古城街道にも含まれ、旅行先として人気の高いハイデルベルグ。
子連れで行くのはどうなのか? というママ目線で紹介してみたいと思います。
【子連れハイデルベルグ観光のおススメ】
アクセスがいい!
フランクフルトから電車で1時間弱。
乗り換えが嫌な方や荷物が多い方は高速バスもあります。フランクフルト空港や中央駅など主要なターミナルから発着しています。高速バスの場合、フランクフルト空港からハイデルベルグ中央駅まで約2時間。
値段は電車、バスどちらもネット予約で20~25€(価格は変動制)で変わりはありませんが、電車は5歳以下であれば料金がかからないのに対し、バスは会社により子供料金がかかったり、大人と同じ料金がかかることがあるので確認が必要です。
日本からフランクフルト空港に到着して大都市であるフランクフルトで宿泊せず、そのままハイデルベルグに向かうのもアリです。
まず旧市街でドイツらしさを実感できますし、街がこじんまりしているので歩いて回るのに子供と一緒でも余裕をもって観光できます。
旧市街
中央駅からは少し離れています。
トラムやバスが頻繁に走っていますが、タクシー利用でも近距離なので人数や荷物の多さによっては考えてもいいと思います。
ハイデルベルグの見どころはほぼ旧市街にあります。
歩行者天国になっているHauptstrasseを中心に旧市街があり、裏道に入るとかわいらしい小さな通りが迷路のようになっていて散策の楽しいエリアです。
ハイデルベルグ城
旧市街の南東、山の斜面に建つ古城です。
Kornmarktの裏に城に上るケーブルカー駅があります。
廃墟のまま残されている部分もあり、庭園も合せてさまざまな様式の建築が見られます。
ケーブルカーはベビーカーや車椅子にも対応しているようです。助けが必要な場合は係員に声をかけてください、とのこと。
哲学者の道
旧市街の対岸、Karl-Theodor橋を渡って北側に行くと哲学者の道につながる蛇の道の入り口があります。
展望台もあり絶景が望めます。ハイデルベルグの『川と橋と旧市街とお城』のハガキなどに使われる写真はたいていここから撮った写真です。
蛇の道は石畳で階段もあり狭くて急坂なので、ここからベビーカーや車椅子で登るのは、あきらめた方がいいかもしれません。
Theodor-Heuss橋の方から登れば段差がないので行けないことはないですが、どちらにしてもかなりの急坂です。
急ですが長くはないので小学生くらいになれば登れると思います。
セグウェイによるツアーもあるようなので登るのが辛い人は参加を検討してみてはいかがでしょうか?
なを、夜はお城がライトアップされてきれいですが、哲学者の道は街灯がない場所が多く足元が悪いので危険です。夜景を見に行く場合は懐中電灯を用意しましょう。
ネッカーヴィーセと動物園
市内交通の中心、ビスマルク広場からTheodor-Heuss橋をノイエンハイム側に渡ると川沿いに西側のErnst-Walz橋まで続く市民の憩いの場です。
芝生が敷き詰められ、ビーチバレー場、スケートパークもあります。遊歩道沿いを散策したり、バーベキューをする人も見られます。
遊具広場や親水公園があり、特に夏場は親子連れでにぎわいます。
そのままErnst-Walz橋を越えて西側に動物園があります。徒歩だと少し距離があるので動物園のみを目的として行くならバス利用がおすすめですよ。
遊具の充実した大きな子供広場のある動物園で、子供連れなら1日遊べます。
山の上の遊園地 Märchenparadies Heidelberg
ハイデルベルグ城に上るケーブルカーで山頂まで行くとある小さな子供向けの遊園地。
アクセスは車、ケーブルカー、バスで。
入園料は大人5€ 2歳から12歳4€で、冬季は閉園します。
動物に触れあえたり、人形劇などのイベントも随時開催していて、小学校低学年ぐらいまでなら楽しめるのではないでしょうか。
その他
ネッカー河の遊覧船ツアーやレンタルボート、幼児プールが併設されたスイミングプール、レンタサイクル、ハイキングなど子供と一緒に楽しめるアクティビティがたくさん!
詳しくはハイデルベルグのツーリストインフォメーションのWEBサイトで。
交通の便もよく、ロマンティックなドイツの雰囲気が味わえて、子供が喜ぶ施設もたくさんあるハイデルベルグ。
ドイツ旅行はハイデルベルグから始めてみませんか?
ハイデルベルク観光についてはこちらへも寄稿しています。