburg【アルスター湖】
真っ直ぐ歩かない2人を連れて、やって来ましたアルスター湖。
ハンブルクには縦横無尽に運河があるので、湾岸エリアのボートか、こちらのアルスター湖か迷いました。
さらに2階建てのHop on Hop offバスに乗って主要な観光スポットを回るなど、いくつか選択肢はあったのですが、ちょうどいい時間にちょうど良くアルスター湖に着いたので湖のボート周遊に乗る事にしました。
冬期は運航時間が少ないようですね。
最終の16:30の船に乗りました。
15分くらい前に船着き場に船がやって来るので、直接乗り込んで船内で乗船料を払います。
1時間かけて湖を1周するコースで、料金は大人16€、子ども8€でした。
このオレンジ色の線を雑な感じで回りました。河口とか入って行かなかった。なんでかな?
夏期はこの地図に書かれた通りにいろんなコースがあり、運航本数も多く、時間も遅くまで運航しているようです。
夜10時頃でもまだ明るいからね、夏は。
11月の16時過ぎはもう夕方です。
夕日が差してきましたね。
船内はこんな感じ。
出航する時には全てのテーブルが埋まっていました。
船尾に外に出られるデッキがあり、そこに小さなトイレもあります。
進行方向に向かって右側に座ると、湖岸の様子が良く見えますよ。なんにも考えていない私達は、もちろん左側に座っていましたけども。
出航してケニディ橋をくぐったところで、もう既に飽きてきた我が家の兄弟。
飽きるの早いわ。 まだこれから50分くらい船乗るよ。
ここで私は大きな失敗を犯したことに気が付きます。
飲み物も、お菓子も、ちょっとした食べるもの、持参するの忘れた。
今朝、子ども達は『チョコミュージアムに行く喜びのダンス』を踊っていて忙しく、ほとんど食べず、私1人だけしっかり朝食を食べて(子ども達の残した分まで)、その後チョコレートミュージアムでチョコを食べまくったので、私に空腹感が無かったのよ。
子ども達にしたら、今日はほぼチョコしか食べていなくて、船に乗ったら急に空腹だった事に気が付いたらしい。
もっと早よ気がつけよ!
いつもなら、ソーセージやサンドウィッチやケーキやなんやかんや売っている船内の売店も冬期なのでやる気がなく、コーヒーとポテトチップスとフリッツコーラしかないんだって。
フリッツコーラは、鬼ほどカフェインが入っているので子どもには飲ませられません。
んん~ん。水くらいは持ってきたら良かった。
というか、さっき立ち寄ったショッピングモールでなんか買えば良かったね、靴とか探してないでさ。
激しく後悔するも、私達は船の中。
「どうしようもないから、あと1時間くらいは我慢して船を降りたら何か美味しいもの食べに行こう!」とか言ってごまかすしかなかった。
それからは2人がギャースカうるさくて、湖畔の景色を楽しむことも出来ず。
私の準備不足です。反省しきり。
それでもね、こんなキレイな景色が見れたよ!
乗船中に空の色がどんどん変わっていって、船着き場に戻る頃に完全に日が暮れた。
ドラマティックに景色が変化して、価値のあるボートクルーズでした。
夜景も綺麗ねぇ。
アルスター湖遊覧船はこちらの公式サイトで詳細が確認できます。↓
【Fritz-Kola】ハンブルクの名物コーラ、フリッツコーラを飲んでみよう!
先ほど船内で販売されていた飲み物が全てフリッツコーラだったから、子どもに飲ませられなかったのはコレ。
ドイツの若者が集うカフェやバーで高確率で目にするコーラFritz-Kola。
こちらのコーラはハンブルク発祥です。
ハンプルさんとヴィーガートさんという2人の男性が美味しいコーラを追及して誕生したのがFritz-Kolaで、本物のコーラナッツを使用、無添加で自然の原料にこだわり、甘さ控えめでカフェイン3倍というちょっと狂ったコーラが出来ました。
カフェインが多すぎて、妊婦さんや子どもは飲めません。
でも、めっちゃ美味しいです。これを飲むと大手飲料メーカーのコカ・なんちゃラの味がチープに感じられる程。
コーラのみならず、たくさんの種類のフレーバーがあるので、ドイツに来たら自分の好きな味を探してみてください。
ハンブルクの事がだんだん好きになって来ました。
次回は、ハンブルクに来たら絶対に見逃せない、口コミ評価ナンバーワンのあそこへ行きますよ。