アメリカに行きたかった。

ミルキーチャンス ツアープログラム

という訳で、今年、私はまたコンサートに行きはじめました。

 

それでも、今年の夏まではドイツから出るのは厳しいのではないかと思ってたんです。

まぁ行ってもせいぜいEU圏内。

 

11月からGiant RooksがMilky Chanceの北米ツアーに同行するのは早くから分かっていました。

でも、どこかで『ゆうても寒くなって感染者が増えたらまた中止になるんじゃないか』と思ってた。

アメリカは長らくドイツからの渡航者に対して制限をかけていましたしね、解除が間に合わないかもしれない。そうも思っていました。

 

Giant Rooksのコンサートだけだったら、たぶんその為だけにアメリカに行こうか。とはならなかった。

いや、行きたいのは行きたいけど。

ゆうたらどこへでも行きたい。

普通に考えて北米まで行かいでも、ドイツでもコンサートの予定みっちりだし。

行きたい。

行かんでええ。

行きたい。

行かんでええ。

 

で、よくよくスケジュールを確認してみると、Kenny Hooplaもツアーやってる!

さらによく見てみたら、Giant RooksとKenny Hooplaがちょいちょい同都市や近郊都市で交差する日程があるんですよね。

ほぉーーっ!

どうせ北米に行くなら、カナダに行って友達を訪ねてもいいし。

それならついでにスノーボードも出来るし。

・Giant Rooks

・Kenny Hoopla

・友達

・スノーボード

もう、フルハウスやん。

 

お友達に会いに行くのはGiant Rooksのバンクーバー公演が一番近いけど、その日程ではまだ山開きしてなくて滑れないからダメー。

ミルウォーキーとシカゴでGiant RooksとKenny Hooplaが交差する日程があるけど、それに行くと次男の誕生日とかぶるから、それも却下。

 

しかし、これ以上ないロケーションと日程を発見してしまった。

Giant Rooksのシアトル、ポートランド公演の後、コロラドスプリングスのKenny Hooplaで、翌日にデンバーでGiant Rooksにまた会える。

これ、毎日、移動になるけど、完全なる追っかけ(古い?)だけど、またとないチャンスなのでは?

 

全ての行程としてはーー

①ドイツからバンクーバー入り。

②ウィスラーの友人訪問&スノーボード。

③シアトルに移動、Giant Rooks・Milky Chance公演。

④ポートランドに移動、Giant Rooks・Milky Chance公演。

⑤コロラドスプリングスに移動、Kenny Hooplaのライブ。

⑥デンバーに移動、Giant Rooks・Milky Chance公演。

⑦デンバーから行ける範囲のどこかでスノーボード。

⑧デンバー→ドイツ帰国。

12月10日くらいから行って、クリスマス前に帰って来る完璧なる旅程。

 

知らなかったけど、調べてみたらデンバー国際空港はヨーロッパへも多くの直行便が飛んでいるハブ空港で、接続が良いんですよね。

Giant Rooksもデンバー公演がツアー最終地なのは、そういった利便性を考えてのマネージメントなんですかね。

 

さて、実際に行くとなったら考慮しないといけないのはコロナルール。

渡航に必要な要件を確認します。

パスポート発行国が違うとか、ビザ(バンドは短期商用、私は観光ビザ)の違いはあるけど、Giant Rooksも私もドイツから行くんだから、基本的には扱いに違いは無いはず。

ひとつ違いがあるとしたら、私のワクチン接種証明はカナダ・米国で認められないかもしれない。ということ。

私はコロナに感染後、回復者としてビオンテックワクチン1回のワクチン接種を受けました。

このパターンは、EU加盟国内ほとんどの国でワクチン接種証明として認められています。

でも、EU以外の国でも有効なのかどうか分からない。

例えば、日本では現在認められていない形式です。

 

でもな、米国で多く接種が進んでいるJ&Jは1回接種でいいんだよな。それが、許されているなら、回復証明+ワクチン1回接種でもいけそうな・・・いけなさそうな・・・。

うぅ、情報がない。

こういった案件で曖昧なのは必ず自分の思惑と反対の方に転ぶものですよ、TAKIママさん。

全てのブッキングを完了し、早朝4時に起きて、大きな荷物抱えて、行った空港で飛行機に搭乗できなかった。なんて事態は悪夢でしかない。

旅程にカナダ→アメリカへの2カ国間陸路移動が含まれているのもなんかややこしいですよね。

関門が多い。

不明であるなら、いっそもう1回の接種を済ませてしまえば問題ないはず。

要はビオンテックなら2回接種していればよいのでしょ。

11月25日までに接種を済ませればなんとかなりそう。

前回、ワクチン接種したのが9月末、それから2カ月たたない内に(ドイツでは3回目のブースター接種として扱われる)かぶせのワクチン接種は出来るのだろうか。

前回ワクチン接種した会場はガラガラで、みんな暇そうにしていてゆるーい感じだったから、

『あら、そうなの?そんな短期間でブースター接種に来たの?高齢者でも基礎疾患があるわけでもないのに?あなた、対象外よ。でも、いいわ 暇だから打ってあげる』

て、言いそうな雰囲気だった。

だから、いけるかも?いや、かなりいける。と思った。

ところが同時期にドイツの感染状況が悪化し、ドイツ政府がブースター接種を強力に推進、結果ワクチンバスには長蛇の列。

閉鎖されていた大規模接種会場も再開されたが、ワクチン接種の予約は来年1月まで空きがない。

なんてこった!

これじゃ、一番優先順位の低い私が、好きなバンドの北米ツアー追っかけ深雪旅行に行きたいから。なんて理由でワクチン接種できるような状況じゃないじゃない!

 

 

行きたかったなぁ。

ウィスラーやコロラドの雪はものすっごく軽くて、フワフワで、顔にかかる粉雪は針葉樹の香りがするんだ。

Giant Rooksのドラマーが体調不良で出演できなくなってしまったけど、代わりにフレッド(シンガー)がドラム叩いて歌ってっていう貴重なライブを見たかった。

一緒に歌って、踊って、歓声に同化したかった。

インスタ眺めて、そこに居る自分を妄想する 日々です。

 

 

カナダでも、米国でも、狭い会場に観客みっちり入れて、マスクも無しで、めっちゃ普通にコンサートやってるんやね。

ここに参加して、コロナを貰わずに帰って来るのはかなり難しかった。

かもしれませんしね。

どうもひねくれた方向に自分を慰めつつある、TAKIママでした。