歴史あるオーストリアの都市、ザルツブルクでは、郷土料理、ビアガーデンにビアホール、イタリアン(地理的に近い)、粒ぞろいのカフェなどなど食べる事も楽しめるのが魅力です。
ひとり旅ごはんあるある、時間が中途半端、大量には食べられないけどしっかり食事がしたい、コストを抑えたい、といった時に便利なアジア系レストラン。
私が通った2店を紹介します。
『Akakiko』
駅前のショッピングモール内にあるアジア系レストラン『Akakiko』
中華、韓国、和食を中心にしたメニューで、広い店内はいつ見てもガラガラでしたが“ウーバー”的な利用が多いようで、常に料理待ちの宅配自転車兄ちゃんが2,3人待機していました。
真夏のザルツブルク、外食しようと考える人は屋外テラスで食べられるビアガーデンなお店に行くのは当然で、それが出来ないこういったお店は持ち帰りか、ウーバーになりますよね。
そういう私も持ち帰りで利用しました。
店内で食べると飲み物もオーダーしないといけないし、チップの分も考えないといけないから割高になるものね。
何回か利用しましたが、一番おいしかったのはこれ!
たぶん11€くらいだった。
鶏肉と野菜の炒めたのにカシューナッツが入っていて、見た目ほどくどくない味付けで鶏肉がプリプリ、ボリュームも十分でお腹いっぱいになりました。
一瞬お寿司にしようかな、と迷ったんですがザルツブルクって山ですからね。魚が美味しいわけがない。
ラーメンとかビビンバとかメニューの種類は豊富です。
場所はザルツブルク中央駅のスードティローラー広場に面したショッピングセンター『FORUM1』の1階にあります。
『Mr Wen Asia Food』
ミラベル広場の向かいの角にあるアジア系レストラン。
和食に関してはお寿司くらいしかなかったけれど、すぐ近くの音大の日本人留学生がよく通って来るみたい。
ドイツ語圏でお寿司を外食するとすっごく高くて、家族みんなで行った日には高級料亭にでも行ったんかい!みたいな料金になる事もあるので要注意なんですが、ここは良心的なお値段で、学生も通うよねー。
トップ画像のメニューがこちらのお店の値段表です。ね、コスパいいでしょ?
こちらは待ちきれずふた切れ食べちゃった後の天ぷら巻きです。
お昼過ぎだったし、これだけで1食賄えるほど十分な量でした。それで10€切るお値段なら大満足。
この時はとにかく猛暑で、空腹と暑さですぐにでもどこかに避難したかったからここに辿り着けて良かった。
店内はアジアンポップスが大音量でガンガンに流れています、金曜夜のクラブかここは。
スタッフはみんな中国人で、英語もドイツ語さえも片言(笑)それなのに大音量の音楽でよく聞き取れない→気にしない人達。
好きですね、こういうの。
みんな楽しそうに仕事していて、その気安さがひとりでも入り易かったです。
こちらは2回目に、スマホの充電を主な目的に訪れた時にいただきました。
“牛杂麺”というラーメンに近いスープ麺。8.90€ 安いよね。
牛肉のコマ切れと野菜、卵、麺は太麺でちょっと柔らか過ぎたけどスープが美味しい!
塩系のあっさりした癖のないスープで、毎日でも食べられそうな優しい味でした。
日本人だって言ったら、「日本語で《I LOVE YOU》は何て言うの??」
と聞かれたので「愛してます。だよ」と教えたら
「アイシテマス」「アイシテマス」の大合唱が始まって、落ち着いてラーメン食べるどころじゃなくなった。
ふつう「美味しい!」とか「おかわり!」とか「いただきます!」を学ぶべきなんじゃないの?
誰か音大生を口説くつもりなのか。
どこまでも楽しそうな人達でした。
こちらも、持ち帰り、宅配に対応しています。
旅に役立つドイツ語
本日のドイツ語は『お持ち帰り』です。
英語の『To Go』ですね。
ドイツ語でお持ち帰りは
《Zum Mitnahmen》ツム ミットネーメン
です。
聞かれるのを待ってないで、最初に伝えてしまいましょう。
対して店内で飲食したい場合は
《Hier!》 ヒア!
と元気よく言えば大丈夫です。(本当はちゃんとした例文があるけど、覚えるの面倒でしょ?)
はい、今日はザルツブルクのアジア系レストラン2店でした。
次回は私の泊った宿を紹介します。